昨日から心機一転、元気に海賊船を走り回った。
昨日のことで友人が心配していたので、もう大丈夫であることを伝えに行こうと首都へと戻った。
AFK(Away From Keyboardの略。パソコンから離れていることを指す)中の模様。
一人は僕が来たことに反応してくれた。僕はとりあえず、露天を見に行くことに。
ここで、どうしようか悩んでいる品を見つけた。
sマント(sはスロットの略。カードスロットのあるマントのこと)である。
実は、僕はウィスパーカードを手に入れた暁にはマフラーではなく、マントを使いたいと考えていた。
言うなればそれはこだわりである。マフラーよりもマントなのである。
しかし、sマントは今の僕には到底手に終えない敵が落とすものであり、どうしようかと悩んでいたのである。
そんなときに見つけたsマント。
お金は足りる。足りるからこそ非常に悩む。ここで買うべきか? 買わざるべきか?
値段は相場よりも安いようである。これを逃せばウィスパーカードを手に入れたとしても倉庫に当分の間眠ってもらうしかなくなるやも知れぬ。
そしてとうとう、僕は決断をした。
GMさんに報告すると、「なんでマント?」と聞かれた。そう、普通はマフラーなのである。
ウィスパーカードは“回避率”を上げる。防御力は関係がない。マントはマフラーよりも防御力はあるが、意味がないのである。
そこをマントにした僕の意図は、
こだわり。あらゆる個人的理不尽さを一掃できる魔法の言葉である。
こだわりの前には一週間かかってやっと溜めたようなお金も消し飛ぶのである。
その後、いつの間にやらいなくなっていたRieseたんが戻ってきた。
いやはや、申し訳なかった。
今後も何回かこういうことがあると思われるので、そのときもよろしく。
あとは雑談をしていた。
そんなに休んでどうするんだ? と聞いてみた。
実に彼女らしい回答で安心した。
と、
GMさんのペットであるらしいポイズンスポアがいろいろと喋っていたので、
乗っ取ってみた。
ちょっと楽しかった。
その後、大学のゼミの話をしていたのだが、
大学中退者って言うのは多いのだろうか。そういえば、僕の知り合いにも大学を中退しそうな人がいたっけ。
その後、Azofさんが沈没船へと赴き、僕も沈没船へと向かった。
この後、鈍器祭りがあるが、まあそれまでの間である。
沈没船でAzofさんと会い、例の禿のいる部屋に行った。しかし、禿がいなかった。先に部屋に入っていたAzofさんに聞いてみると、
余裕だ。どうやら、瞬殺したようである。
しばらくウィスパーとヒドラを狩ったあと、Azofさんは船内のいずこかへと去っていった。
そろそろ、鈍器祭りの時間が迫っていた。
ところで、この時、この部屋にはもう一人、女アサシンさんがいた。
彼女は昨日、僕が機械的に狩りをしていて、禿に追われてこの部屋の外で待機していたとき、エモでコミュニケーションを取った人である。
今回はしっかりと会話もした。
そして、僕は鈍器祭りのために沈没船をあとにした。
後半に続く。