さてさて、クライアントも三〇分間かけて落としましたし(709MB)、一五日間無料体験でアカウント登録もしましたし。準備は整いました。
ではでは! Let's go to iRO !
英語力は多分に不安だけれど、何とかなると願いたい。
膨大な量のパッチが嵐のように当てられたあと、ログイン画面を見て驚いた。日本のと違い、渋い。やはりこの当たりはグラビティーと契約している会社によって違うらしい。
鯖は三つしかない。実際には、テストサーバーであるサクライサーバーが存在するが、そちらに行くにはまた別のクライアントが必要になる。おそらく、テスト用として情報をかき集める機能が備わっているのだろう。僕のほうにはないが。多分。
しかしそれでもサーバー数は少ない。そんなにプレイヤーが殺到しているというわけではなさそうだ。今回は新しいサーバーであるIrisに突撃した。先にRishelが行っているらしい。
キャラセレクト画面では噂どおり5スロット存在した。その他、今は利用できないらしいスロットが三つ存在する。(Available=利用できる)
もしかして、今後の予定次第ではまた増やすとかいうんじゃないだろな(;・∀・)
名前のところには当たり前であるが、全角文字は利用できない。この先は半角英数字のみの世界である。
さてキャラであるが、今回僕はアーチャーを作る事にした。ちなみに事前にアーチャーの資料を探していなかったためステ振りは実に適当である。まあ、自爆好きだと思って諦めていただきたい(ぉ
キャラ作成が終わってゲーム開始!
ろーどがめんんん!!?
なんということか。iROではマップロード画面でイラストが楽しめるものらしい。それに比べたらjROのロード画面なんて。 (´σ `) ホジホジ
初心者修練場前のマップにはいると、なにやら女の人が立っていた。
なんということか。この人は移動の仕方を丁寧に教えてくれた。jROなら「公式ページを読んでこい」が常識ではあるが、説明を読んでこない人にも丁寧な作りになっている。
しかし、「行きたい場所にカーソルを合わせて(on spotを意訳)左クリックしなさい」とはっきりと言う辺り、ゲームに対する意識が日本とどばっと開きがある。iROではゲームはゲームでしかないのだ。jROならば「綺麗な写真を取る場合はキーボードのaltキーとF10を押してください。……え? キーボードって何だって? ええと、まあ、キーボードはキーボードですよ!」(ひな祭りイベントの時のひな壇の前にいたNPCの言葉)と雰囲気を損ねないような配慮がされているぐらいですから、
どれだけ日本人が夢見がちか
ということがひしひしと理解できてしまいます。
「Let's go to training ground!」と言われて話を聞き終わったあとにもう一度話し書けると、「あら、なぜあなたはまだここにいるの? ああ、トレーニングで失敗したのね」と勝手に解釈されてレベルアップさせてくれました。
Oh, It's great! なんか凄い親切さです。
ロード画面には何種類かの絵が存在し、それがランダムで表示される模様。ちなみに、スキンの中に入っていないです。イラストはアメリカ物を中心にカナダの物も何個か入っているようです。国旗が出ているので分かるのですが。なんというか、(・∀・)チゴイネ!
さて、初心者修練場に入ります。英語にはそんなに難しい言葉は利用されていなくて、高校卒業程度ならば文脈から意味を読み取る事は可能でしょう。
さて、ここでRishelのここでの姿、Ariezeと電波が繋がっておりますが、なんか会えません。見回しても初心者修練場の中には僕しかいないようですが……。電波が繋がっているから鯖違いという事はないし……。予想されるものとしては、「ゲーム内に初心者修練場が複数設置されており、別々のところにいる」というもの。なぜ分けられているのか知りませんが(^▽^;)
しかし、それぐらいしか説明する事が出来ない。
ここでもiROテイストで説明が行なわれます。なんと修練場の中には内容を教える人としてクルセイダーやらモンクやらがおり、彼らに話を聞くことで初心者としての修行を積んだと証明され、色々なアイテムや果てはベースレベル、ジョブレベルまでが上がります。初心者は初心者修練場の中で育成されるというのか。初心者修練場という場所の意味合いがjROとはかなり違います。(jROでは初心者とはプレイヤーのことを差し、操作方法やスキルなどの説明に終始したが、iROとは初心者とはノービスの事である、としているらしい。現実的)
で、この人は服をくれたわけですが、ノービス忍者スーツ……?(^▽^;)
こちらのモンクさんからはスキルの使い方を教わり、なんと応急処置スキルを覚えさせてくれました。驚きすぎです。親切です! 確かにノービスに応急処置スキルは大変ありがたいスキル……! ノービスの時に使わなくてどうする、てかむしろノービス時代にしか使わないスキル! それを初心者修練場で教える事は至極当然のことだと言えます。現実的。
こちらではアイテムの使い方を教わりました。ここで装備品一式が揃うという事態が発生。どこまで親切やねんと。
すでにノービスポーションとやらも五一個もらっています。回復アイテムを集める必要もなければそんなに死ぬ事もないでしょう。
ちなみにこの時、Ariezeより感想をもらっていました。僕は会話中で返信できなかったのですが、やはり向こうもおどろいているようです。
全角入力が出来ないため、ひたすらローマ字で会話をします。ちなみに僕はローマ字にそんなに親しんでいないため、解読に時間がかかる。 。* ゚ + 。・゚・。・ヽ(*´∀`)ノ
iROにずっといたらローマ字の達人になれるかも知れません。
そして、アイテム講座の先生から最後にノービスポーション三〇〇個が進呈されました。(゚冶゚)うわぁあああ
jROならば係員の説明と人形で終わらしていた部分に、生のカプラさんが登場します。初心者を育てるに当たり、ものすごい現実的。英語だとカプラはKafraと書かれるらしい。かふら?
そして。
jROでは幻のカプラ利用券が出たー!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!! これがカプラ利用券か! まるで田舎者が都会に出てきてでかいビルに驚いているような感覚です。カプラ利用券は空間転移用のものと倉庫利用用の物があります。どちらも五枚もらえました。なんということだ。転職の時、遠いところに行かねばならないときのストレスが解消されてしまうではないか! うおおおおおおおおおおおおおおお!!
右の部屋(jROではカプラと道案内、ノーマナーについての説明があったところ)はなんとおもちゃ風の部屋で、ここでアイテムウィンドウやスキルなど、中央の部屋で聞き漏らした説明などを再度聞く事が出来ます。
他のスキンは公式ページでダウンロードしてください、アドレスはこちらですって、jROには多分ないリアル思考です。おそるべし。
ROとは楽しむものでもあるが、同時にパソコンで遊ぶ物である、という意識が常識になっています。自己陶酔や夢見の入る余地のほとんどない世界なのです。
説明を聞き終わったら戦闘に入りますが、なんと店があって芋が買える。お金は初心者修練場に入る時に50zもらったので買う事は出来ます。まあ実際には、この先でやられてしまった場合用の物だと思うのですが……ノービスポーションが三五一個あるので必要ないでしょう。
驚いたのは、この戦闘部屋で黒ゴキ大がいたことである。ノービスで何を倒せというのか……スタート地点に人がおり、その人に話すと「敵を強くする? それとも弱くする?」と聞かれます。強弱設定が出来るとは、流石です。さすが初心者修練場、初心者のニーズにしっかり応えています。
弱くしてもらって進むと、ファブル以外にポリンやチョンチョンがいたり。ファブル以外はノンアクティブで、ある意味外と対して変わらない環境になっています。応急手当もあるので、ぼけっとしていない限りは死ぬ事はまずないですね。
最後に性格テストで職業適性を見ます。ちなみに、英語なので質問内容がよく分かりません。適当でいいや。(´▽`*)アハハ
ちなみにここでは左のおじさんから各職業の特徴を聞く事が出来ます。全部英語ですが、まあまあ特徴はつかめるでしょう。テーブル向こうのコップを磨いている人が一人で性格テストを全部やります。jROならば三つの部屋に別れていましたが、そんなものはありません。
壁側に座っているノビ君は……十二月一〇日からずっとここにいるのかな? 謎です。
性格テストの結果、「あんたは商人向きだよ」と言われたが適当に答えていただけなので無視。アーチャーになる旨を伝えました。アーチャーギルドに送ってくれるらしいです。向こうのギルドの人が迎えに来る……というような演出は一切ありません。
初心者修練場の中でレベルとジョブはどちらも6になっていました。あとは自力で上げねば。
それでは……Good Luck!
中編に続く。