塊素第一情報区画

十月一六日 『鈍器祭り』

 夕食を食べたあと、急いで会場へと足を運んだ。

会場

 思ったよりも人は少ないが、それでも祭りと言えるだけの人数はいるだろう。

 それで、僕は鈍器も斧も持っていないので、見学だけにすることにする。

見学中w

 しかし、それでは皆さんの方が納得しなかった。

参加しなきゃ

やるんですね

やる気十分!

僕も参加w

 そういうわけで、ぼくもちゃっかり参加することになった。

 どうやら、今回はアサシンの参加は僕だけらしい。

 そして、出発前に僕の「SS撮らなきゃ」という発言を発端にして記念撮影をすることに。

いい写真が撮れましたw

 祭り会場はピラミッドダンジョン最上階に決まり、怒濤のごとく進撃したのである。

僕らは止まらない

 余談であるが、この時、首都の方でテロ(モンスターを呼び出すアイテムを使い、周りのプレイヤーを襲うこと。大抵は二分以内に有志プレイヤーによる討伐隊が組まれ、一〇分ほどで鎮圧される)があったらしい。知人から首都に来るよう催促されたのであるが、祭りを理由に断った。

テロどころではない

 むしろ、この祭りはモンスターにとってのテロであると言えるw

一枚記念に

 二刀流斧アサシンの勇姿も撮り忘れないw

 さらに、首都の友人が連絡をしてきた。なにやら、彼の友人を助けて欲しいらしい。

アサシン希望の人がいるらしい

 片手間になるが、その辺りは断って彼の友人に連絡を取った。

助けには行けないが

 遠くにいる人と会話をしている傍ら、狩りは続いた。

結構大変です

 一時間が過ぎ、首都に帰還することになった。

一次会終了

 通信中の彼にも首都に戻る事を伝え、首都で会うことにした。

清算中

 首都の一画を陣取り、戦利品等の分配をする。

 一時、「貴重な装備品を取り忘れた!?」という衝撃が一団を襲ったのであるが、実は僕が持っていたというオチが付いてしまった。一同、安堵の表情を浮かべる。

 さて、連絡を取りつつアサシン希望君と会い、回復アイテムと武器、防具などを支援した。

支援

 装備品を残しておいて良かったと思う。

 その後、鈍器祭り二次会が始まる。

 会場は洞窟の街コモドの西側に決まり、メデューサというモンスターを狩ることに。

突入!

どかばすがきぼこ

 出会ったモンスター達は不幸であった。

 余談ではあるが、上の画像に出ている黄色の12の文字は僕が敵に与えたダメージであるらしい。他の人のダメージは三桁いっている。

返り討ちに会うw

 そして、返り討ちにもあった。ここでは僕は弱い部類であろう。

 だって、ダメージ一桁だしw

二次会も終了

 二次会も無事に終了し、再び戦利品の再分配を行なった。

 分配の効率化のために、一列に並ぶ。

一列

戦利品をもらった人は列の外へ。

どんどん僕の隣に並ぶw

 こうして、鈍器祭りは終了したのである。

お疲れ様でした

では、また会いましょう!

 この祭りは毎週土曜日に行なわれているらしい。僕も斧を鍛えておこうかなw