夕食を食べたあと、急いで会場へと足を運んだ。
思ったよりも人は少ないが、それでも祭りと言えるだけの人数はいるだろう。
それで、僕は鈍器も斧も持っていないので、見学だけにすることにする。
しかし、それでは皆さんの方が納得しなかった。
そういうわけで、ぼくもちゃっかり参加することになった。
どうやら、今回はアサシンの参加は僕だけらしい。
そして、出発前に僕の「SS撮らなきゃ」という発言を発端にして記念撮影をすることに。
祭り会場はピラミッドダンジョン最上階に決まり、怒濤のごとく進撃したのである。
余談であるが、この時、首都の方でテロ(モンスターを呼び出すアイテムを使い、周りのプレイヤーを襲うこと。大抵は二分以内に有志プレイヤーによる討伐隊が組まれ、一〇分ほどで鎮圧される)があったらしい。知人から首都に来るよう催促されたのであるが、祭りを理由に断った。
むしろ、この祭りはモンスターにとってのテロであると言えるw
二刀流斧アサシンの勇姿も撮り忘れないw
さらに、首都の友人が連絡をしてきた。なにやら、彼の友人を助けて欲しいらしい。
片手間になるが、その辺りは断って彼の友人に連絡を取った。
遠くにいる人と会話をしている傍ら、狩りは続いた。
一時間が過ぎ、首都に帰還することになった。
通信中の彼にも首都に戻る事を伝え、首都で会うことにした。
首都の一画を陣取り、戦利品等の分配をする。
一時、「貴重な装備品を取り忘れた!?」という衝撃が一団を襲ったのであるが、実は僕が持っていたというオチが付いてしまった。一同、安堵の表情を浮かべる。
さて、連絡を取りつつアサシン希望君と会い、回復アイテムと武器、防具などを支援した。
装備品を残しておいて良かったと思う。
その後、鈍器祭り二次会が始まる。
会場は洞窟の街コモドの西側に決まり、メデューサというモンスターを狩ることに。
出会ったモンスター達は不幸であった。
余談ではあるが、上の画像に出ている黄色の12の文字は僕が敵に与えたダメージであるらしい。他の人のダメージは三桁いっている。
そして、返り討ちにもあった。ここでは僕は弱い部類であろう。
だって、ダメージ一桁だしw
二次会も無事に終了し、再び戦利品の再分配を行なった。
分配の効率化のために、一列に並ぶ。
こうして、鈍器祭りは終了したのである。
この祭りは毎週土曜日に行なわれているらしい。僕も斧を鍛えておこうかなw