アマツで狩りを続ける。
河童は強敵である。一匹だけなら問題はないが、三匹集まるとこちらは逃げるしかなくなる。
きれいなお嬢さんもここにはやってくるが、
仲良くはできないようである。
そんなとき、知り合いの男アコ(アコライト。修行僧。プリースト、モンクの前職)から電波が届いた(遠くにいる人とも会話が出来る耳打ち通信のこと。電波というのは僕が勝手に付けた名称であるw)。どうやら、レベル上げの協力が欲しいらしい。僕のレベル上げはひとまず休み、そちらに協力することにする。
と、彼は目的のダンジョン、おもちゃ工場の二歩手前の街で「暇な人を拾う」と言い出した。どうやら、暇な人を探し出して協力してもらおうと言うことらしい。つまり、僕には出来ない『知らない人への話しかけ』をしまくっているのである。
そうして、一人のプリさんが協力してくれることになった。しかし、
殴りプリキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
殴りプリとは、本来ならば後衛で支援魔法に重きを置くプリーストの性質に逆らって作られた前衛型プリーストのことである。性質上、防御力がどうしても弱いので、ネタキャラと認識されている。
話を聞くところによると、この人はかなり長いことROをやっている人であるらしい。だから、ネタキャラを作っても構わないのだろう。
しかし、その発言は失礼だと思うw
アコライトである彼が時間が来たために落ちた(ゲームを終了すること)ので、プリさんも落ちた。僕もすぐに落ちて夕食を食べる。実は、アコの彼が夕食が差し迫った僕を引きとめたため、家族には一〇分遅れると申し出ていたのである。
ROに復帰したあとは、アマツに戻って狩りを続けることにする。
狩りを続けていると、ヒドラの大群の前で立ち往生していた女アサと女モンクと仲良くなった。
モンクさんは大らかな人であるらしいw
その後、三人で狩りを楽しんだ。
ちなみに、僕は始終「塊さん」と呼ばれた。