1dayチケット二日目。三〇日チケットが千五百円ということは、一日五十円である。
1dayチケットは百五円だから、二日分遊べば元は一応取れるらしい。消費税分だけ割高だが。
鈍器祭り三〇分前にログインする。今日はアニバーサリーのイベントでちょっと気分転換を行なう予定。
しかし時間までは沈没船に篭る。
開始一〇分でヒドラカードを一枚獲得。
開始一五分でヒドラカード二枚目を獲得。
五分で二枚目が出ることは実に稀である。が、どうせならウィスパーカードにして欲しいところ。
ヒドラカードは結婚資金にでもしよう。
ウィスパーを狩りたいのだが、小部屋の入口付近を禿が警備していてウィスパーに近づくことが出来なかった。
時間が来たので、沈没船を出て、鈍器祭りの準備をして港町アルベルタに向かった。
ここで、気分転換を実行。
髪型を変えた。なんか街の隅にいた自称美容師に9.8Kzを支払い、ランダムで髪を変えてもらった。
僕的には、変な感じがするのだが……変えるのもなんだし、今日はこの髪で行くことに。
髪型を変えたせいで装備品が全て外れてしまった。そういうものらしい。
では、謹んで鈍器祭り会場に赴いた。
今日は人が多い。それなりにメジャーになってきたのだろうか。
まず、自己紹介をした。キャラの上の星に矢印を合わせると、それぞれの自己紹介の内容が見れます。
その後、会場を即決。ゲフェニア遺跡に行くことになった。先週から決まっていたらしい。
今回のPTコールサインは「[くろまにょん人]」である。
なぜこんな名前なのか、そのルーツは不明であった。
一路、入口となるゲフェンダンジョンへ。
宴の始まりである。
ゲフェンダンジョンのモンスターを蹴散らし、ゲフェニア遺跡へと足を進める。
しかし、ゲフェニア遺跡の目の前という所で、強敵が現れた。
ゲフェンダンジョンのボス、ドッペルゲンガーであった。
果敢にも鈍器祭り部隊が闘いを挑むが、奴は倒れない。
むしろ余裕の表情である。屈辱的だ。
しかし、
ドッペルは逃げた。惜しかった。
ドッペルの討伐もメンバーから提案されたが、祭りの主旨を優先してゲフェニア遺跡へ。
ゲフェニア遺跡は入口から先には進んだことがないため、僕にとっても初めてのダンジョンであると言える。
ここは、まさしく未知の遺跡であった。
出て来る敵も強い。中ボスクラスがわんさかといる。
しかし、鈍器たちを止めることは出来なかった。
サキュバスを切り倒し、
エルダーを殴り倒す。
それしても、ここはすごいところだ。
ついついメンバーから離れてSS撮りに走ってしまう。
この後、夕食のために一旦落ちたのだが……。復帰すると沈没船にいた。
どうやら、叩きだされたらしい。ゲフェニア遺跡は一度落ちると、外に出されるのだ。
おそらく、期日が来たら閉じてしまうダンジョンだからだろう。居残り防止である。
ともかく、クエストを通じて遺跡へ。
このドッペルのいる部屋、○×会場という名前であることをここで初めて知った。
ともかく、移動に必要な「黒い試験管」は事前にメンバーからいただいていたため、遺跡に直通で行くことが出来た。
ちなみに、遺跡に降ろしてもらうためにはドッペルの二つの問いかけに正解しないといけない。
僕は四回間違えた。
遺跡に入って早々、モンスター軍団に追いかけられる羽目に。
僕は斧しか持っていないため、とてもじゃないが捌ききれない。
鈍器祭り中は死にそうになっても斧は離さない。鈍器スピリッツは健在である。
そのときに流れた一次会終了のPT会話。
モンスターに囲まれている僕。
メンバーと合流出来ることなく、モンスターにぼこられた。
ここではデスペナがないのが救いか。外に出て、首都に戻ってメンバーと合流し、清算を行なった。
一次会終了前に、記念写真っぽいのを一枚。
これにて一次会終了。
休憩後、二次会を始めます。
後半に続く。