塊素第一情報区画

 四月 四日(月):後編  [First contact with a foreigner.]

 iROとjROで行き来する場合には色々と注意点がある。インストールする時にインストール先とファイル名が全く一緒なため、違うフォルダに入れなきゃならないという程度ならいいのだが、レジストリ(ソフトウェアなどの情報が保存されている。ラグナロクの場合、ログイン時のID(保存設定をしている場合)、前回、どこのサーバーにいたか、F12ショートカット内容、エモショートカットなどが保存されている)までが一緒なため、いちいちエモショートカットを書きなおさなくてはならない。

 レジストリのバックアップを取って入れ替えればいいらしいが……。

ショートカットコマンドが違います

 jROに戻ってきて気がついた問題がそのレジストリ問題であった。iROとjROではエモショートカットのコマンドが違うため、いちいち書き直さなくてはならないらしい。

 ちなみに、僕は上から「!」、「ごめん」、「♪~」、「ありがとう」、「汗」、「泣く」、「くすくす」、「うんうん」、「ショック!」と設定しています。

 しばらくウィズで時計塔を攻めていたのだが、Ariezeが戻ってきたことをメッセンジャーで知ったので、iROに戻りました。

ショートカットコマンドが違います

 jROで設定すると、iROではご覧の通り、使えない。なんでレジストリが一緒なんだ(´ヘ`;)

 さて、Ariezeの方からjROでおなじみのGMさんがこちらに来ているらしいということを聞き、プロンテラに迎えに行きました。

 プロ中央の噴水前で看板を出して待つことに。ちなみに、噴水のところにギルドの旗が立てられています。

看板が機能している

 ここで知ったのですが、iROでは街にある看板がちゃんと機能しています。というか、設定されている。iROではjROのように桜が咲いていたりするわけではないのですが、細かいところはしっかりと作られているようです。

合流

 GMさんと無事に合流しました。shrineという名前らしいです。ここで色々しゃべっていたわけですが、何やら色々な人が寄ってくる……チャット入場制限数を三人にしていたので、入って来られる事はなかったですが……制限をかけていなかったら入ってきていた可能性は否めません。何分、フレンドリーな人たちですから。(´▽`*)アハハ

 話がまとまったところでポリン島に狩りに行くことになりました。

ポポリン狩り

 人が少ないためにポポリンを叩いて逃げてまわり、別の人がポポリンを叩く、という戦術で素早くレベルを上げました。何回かやられてはフェイヨンから歩いて戻ってきていました。(´▽`*)アハハ

 ゴスリンやエンジェリングもいますし、大変です。

デビルチがいる

 なぜかデビルチがいたり。これは……スタックしているのでしょうか。

 さて、またやられて僕がフェイヨンからポリン島に戻る時、Ariezeから「茂みから狙撃された」という内線が届きました。ゴーストリングからソウルストライクでもやられたのかなーと思っていました。

 事態は僕の予想を上回っていました。

狙撃された

 アンタ誰?(゚Д゚;)

デビルリング

 某サイトで調べたところ、こいつはデビルリングというjROには存在しないモンスターで、詳細は不明です。ポリン島に三体のボスモンスター。(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 さて、やがて人が集まってきました。ボスを狩りに来たようです。彼らを心の中で応援しつつ、ボスのいないところで細々とポポリンを狩っていました。

 そして、shrineさんが転職できるようになったためにプロンテラに戻りました。アコになるようです。

プロンテラのポタ広場

 プロンテラ北にある、通称ポタ広場にはモニュメントがあったり。

看板を読んでみる

 ミョルニール山脈で荷物を積んだカートをなくしたらしい。カートの荷物には人生が掛かっているようだ。まさか無くしてしまうとは。(´・ω・`)ショボーン

 さて、shrineさんが転職のため、モロクに行かねばならないらしく、しかしカプラ利用券をもらい忘れたようなので、僕の残り利用券を上げました。shrineさんいわく、「nanjakrya-」。jROで育った人には驚きのアイテムなのは間違いない。

我らソロ軍団!

 待っている間、大聖堂でソロ軍団の雄姿を見たり。ちゃんと一人一人に言いたいことがあり、声高に叫んでおられました。(´▽`*)アハハ

無事に転職

 shrineさんの転職が無事に終了。Ariezeの帰りを待ち、次にカエルを狩りに行きました。カードが欲しいらしい。

 カエルのいるマップに行くまでのフィールドでバッタ狩りをしていたのですが、なんか歩いてきたローグ君がトンネルドライブでついてきたり、歩き回っている剣士君が「Need a hand?」と聞いてきたりしました。うーむ、これぞ生の英語ですね。学校では「Need a hand?」は多分、「May I help you?」で教わると思います。

 こっちの返答としては、特に手伝いはいらないので「No thank.(結構です)」が良かったのだろうと思いますが、PT内で「どうしよう……」と相談している間に剣士君は何処かに歩いて行ってしまいました。いらないようだ、と判断されたようです。ちょっと助かった;;

急に動作が重くなる

 時刻は午前零時です。この辺りから、急にラグがひどくなってきました。ラグがないという話だったのになー、と少々がっくりしていたのですが、接続者数は三五〇人程度、よく見ればラグで止まったあと、他の人やモンスターなどはかなり移動してしまっています。ここで、日本のラグとは違うことに気がつきました。サーバーの処理遅延によるラグじゃない。

 じゃあ何かっていうと考えられるのは、通信障害。通信に遅延が生じているのだと考えられます。モンスターや他の人がぱっと移動してしまうのは、サーバーの方ではすでに処理が終わっており、終わったあとの信号を受けたからだと考えられます。

 そして、あまりのラグさに辛くなったAriezeが落ちてしまいました。

 僕の方もひどいラグでプレイが辛い状態に。

 で、うーんとshrineさんと休んでいると、何やらペコに乗った騎士が来まして、「any enpty bottles?」と聞いてきました。まあ、持っていたのでうんうんエモを出しました。

nice nice ^^

売ってくれないか?

 どうやら、空き瓶を売って欲しいようです。最初の「any enpty bottles?」は「Do you have any enpty bottles?」という意味らしい。動詞を略されると辛いっす;; まさしく受験英語の弊害ってやつー?( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

 で、「(^---------------------^)」とか顔文字だしてるし、shrineさんと相談の末、売ることに。僕が代表としてしゃべりました。

 「OK」「Who deal?」「me」「29 empty bottles?」「Yas」→取引 一瓶200zで5,8Kz獲得。

 取引が終わると騎士は去って行きました。僕は最後に、「Yes」を「Yas」と書いてしまって多少へこみました。まあ、とりあえず、大金を得られた事は得られたのでよかったです。

 これが、iROでの初めての外国人との会話となったわけでした。

 この後、あまりのラグさに動く事が出来なくなったり会話すらも遅れに遅れ、サバキャンも喰らい、モウダメポ、ということで本日は終了、メッセで会話しつつshrineさんとiROについて調べました。

 iROはインターナショナルというかアメリカンROで、サーバーはアメリカにあります。また、一六時間の時差があり、日本時間でいう午前一時は向こうでは午前九時。向こうの人は起き出して一気にネットトラフィックが増加し、海外からの接続に障害が出るのではないか、と推測しました。

 まあとにかく、日本時間の午後十一時から午前一時当たりは接続が辛いようです。他にも午後四時辺りも辛いらしい。仕事から帰ってくる時間?

 それ以外の時間は快適にプレイできます。でもまあ、やはりjROの方が肌には合うかなぁ。