今日で沈没船に住み付いて丸二週間である。
そろそろ、ROを知らない人は置いてけぼりにして行こうかと思う。
今日は午前中に時間が取れたので、狩りを行なう。
朝は人が少ないので、思うようにモンスターを倒して行くことが出来る。
そして。
ククレカードが出た。ん~、カードが出たのは嬉しいが、やはりウィスパーカードの方が嬉しい。
しかし、役に立つかも知れない。保管しておこう。
それにしても、一応先客がいたようである。
通常は四列二行で揃っているヒドラたちがばらけていた。
おそらく、ナイトのボーリングバッシュか槍ペコナイトのブランディッシュスピアでもくらったんだろう。
しかし、途中で禿に邪魔されたんじゃないだろうか。
あとは第二層にてウィスパーを狩る。
PTも作ってみた。
ここで時間が来た。ROを中断して大学へ。
……僕の三時間を返せ。授業が休講ってどういうことだよ。
それはともかく、狩りを再会した。
狩りを続けて沈没船をさまよい、休んでいると一人のペコナイトが「奇跡の生還」と言いつつ、僕のいる部屋に入ってきた。
と、この騎士、僕に見覚えがあるらしい。
SSを確認したが、確かに鈍器祭り清算時のチャット参加者名簿に、彼の名前があった。
こんなところでまた会えるとは。参加者全員を把握出来ていなかったことが悔やまれる。
そして、回復が済んだ彼は再び禿とペノの激戦へと向かっていった。
と、入れ替わりに一人のクルセイダーがやってきた。
この前のドロップスちゃんと一緒だった頃に出会った人だった(十一月 七日[初めてのキューペット]参照)。
彼と喋っていると、ペコナイト君も戻ってきた。
活路を開くために、三人で道を切り開いた。
しかし、その後にペノと禿にやられる。
ここでようやく、二人にお互い紹介をすることに。
僕を仲介人としてペコナイト君とクルセイダー君を紹介し、もうすぐ行なわれる全鯖一斉ログアウトイベントやチケット不買運動などの話をした。
それから、ペコナイト君が僕のRO手記を読んでくれたことが分かった。ありがとうございます。
RO手記を始めた辺りで突然アクセス数が増えたことなどを話す。
完全回復した辺りで、再び突入した。一番奥まで来たところで、回復しつつPTを組むことを提案した。
PTを組み、敵に挑みかかる。それぞれの現在地とHPが判るので、協力しつつ戦うことが出来た……と思う。
アサシンは他人の支援がほとんどできないのか心苦しい。
ゴーストリングの影から禿が出てきてばっさりやられてしまった。
しかし、回復が済めばまた突入する。
目的はともかくフロアを制圧することである。
第二層は左舷はきついということで、頑張れば何とかなるかも知れない右舷制圧を目指した。
その次はあぶなそうと考えられていた左舷に向かい、こちらも制圧することに成功した。
どうやら、ゴーストリング等は先に来ていたウィザードに処分されていたらしい。
沈没船において、もっとも制圧が難しいのは第二層中央である。
強い敵がひしめいているのだ。ここを制圧するには並みの火力では持たない。
そして、僕らには並みの火力しかない。
それでも突撃するのが粋ってものである。
中央へ行こうとして部屋を出ようとした際、後ろから突然禿が襲ってきた。
そして中央に突撃した。
一生懸命戦ったのであるが、奥から次々と来るペノメケになす術もなく倒れた。
赤矢印の先にあるのはククレカードである。惜しいことをした。
カードはククレが拾っていってしまった。
ここで、彼が夕食に出かけることになり、ここで狩りを終えることになった。
そう言っていただければ、こちらとしてもとてもありがたいものである。
一緒に狩りをしてくれて、ありがとうございました。
そしてクルセイダー君とも別れ、僕もひとまず狩りを終えた。
後半に続く。