ウィスパーカードを狩るために、あこたんに勧められたゲフェンダンジョンへとやってきた。
ナイトメアには属性武器しか効かないのが難点である。武器を毒属性にするスキルがあるために何とか倒せているが、どの道ダメージが低い。
属性武器が必要である。
しばらく狩りを続けていると、あこたんのギルドマスターさんが来た。
どうやら、僕を観察しに来ただけらしい。
特にPTを組んだりはしないが、しかし手助けはしてくれるようである。
並んで敵を叩いていると、レベルの差を感じる。
僕は現在は一回の攻撃で一八〇ダメージぐらいであるが、GM(ギルドマスターの略)さんは一撃三三〇ダメージあたりである。
おそるべし、殴りプリ。
で、狩りを続けていると《オーガトゥース》(通称:魔剣三男)というモンスターに瞬殺された。
GMさんがハエで即逃げしたあたり、僕に敵うはずがない。
GMさんとはぐれて一人で狩りをしていたのだが、行く先々で魔剣に会う。
この後、クルセイダーさんともう一人犠牲になっていた女プリさんは地上へと帰還し、残っていた僕は女ハンターさんに助けられる。
で、あこたんから電波受信。こっちに来るようである。さて、事前情報であこたんはぷりたんになったことが判っている。
どんな姿を……あ。
……銀髪になってますなぁ、ぷりたん。彼女は銀髪が好きなんです。
しばらくGMさんも交えて三人で狩りをする。
しかし魔剣に惨殺される。僕は非常に逃げ足が遅いのである。
ぷりたんを差し出してさっさと逃げよう、次からは。
ここで時間もいい頃になったので首都に帰る。
その後、新しい武器を買うために露天を見て廻った。
ぷりたんもいい物が買えた様である。
女性が着飾るのは、至極真っ当なことであろう。彼女は女性として、いろいろと輝いていくだろう。
僕の方も属性武器を買えたことだし、僕はもう落ちることにする。
明日はもう少し属性武器をそろえてみよう。