塊素第一情報区画

十一月一〇日  [がんばるしかないんです]

 沈没船に住み付いてから早くも一週間と五日が過ぎた。

 そろそろ、ウィスパーカードが出てもいいのではないだろうか。

 おとついに知り合いになった女アサさんと出会った。

ウィスパーを待ちつつヒドラ狩り

 彼女はヒドラを狩りつつウィスパーを待つ戦法らしい。

 僕は例の小部屋へ。そこには男プリさんがいて、マヌグスを使いつつ禿を倒そうとしていた。しかし、倒せない。と、僕が禿の攻撃の前に立ってしまい、当たらぬ無駄な攻撃を繰り返していたらプリさんが支援してくれた。

 その瞬間、インティミで禿に別の部屋へと拉致されてしまった。これ幸いと禿をそこに置き去りにして脱出。傍を通りかかった女アサシンと女プリーストさんに警告をして小部屋に戻った。電波まで飛ばして心配してくれたので、感謝せねばなるまい。

 彼は下層に行くといい、小部屋を去っていった。僕も適当にその部屋にいたら、荷物が重くなったので一旦外へ。

 もう一度小部屋に行く際に、ヒドラ狩りをしている女アサシンの彼女に声をかけた。

行こう

 小部屋に行くと、既に先客が来ていた。

 先ほど、禿のことで警告した二人だった。

禿がいないとなればみんな来るよねw

 少しの間、四人で狩りをする。

乱戦

 アサとプリの二人は「遊びに来ただけなのでw」と言って去っていった。

 HPとSPを座って回復させつつ敵が沸くのを待つ。

また沸き始めたかなー

 そんな折、またバグが。死んだはずのヒドラが消えない。攻撃も出来ない。

いないよ~

 敵がいないときは雑談をしていた。

 彼女のギルドのマスターはアサシンらしい。マスターさんが言うには、

そうかなぁ?

 まあ、確かにアサシンのスキルは他の職業のものに比べて見劣りする物が多い。

 しかし、それは使いようというものだろう。使いこなせれば、なかなか使えるものだと思う。

 そして、彼女と会話するために気を抜いてバトルモードを解除したのがまずかった。

ペノにやられる

 一匹目は凌いだのだが、二匹目でやられてしまった。バトルモードに慣れるのもすこし辛い。

二人とも地に沈んだ

 彼女はここで沈没船での狩りをやめるといい、沈没船を去っていった。

 友達登録もさせてもらえたので、ありがたいことである。

 さて、倉庫の方に戻ると、禿がいることを警告し、小部屋でもあった女アサさんと女プリさんに会った。

 どうやら、女プリさんの中の人がコンビニに行ったらしい。

 しばし談笑。

( ・ω・)つヾ∩ ヘェー

 何が常識なのかと言えば、「女アサシンの服装は、通(女アサシンハァハァな人)にはスク水だと認識されている」という事である。

 ……実は僕は女プリよりも女アサの方がいいのであるが、そういう見方が出来ることは知らなかった。

 まあ、なんというか、僕は色気よりもかっこよさの方を見ていたからなぁ。

 膝を立てる座り方と腰に手を当てて歩くその仕草、カタール装備時の俊敏そうな動きはかっこよさを感じさせるのである。

ちわw

 それはともかく、プリさんが戻ってきたので、沈没船に入る。

 どうやら、プリさんが「まだ行った事のないところに行きたい」といい、沈没船に来ることになったそうな。

 で、第二層入口広場にドレイク船長が来ていた。

漢の後ろ姿(正面取ろうとしたら、命投げ出す覚悟じゃないとw)

 ちょうどウィザードさんが戦っていたので、ちょっくら観戦しようとしたのであるが、ウィザードさんが押しきられこちらを向いた船長があっという間に三人ともなぎ倒してしまった。

ハイドで隠れてないのにグリムしてくるのは反則だよー( p_q) シクシク

駄目でしたw

 その後、ウィザードさんが勝利の報告をしてくれた。

戦利品はオリデオコン……だけ?

 この後、二人とも別れてしばらく一人で狩りを続け、今日も特に成果を得ずしてROを去った。