塊素第一情報区画

八月五日、木曜日の話  Block Element、異世界に旅立つ

 それは昨日の晩のことでした。「お金がないよ~」とつぶやく清貧君が一人。彼の目下の悩みは、オンラインゲームをやりたいのですが、やろうとすればなけなしの貯金が三千円になってしまうことでした。全財産はすでに五千円を切っています。それを見ていた清貧君のお母さんがポツリ。「そう言えば、去年の夏からお小遣い上げてなかったわよね……じゃあ、上げるわ、お小遣い」

なんだって――――――――!!!

これほどここに適した絵はあるまい(笑)

 こうして清貧君は五千円を手に入れたのだった!

■ ラグナロクの世界 ■

 目の前には「初心者熱烈歓迎!!」の看板。看板を無視してそのあたりを歩き回ってみます。とりあえず、ウェブページの説明書で学んだことを一通りチェック。ふむ。このあたりは初心者の人が初めてくるところのようですね。つまりここには初心者しか来ないのですが……僕が歩き回っている間にも何人か初心者が来たようです。みんな、まっすぐに歩いていってしまいましたけれど。あちこち見て廻ってる僕は明らかに変です。ま、だからどうしたって感じですが(笑)

 細かいことは飛ばして、初心者の館の最後に簡単な正確テストを受け、「あなたは何々の職業が向いています」と判定が出されます。僕は「とても観察好きで洞察力が深く、理論派な独立者です。そんなあなたはマジシャン(魔法使い)がいいでしょう」と言われました。〇.五秒で却下。僕、アサシン(暗殺者)になりたいので。なんか、判定どおりの職に就くことを望むと支援があるらしいのですが、僕はそのあたりはパスしました。で、望む職に転職できる場所の近くの町に移動させられました。

 さて……これからどうすりゃいいんだ? いきなりほっぽりだされてしまいました。とりあえずシーフギルドのある場所を案内人に聞き、けれども転職するにはある程度のレベルが必要なので町の外に出てみました。……砂漠です。シーフらしいっちゃシーフらしいけれど……。

 とりあえず、ラグナロクでは“ポリン”というモンスターから始めるのが定石らしい。いわゆるファイナルファンタジーで言う所のゴブリンですね。いや、姿かたちから言ってドラゴンクエストのスライムピンク版ですが(笑)

 で、どうやら僕のいた町の傍には“ポリン”ではなく“ドロップス”という黄色いポリンがいるようです。叩きます。えいっえいっあうったあっとおっぐふっふぉあたー! 倒しました! なんかアイテムを落としてます。戦利品♪

 で、六時間後。時刻、午前二時半。レベルも溜まったので一日目にしてシーフ転職課題の真っ最中です。ある場所からきのこを取ってくるのですが、このきのこ、なかなか取れません。取るためにはきのこを攻撃してきのこを倒し(?)、戦利品としてきのこを手に入れないといけません(きのこを倒しても手に入らないときがよくある)。きのこのヒットポイントは二〇ぐらいでしょうか、けれども一度の攻撃で一しかダメージが与えられない(クリティカルも同様)ため、一つ倒すのにものすごく苦労します(きのこは攻撃してきませんが)。きのこ取るのに何でこんな苦労を? え~い、もっと腰を入れんか!(怒)

 で、ある程度やったところで体と脳が警報を鳴らし始めたのでゲームをやめました。誰にも話しかけず話しかけられず、第一日目は終了したのでした(笑)


八月六日、金曜日の話  ラグナロクで遊ぶ

 なんか、体が熱いような……疲れてるんだな……。

■ 異常を起こしつつもラグナロク ■

 昨日の夜に遊んだせいか、体がだるいです。気が付いたら携帯を握り締めて寝ていました。そうそう、午前七時ごろにメールが届いたんですよ。それで携帯を手にとって止めて、また寝てしまったようです(笑) 断月君からで、どうやらあちらもラグナロク・オンラインをやっていた模様。僕はゲームに参加したことをまだ伝えていませんけれど。ここで伝えておこう。

 で、ラグナロクですが、どうやらグラフィックボードの問題でエラーを起こすんですよね。パソコンを起動して、一度目はちゃんと起動するんですが、何かの用事でログアウトし、再び始めようとするとエラーが起きて起動がストップし、画面が一六色モード、解像度がかなり低くなってしまいます。しかもこの状態ではまともにパソコンが使えないので、再起動することになります。

 僕はノートパソコンで遊んでいますが、このノートパソコンのグラフィックカード、実は対応しているが推奨ではない機種なんです。容量も足りないし(VRAM64MBが推奨だけれど僕のはVRAM32MBしかない。VRAMとはグラフィック処理のために使うメモリのこと)。まあ、遊べないと言うことはないのでまあいいか、と思っていますけれど。

 さてと。とりあえず転職課題を終わらせてシーフに転職しました。やったね! でも、転職したからすぐに強くなるわけではないみたい……。相変わらず、瞬殺される敵には瞬殺されるしね(笑) 敵、同じフィールドにいる敵でも強さにものすごい差があるんですよ。一番弱い敵が僕に対して一〇のダメージを与えたとき、強い敵は六〇与えてきます。いま、僕のヒットポイントは一四七しかないんですけれど。回復のタイミングを逃すと死にます。すでに五回くらい死にましたから(笑:死んだ場合は経験値だけが減らされてセーブ地点から再スタート)。回復アイテムが手放せません。

 とりあえず、適当に敵を倒して違う町まで歩くことにします……。

■ まあ、誰ともしゃべってないわけだが ■

「我らソロ軍団! 転職するときも一人でレベル上げしてました!

 というのはラグナロクオンラインの主要都市、プロンテラの大聖堂結婚式場のソロ軍団(ソロ:ソロリストのこと。一匹狼)の叫びです(笑) ラグナロクって結婚できるんですね。凝ってると言うか、流石はコミュニケーションゲームですな。そういう楽しみ方もあると言うことです。まあ、中にはパーティーを組まず一人でがんばっている人もたくさんいるわけです。僕もそうですから(笑)

 このプロンテラ、主要都市だけあって、と言っていいものか知りませんが、人多過ぎ。入り口近くの道をアイテムを売っているプレイヤーの商人が埋め尽くしていて何事かと思ってしまいました。この人たち、客が来るまで何してるんだろう……。そういえば、僕が昨日遊んでいる中でずっと動かない人たちがいましたが、あれどうしてるんでしょうね。ゲームを起動させたままどこかに行っているんでしょうか? パソコンの前で気絶、悪くて死んでたりしないんでしょうかね……実際、中国などではオンラインゲームをやりすぎて死んだ人がいますからね……。

 このゲーム、会話がないとただの目的のないロープレです。目的のないロープレはその昔は糞ゲーと呼ばれておりました。友達がいないとあまりおもしろくないっす。敵も強いし道具屋や武器屋の品物はどれも高すぎ! ラグナロクは敵を倒し、その戦利品を売ってお金を入手する、そのあたりはきわめてリアルなゲームです。そして、僕に倒せるような敵はどれもくそ安いものしか落としません。たまに高価なものを落とすこともありますが……。

 ……まあ、一ヶ月間、遊ばせていただきます(笑)


八月七日、土曜日の話  本日もオンライン

 今日もゲーム三昧で行こうと思ったわけですが、何気に昨日は午前四時までやっていたので眠いっす(笑)

■ オンラインゲームに対する考察 ■

 昨日は同じくラグナロク・オンラインに参加している友達とゲームの中で会い、さらにはその友達まで紹介されて、ようやく他のプレイヤーと交流が取れました。交流を取った結果ですが、やはりこれがこのゲームの醍醐味でしょう。しかし、醍醐味の影を見落とすと大変なことになると感じましたね。

 まず、他のプレイヤーとコミュニケーションが取れ、会話が出来て楽しいです。相手の本来の姿も見えず、差し障りなく会話できます。それだけに会話を途中で終わらせるのが難しい。下手すると会話が止められないんです。相手の顔が見えないだけに。チャットという性質上、相手がどう言う発言をしようとしているのかが解らず、先に発言した者勝ちです。つまり、相手の発言を制御できる! 僕の場合、タイピングが遅いために発言が遅れ、相手の意向に沿った会話になってしまいます。むむ。ブラインドタッチの必要性を感じますね。

 さらに、数人で遊んでいるときはまず間違いなく、誰かが「やめよう」と言わない限り続いてしまいます。特にパソコン、ネット初心者にはきついものがあるでしょうね。ただ「もうやめるわ」と言えばいいんだけなんですが、「まだやるぞー!」と言っている人を前にするとね~。やはり顔が見えないだけ、相手に飽く印象を与えたくないという心理が働くようです。

 そして、敵。チャットしてるだけならまだいいような気がするんですが、この世界には敵がいます。戦わないとならないわけで、戦っている最中は会話する余裕はほぼありません。敵を倒すとさっさと次へ行ってしまうのが癖物ですね。ある程度、初めに何時までやるのか、というのを全体に伝えておかないとまずいことになります。頭も疲れますし目も疲れます。

 そして、別れた後。他のプレイヤーに支障が出ないように、もしくはただ単に強くなったことを見せびらかしたいがために、キャラを強化したりその他機能の練習をしたりして(笑) 一人でやってるほうが楽しくはないですが気は楽ですね、相手に引きずられない分。しかも、いろいろと気にかけてくれるのでちょっと大変なんです(笑)

追記>

 ちょっと嬉しいのが、全く知らない人なのに回復してくれたり速度倍化魔法をかけてくれたりする人がいる事ですね。そしてそのまま無言で去って行く……。僕はそう言った能力をまだ持ってないので、お返しが何も出来ないのが残念ですが……。


八月八日、日曜日の話  ソロで頑張ってます

■ 闘い休んで戦い、売りに行っては闘い…… ■

 とりあえずソロで頑張っているので、資金調達に汗流す時間を送っています。敵を倒してアイテムを拾いまくり、いっぱいになったら町に行ってアイテムを売って資金にする。レベル上げにもなっております。なんとか、手伝ってもらわないと倒せなかった敵も倒せるようになったぜ♪ とりあえず、殴ったこともない敵を殴って様子を見ています。やばい敵に当たると即死か回復アイテムをごっそり失ってしまいますが……。とりあえず、その繰り返し。

 で、HPを回復させるにはアイテムを使うほか、座って時間をかけて回復させる方法があります(こっちがやや主流。アイテムもったいないし)。初めの頃はそうでもなかったんですが、HPが増えてくると完全回復するのも当然遅くなり、回復するまで結構暇だったりします。だから回復するまでは部屋を掃除したり絵を描いたりしてました(笑) 友達がいればしゃべって過ごすこともできるんでしょうが、ソロだとね~。ま、時間は有意義に使おうってことですかね(笑)


八月九日、月曜日の話   ((((( ヾ( ゚д゚)ノ゛ )))))バリヤー!

■ 生(なま)で初めて見たよ…… ■

 ラグナロク・オンラインで友人に助けてもらいつつレベル上げをしていたときのことです。ちょっとアイテムについての説明を聴いていたら、そこに他の人が近づいてきて一言、「あの、壁になっていただけませんか?」。

 壁頼みキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

 用語説明をします。ラグナロクに置ける“壁”とは、敵の注意を引き付ける役目の人のことを言います。ラグナロクに置いて普通の敵は最初に殴った人に盲目的に攻撃を仕掛けるようになり、その間他のプレイヤーが殴っても知らん振りなのです。それを利用し、壁になる人が一発殴り、あとは他のプレイヤーが殴って経験値を稼ぐ。ラグナロクの世界では一番ダメージを与えた人が沢山経験値をもらえるようになっております。用語説明終わり。

 その人は僕よりもレベルの低い人で、流石に大変そうだったので二、三言で了承(と言っても、了承したのは友人の方。僕には決定権はない。だって、友人に壁になってもらってるんだし:笑)。それにしても、ゲームの中で見知らずの人に話し掛ける人っていうのを初めて見ました。まあ、温かく楽しく交流がオンラインゲームの基本マナーというかコンセプトですけれど(笑)

 そこからは三人でレベル上げをし、零時を区切りに終了。友人は去って行きました。

 で。残った僕とその人なんですけれど。思うに、プレイヤーは中学二年生から高校二年生。学力は中程度でネット世界にはちょっと長い。表向きの会話態度はそんなに良くないが礼儀を知らないわけではない。友達はまあまあ多く、メールが来たら必ず返信するタイプ。すいません、個人的な推測です。

 なにやら思わせぶりに「町に帰れない」だの「死んで町に戻ろうかな」などと言っております。それ、間違いなく、僕に送れって言ってますよね?

 そう言うわけで、送ることにしました。首都プロンテラはちょっと遠いけれど、いけない距離ではない。そっちに行きたいならまあ送りましょう。すぐ傍に町、あるけれど。

 そのことを教えて上げたらそっちに行くと言い出しました。では案内。ついでに、回復アイテムについても聞いたら不安そうだったので僕の手持ち回復アイテムをおすそ分け。先輩風ビュービュー!(笑)

 町にまで送り、そこで別れました。む~、初めての本気で知らない人との交流だったなぁ~。


八月一三日、金曜日の話  基本的にROばかり

森の中~♪

 森の中でたたずむBlock Element(笑)

■ 本日もRO(ラグナロク・オンライン)ばかりやってた ■

 こればっかやっていると、本気で廃人になりかねないな……と思う今日この頃。ちょっと今の自分のレベルでは手に負えないはずの強い敵を狩りに行っています。手に負えない分は回復アイテム大量消費でカバー。ちょっと回復アイテムの費用と敵を倒して得る経験値やアイテムを比べてみて、割に合わないかなと思い始めてます(笑)

 とりあえず、今日も一人で頑張ってます。一人だけだと四匹ぐらいの敵に集中攻撃されて回復アイテム使うまもなく(´Д⊂ モウダメポ と倒れてしまうことも多々ありますが。最近は死亡して町に逆戻りしてしまうのがやたら多いです。もうちょっとレベルの低い敵を探しに行くのが賢明かなぁ。

 ラグナロク・オンラインは割りと敵の強さが極端になっていて、だいたい自分のレベルと見合わせて適当な敵のいる地区に行くことになります。が、現在の僕の場合、『クソ弱い敵しかいない安全地域』、『回復アイテム大量消費で何とかなる強敵地域』、『入って敵に見つかろうものならあっという間に死亡確定即死地域』のように分類されてしまい、『回復アイテム使わなくても何とか倒せるちょうど良い地域』が見つかりません。心当たりは何地域かありますが……う~む。アイテム取られまくったり、大勢で襲われるとやはりアイテムを大量消費せざるを得なかったりしますしなぁ。

 やはりそう言うところは仲間と共に、がセオリーなんでしょうね。僕はソロで活動中なため、友達と言ったら断月君しかいませんが、断月君はここのところ人の手助けばかりやっていたため、一人で旅に出かけてしまいました。

 最近はHPが自動回復するのを待っている間に日記とか書くのが多くなりました。だってヒマですし(笑) ROにはまるとはこう言うことか~と実感してます(笑)


八月一四日、土曜日の話  ソロでやると判り易いオンラインゲームの危険性

 なるほどねぇ~、とゲームを遊びながら、なぜオンラインゲームに対して悪評が多々あるのか解ってきました。

■ 娯楽のようで娯楽ではない ■

 下僕にも突っ込まれましたが、どうあがいても僕はストレスが溜まっているようです。ひがな遊んでばかりにいるにこのストレスは一体? ……思うに、やはり現実世界ではまったく体を動かしていないのが原因かと。ゲームの中でどれだけ遊んでも、それは所詮、自分が動いているわけではありません。さらには一種の緊張が続きます。“ゲームをしているんだからゲームをしなくてはいけない”という緊張。これは僕が気真面目にやっているから起こる緊張でしょうけれどね。そこらへんでAFK(Away From Keyboard:キーボードから離れている=ほったらかし状態)やっているような人たちのように、ある程度割り切りが必要なんでしょう。“ゲームをしているんだからってゲームをしなくてはいけないと言うわけではない”という割り切り。けれど、僕は一つのことをやっていたらそれに専念したいタイプの人間です(ただし、勉強は例外)。TVゲームをやりながら漫画を読んでいるような人に対していらつくようなタイプで、長時間パソコンの前から離れるんだったらパソコンの電源を落とします。ROの商人みたいに五、六時間ずっと同じ場所で売り物をしていることはないような……。ま、割り切りの問題だと思いますけれど。

 で、実際にはパソコンの前に座って全く動いていないわけですが、これは自分がROにて一人で遊んでいるから気が付いたんだと思います。もしも他人と一緒にやっていたら、ともかくコミュニケーションを取るのに必死になってストレスが溜まっている事にも気が付きません。キーボードによるコミュニケーションって、かなり早く打てる人じゃないとストレス溜まるんですよ。自分の言いたいことが伝わらないことが多いので。くぅ~~。

 オンラインゲームで遊んでばかりいるのが悪い、ということになるんだと思います。オンラインゲームが悪いのではない。それを取り扱う人間の方の問題です。何が起こるか解らないからやってみたいと思って遊んでみましたが、まとめてみると、『オンラインゲームの負荷を考えずに遊んでいるとストレスが溜まるよ』ということ。遊ぶなってことでは決してありません。ほどほどにして、適度に別な事やりましょうっていう感じです(笑)


八月一七日、火曜日の話  解毒!

■ ROで充実感を感じる ■

 ラグナロク・オンラインで外見人気のあるキャラといえば、女アコライト(修道者。アコたんと呼ばれてる)、女プリースト(神官)です。何が人気なのかといえば、アコたんはその攻撃の格好が丸くて可愛らしいのです。まあ、持っているものは棘付き棍棒だがな(あれを見たときには笑った)。プリーストの方は……う~ん、可愛いというよりは魅惑的、ていう感じなんでしょうな。聖職者の癖して両側に腰までスリットの入ったロングスカート。見える太ももにはガーターベルトにハイソックスと来たもんだ。聖職者にあるまじき格好だな、と思うのは僕だけでしょうか。スリットいらんだろ。まあ、受けはよろしいようですがな。

 で、この二つの職業に関して外見はともかくうらやましいと思うことがあるわけです。それは、他人を回復することができる、ということ。他にも支援できるし(これは聖職者系統であるモンクにもできる。なぜ修道者のアコライトから格闘家のモンクになれるのか。答えは自然の恵みをありがたむ農業にあるらしい)。

 ROに関して、僕はこの辺りうらやましいと思います。てか、よく知らない人に回復してもらったり支援してもらったりしているんですが、僕ってシーフなもんで支援ってなかなか出来ません。アイテムも基本的には他人には使えませんし。戦闘中の誰かを支援、というのはなかなか出来ない。こっちは支援してもらっているのに。支援してもらっているだけなのに多少罪悪感を感じます。

 で、今日もばすばすとフィールドを掃除して(敵を次々と倒すこと。掃除と言えるぐらいに沢山敵を倒せるようになった)荷物がいっぱいになり、回復アイテムに乏しくなったので町に戻ることにしたんです。

 すると前方に毒キノコモンスターと戦っているアコライト(女)を発見。どうやら毒に犯されているようです。即座に僕の持ち支援スキル、“解毒”をかけて上げました。ああ、誰かを支援してしまった……グッジョブ! 相手からも感謝されましたし、かなり嬉しかったです。殺伐とした世界で、ふと覚えるこの感覚……いいっすね!

 次に新しく人を作るとしたら、聖職者にしようかな~。魔法使いも捨てがたいが……。

 そういや、今ゲームイベントとしてどこかの街で花火を打ち上げているらしい。見に行きたいのですが、どこにあるんだ、その街……。即死地区の先にあったりすると行けない……。ちょっと探すか……。花火は見たいし!(笑)


八月一八日、水曜日の話  アマツに出張

■ ROの花火 ■

 ラグナロク・オンラインではゲームの中で花火大会をやっていると言うのは前にも書きました。実際(現実)でもやるようですけれど(公式情報はこちら。かなり重いッス。ナローの人は注意)、場所が千葉県ではとてもじゃありませんか行けません。たぶん、近場の人が写真でも取ってネットにアップしてくれるでしょうから、それを楽しみにしましょう。

 で、花火イベントではある特定の箇所で花火を打ち上げていると言うもの。友人に連絡を取りながら港に行って高い金を払ってそのイベントの場所、アマツに辿り着きました。アマツは日本をモデルにした地区で、日本の江戸時代のお城とかがあったりします。こっちは異国人扱いをされるわけですが、人多すぎです。異国人に占領されております(笑) 玄関となる港では美人コンテストに優勝したというミス・アマツなる蛍という人がぺこぺこしながら一人寂しく道案内をしていたりします。てか、ミスって、横文字使うのはありですか。

 で、友人と連絡を取りながら歩き回ります。花火っていうと、どこかでボンボンやってるっていうイメージをしていたんですけれど、歩いていたら花火が撃ち上がる音がして、すぐ傍で花火が破裂します。近すぎです。精一杯空に打ち上がっているように見せるよう努力はしたんでしょうが、言わせてもらえばかなり寂しいっす。

 そしていろいろとイベントがあり、モモタロ体験館(桃太郎、ではなくモモタロ。内容は同じ)では小鬼を退治してくれと言われて逆になぶり殺しに会い、お化け屋敷に入っては人が多過ぎモンスターが多過ぎ周りの人魔法使い過ぎで、僕のノートパソコンが白旗を上げてしまいました。エラーを起こして強制終了です。む~。

 しかたない、デスクトップにラグナロクをインストールしてやるか~。あっちはまだグラフィックボードは上等だから(笑)

 アマツのスクリーン・ショットは【RO 不定期日記】に移動しました。


八月一九日、木曜日の話  音楽聞いてます(笑)

■ 最近、ROの曲ばかり聞いてる ■

 きっと僕は新しい曲を連続で聞き続ける癖があるんだーと思う今日のごろ。最近のお気に入りはラグナロク・オンラインの花火イベント中のアマツの曲です。

 ROは実はインターネット環境さえあれば全曲無料ダウンロードが可能です。CDまるまる一枚分のファイルを落としてきてゲームをインストールすれば曲を聞くことが出ます。曲はインストールされたフォルダの中にMP3ファイルとして入っていますので(笑) 約八〇曲あります。曲番号が三箇所ほど歯抜けになっているのが気になりますが……。

 それにしても、ラグナロクの音楽CDを買わなくて良かった、と思う今日この頃。いっちばん最初のラグナロクの料金の払い方の案に、音楽CDを買ってそれについてくる一〇日無料券で遊ぼうかな、というのがあったので……(笑)

 アマツのスクリーン・ショットは【RO 不定期日記】に移動しました。

[ラグナロクやっている人にしか関係ないネタ]

 ラグナロク・オンラインにおいてパソコンを乗り換えて遊ぶと、ファンクションキーによるショートカット、そしてエモーションが初期化されてしまう。お化け屋敷で他の人に殴られたとき、エモーションがめちゃくちゃになっててかなり焦った(笑) (汗エモを出そうとしてハートエモが出てしまった:爆笑)


八月二二日、日曜日の話  ソロだとね……

■ 今日も引きこもってオンライン ■

 親が教習所の申し込みをしろ、とうるさく言ってくる様になった昨今、僕は家から一歩も出ずにラグナロクで遊んでいます。ちょっとまずいな、と自分でも思っているのですが、あと一週間とちょっとしか遊べないので、できれば最終日までには一次職のシーフから二次職のアサシンにはなっておきたいッス。アサシン、二刀流なんですよね~。シーフ系は一回の攻撃で二撃できる能力があり、二刀流にすると四回攻撃出来たり(笑) 必殺技として、八回同時攻撃があるようです。まあ、多分それは習得できないでしょうけれど。僕がアルバイトしたら話は別ですが(笑)

 さて、今日は誰に会うでもなく(すれ違う程度なら何回もあったけれど)一人でレベル上げです。ソロリストの辛いところですね。気が楽なのはあるのですが(笑) で、モンスターを倒し巻くって、座りこんで自動回復を待つ間に小説を読んでいたのですが、次第に『ゲームで遊ぶことに飽きたので小説を読んでいる』のか『小説を読むことに飽きたのでゲームをしている』のか混乱して来ました。間違いなくゲームをしながら暇な時に小説を読んでいるのです。主体はゲーム。のはずが、どうにもゲームが主体なのか小説が主体なのか、変な気分になってくるわけです。

 これは明らかに、総じてラグナロクに飽きはじめて来たということだと思いますね。なんというか、レベル上げするにしても、何のためにやっているのかよく判らなくなってくるんですよ、一人で遊んでると。ラグナロクは最終目的なんてないですし、一人で遊んでいるともなればゲームの中で強くなっても仕方ないじゃん、と思ったり。

 相性が合ってないのかな……。


八月二七日、金曜日の話  そこは助け合いの精神で

■ 本日のラグナロク・オンライン ■

 友達から「気合でジョブレベルを上げるんだ!」と激励されたので、「つまりはそれ、気合の続く限りROで遊べってことだよね?」と心の中で突っ込みを入れつつ、今日もROで遊んでいました。ところが午後七時。突然のRO運営チームから緊急連絡が入りまして(画面上部にメッセージウインドウが出て、黄色い文字が出る)。なにやらシステムのバグを修復するために一旦全てのユーザーにログアウトして欲しい、とのことでした。ログアウトしなかったらどうなるのかな、と性質の悪い観客をしていたら、サ ー バ ー 接 続 切 ら れ ま す た。つまり、強制シャットアウトですね。ログアウトでないのが痛い。何らかのエラーで切られたのとあまり変わりないんです。ぬぅ。

 で、接続が可能になったあとも回復アイテム買い込んで昨日友達に教えられたダンジョンで頑張っていました。ええ。何回かやられましたし、決壊も起こしました(笑)(決壊:何もしなくても襲ってくるモンスターに囲まれて死ぬと、一箇所に集まったモンスターが近くのプレイヤーに襲い掛かること。かなり厄介な迷惑行為とされる) 僕のメッセージウインドウにはすぐに周りの人に警告が出せるよう、「決壊しそうです! 逃げてーー!!三 (lll´Д`)」と書き込まれています。それぐらい危ないということです。警告すればいいってもんじゃないですが、それで迷惑かからないならまだましですし。

 で、一生懸命頑張ってると、傍でばたりと二人の人がやられました。決壊です。標的は僕です。モンスターの数が少なくて助かりましたが、やられた二人、なにやら「すいません」とか「向こうには行かないほうがいいです」とかつぶやき、「では転生してきます~」とか言っているので「ちょっと待って」と声をかけました。「?」「はい」とかすぐに答えて来てくれて、これが僕が一人の時に交わした初めて会話となったわけです。( ・∀・)イイ!

 僕はこんなときのために高いお金払って他人を蘇生させるアイテムを三人分購入していました。ちなみに、一人分は昨日、レベル上げを手伝ってくれた友達が敵に囲まれてやられてしまった時に使いました。そしてここで二人分。何の因果か、助けたいと思った人を綺麗に助けることが出来てしまいました。オッケー!! キ・キ・キ・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

 回復アイテムもなくなったと言うことで僕の手持ち分を全部上げたり。まあ、すぐにダンジョン出れば回復アイテムは手に入るからいいんですけれどね。ソロでやってるから、回復アイテムはストックしてあるんですよ、ふふふ。

 「では、頑張ってね」と声をかけて二人の元を去りました。ま、助け合いです!

 なくなった蘇生アイテムと律儀な回復アイテム補給のために街に向かって歩き出すと、また運営チームから緊急放送が。どうやら、さっきの修正がうまく行かなかったらしく、別なところで不具合が出てしまったそうです。やり直すためにまたログアウトして欲しいそうで。今度は素直にログアウトしました。ああ、誰もいない首都を見たい……。

 そして、接続できない時間にこうして日記を書いていると。わははははは(笑)


八月二九日、日曜日の話  アサシンBlock Element

■ いざという時は逃げる。これ生存闘争の鉄則 ■

 ラグナロク・オンラインにて、鍛錬の追い込みをしていました。回復アイテムを大量に買いこんでの鍛錬は変わりないんですが、ソロでやっているので回復・能力強化等の常時支援があるわけではありません。ですので、出来る限り死なないように鍛えるためには逃げることを覚えなければなりませんでした。自分の強さを見極め、何体の敵を一度に相手にできるのか。ROのいいところは、敵を倒しきらなくても経験値が入る、ということです。殴ったら殴った分だけの経験値は入るので、いざとなったら即座に撤退します。

 が! 危なくなったらすぐ撤退、というわけにはいかない。なぜならば、退避すると生き残ったモンスターが他のプレイヤーに流れてしまうことがあるのです。これは僕としても非常に申し訳ない。けれども逃げないわけにはいかない。皆さんならどうします?

 ……まあ、普通の人なら他のプレイヤーのいないほうに逃げる、というようにされるんでしょうけれど、僕の場合はちょっと違います。すなわち、「もう限界です! 退避してくださいーー!!」と叫びます。メッセージウィンドウに先に避難勧告メッセージを入れておいて、逃げる際に近くに別のプレイヤーがいた場合はすばやくエンターキーを押す。するとメッセージが他の人にも伝わり、多くの敵を相手に出来ない人は即座に逃げてくれます。強い人はむしろ向かっていったりするんですが(笑)

 僕のパーティー名はここで鍛錬を始めたときには【決壊したらごめんなさい】でした。しかしそういうことをするようになり、死ぬことがかなり少なくなったら【逃げ足天下一品!】に改名し、避難勧告も「ぎゃーー!!」「退避ーー!!」「すいません、限界です!!」「もう駄目です! 逃げてーー!!」等々、いろいろなメッセージを作っては逃げ回ってました(笑) 逃げるだけでなく、助けたりもしていましたけれど。ふっ、倒れた人を復活させてあげたり、逃げ回っている人を助けたり、と。

 気持ちを表す表示を出すだけでは誰が言っているのか瞬時には判りませんが、メッセージを出すとキャラの名前が出るため、この日の僕のいたところでは多くの人が僕の名前を目にしているはずです。「いろいろ叫んで逃げ回っている奴」と認識されたかもしれませんが(笑)

■ そして、上位職へ ■

 すでにレベルは52、ジョブレベルは39になっていました。二日前はレベル48、ジョブレベル36だったことを考えるとかなりの速度だと思います。で、回復アイテムを切らしたので買いだしに街に戻っていた所をばったり劉封君(というか、断月君)と正真正銘ROでの知り合い、凪さんに会い、レベル上げを手伝ってもらうことになりました。鍛錬の場所はさっきまで僕が頑張っていたところの隣の部屋。一段階強い敵の出る部屋です。そこで断月君に壁になってもらって戦っていたわけですが、なんというか、味気ない。叫んで逃げ回って、助けられて助けてしていた隣の部屋での一人での鍛錬の方が、ちょっと面白かったかな。あははは、あのオーガゾンビが二〇体ぐらい押し寄せてくるのが目に浮かぶや……。

 と、いうわけで断月君の協力あってはやくレベルが上がり、ジョブレベルが40になったところで鍛錬終了、転職するために上位職業ギルドに向かいました。すなわち、僕の目標であるアサシンギルドに。

 アサシンギルドにつくと、どうやら誰かが転職試験中らしく試験状況を教えるメッセージが流れていました。どうやら、結構失敗している様子。僕も断月君と凪さんとしゃべりつつ試験開始。まずは筆記試験とのことで一〇問中九問正解せねばならないとのことなのですが、問題の解答、さっぱり判りません。なぜならば、知らないアイテムに関する問題だったり知らない敵に関する問題だったりしたからです。

 出題中は断月君や凪さんにメッセージ送ることかなわず、ヒントをNPC(ノンプレイヤーキャラクター)からもらって五回ぐらいやりなおし、次の多くの敵の中から『転職試験用見本』という敵だけを探して倒せ、という試験で苦戦しました。沢山いる似たような敵の中から『転職試験用見本』という敵だけを倒さなくてはなりません。決して『転職実験用見本』とか『戦闘試験用見本』とか『転職試験見本』とか『転職試験勇者職』とか『転職試験用見本の見本』とかではないのです。『転職試験用見本』なのです。しかも試験部屋には落とし穴があり、それに落ちてもいけない。一〇回ぐらいやりなおしましたね。なんか、他の試験受けに来ている人とおしゃべりしてしまいましたよ。もう『(相手)おかえり3』『(僕)……ただいま2』と受け答えするぐらいでしたよ!(つまり、相手方もそれだけ失敗したということなんですが:笑) この試験、一人ずつしか受けられないので待っている間ヒマだったんですよ。初めは男三人、一人は「もうやだなぁ」といじけていました。

 そして最後に僕が取り残され、あとから来た女の人とおしゃべりし、なにやら応援されて感謝していたら僕の試験(五回目)が始まり、何とかクリヤーしました。いえー! 抜けたぜ!

 その次はある大部屋に呼び出され、大量の敵がいる中を潜り抜けて部屋の反対側まで行け、と言われました。言われた瞬間敵大量出現! あわっ、と思いつつ準備していた地面に隠れるスキルを使って敵をやり過ごし、聞く所に寄れば部屋の外壁を隠れながら進むと簡単と言われていたところを部屋のど真ん中を突きっきりましたよ! ぎりぎりで反対側に辿り着きましたけれど。あと一撃受けてたら失敗していたな……。

 そしてギルドマスターの部屋に来て、なにやら透明な壁で作られた迷路のなかを彷徨い歩き、ようやくギルドマスターの前へ。ちなみにこのとき、マスターとしゃべっていたら僕のあとに来た女の人が来たりして。まだ迷路の中でしたが、見えてはいるので気分を表す表示でコミュニケーションを計りつつ、僕はアサシンになる資格を手に入れました。あとは最後のギルド員に話しかけて二時間に及ぶ試験は終了しました! 服装が変わると同時に僕の周りをぐるぐる走り回りながら天使や光やら出る魔法を僕にかけまくる断月君と凪さん。おー!! これぞ祝福! まさか祝福演出をわが身を持って受けることが出来ようとは! くそう、写真取り忘れたぜ!(アコライト系、マジシャン系が沢山いる仲間内で結婚式などがあるとまさしくド派手な演出が見られます。もしもそれを見たいと言う方はこちらのページ、兄妹船(管理人:Ron様)のページ(注:音楽流れます!)よりRO→結婚式を見てもらうといいかと)

 アサシンになった僕はその後、断月君と凪さんと別れ、ゲームをやめて寝ました。午前三時のことです。

 明日は教習あるのにね~(笑)

 アサシンになったときの記念写真は【RO 不定期日記】に移動しました。


八月三一日、火曜日の話  オークダンジョンに今日も行く

■ RO話 ■

 ラグナロク・オンラインと普通の日記を分けたほうがいいのかなぁと思う今日この頃。新米アサシンである僕はとりあえずパーティー名を【新米アサシン修行中】にしてオーガゾンビの巣へと戻ってまいりました。本当なら【逃げ足天下一品mark2】とでもしたかったのですが、上位職になってまで逃げ回ることを公言するのはどうかと。それでも一応、避難警報はいつでも出せるようにしておきます(笑)

 上位職になってHP、SP共に二倍になったのは良かったものの、回復速度は下位の時の一.五倍にしかならず、回復速度が落ちています。ヒットポイントが二三〇〇あるんだから、せめても三秒に二〇は回復して欲しいところ。一五ずつだとなぁ~。とりあえず、頑張ってますよ!(笑)

 それにしてもオーガゾンビの巣に戻ってくると、やはり一時的にでもそこで修行中の人とお付き合いが出来て面白いです。助けたり助けられたり、です。前のおサルさん相手の修行地だと、マップが広いので他のプレイヤーとあまり会わず、なおかつ敵が弱くて一気に湧いてこないため、助けたり助けられたりの関係は生まれにくかったから……。

 ま、楽しいってことです(笑)


九月一日、水曜日の話  僕はまだまだ夏休み

 九月一杯はずっと夏休みだよ~ん。良かろ♪>挨拶

■ 午後はROへ ■

 残り、四日。それで一時、僕はラグナロク・オンラインから離れます。お金もない以上、続けることは出来ない。幸い、お金を払わなくても一八〇日、つまり約半年はデータが保存されるようなので、その間にお金を溜めて、再び戻ってくることにしたいと思います。やっとこさROの雰囲気になじみ、独り言を沢山人がいるところでやるようになったことですし(笑) そして、この独り言に反応してくれる人がいたりすると結構嬉しい。なにげに知らない人とモンスターの分布について情報を交換したりと、かなり慣れてきました。相変わらずソロで遊んでいるのには変わりないんですが。

 さて、ここで何の神の悪戯か、なんかギルド結成に必要なアイテムを手に入れてしました。なぜそこで手に入れられたのかなんて解りません。手に入れてしまったのだから仕方がない。最後になってソロギルドを立ち上げようかなぁ? 本当に最後の最後ですが(笑) ギルド作っても何もできんっちゅーねんヘ(゚∀゚ヘ)ヘ(゚∀゚ヘ)ヘ(゚∀゚ヘ)ポー!!

 そして目の前でばたっと倒れてしまったのをきっかけにしゃべり始めた(ROでは倒れた後にもしゃべることが出来る。幽霊ですかね?:笑)プリーストの人から武器情報をもらい、ごたごたしてお金をかなり失いましたが、新しい武器を手に入れて再び狩場へ。はぁ~、やはり他の人の近くで遊ぶのは面白いですわ~。助けてあげられたりするとなおよしですが(笑)

 さてと、後実質三日。頑張りましょう!


九月二日、木曜日の話  最後の三日間

 ラグナロク・オンラインもあと三日です。>挨拶

■ 最後の三日間 ■

 ラグナロクもあと三日。この一週間あたり、はっきり言ってかなり多くの人と喋ってます。その場限りのおしゃべりなんでありますが、この三週間と少し、断月君とその友達以外と喋ったことが一度もなかったことを考えれば、結構驚きかも(笑)

 最初は敵に囲まれて決壊した時に備えて、叫ぶ準備をして、逃げ回りながら叫んでいたのが始まりか。それから助けてもらったり助けられたりして、感謝のと言葉を言うようになり、MH状態(モンスターハウスのこと。敵が大量に固まっていて突破が困難な状態を言う。言葉の起源は風来のシレンかな?)を警告しあったり、協力して戦ったり。僕がよわっちくて大した助力もできなかったですが(笑) 『回復するまでAFK その一〇』とかチャットルーム開いて休んでいたら、「逝㌔」とか書き込まれたこともありました(笑) 武器の指南も受けたことがありました(笑)

 まあ最後ということで、ちょっとお金をはたいていろいろなところに行っています。いつも夜である洞窟の中の街とか、山の上の巨大な花が咲いているところとか、海賊の沈没船であるとか。断月君に連れて行ってもらって海の中の神殿とか! ああ、ああいうところ好きですわ~。今度は一人で行くか(笑)

 スクリーンショットは【RO不定期手記】に移動しました。


九月三日、金曜日の話  寝不足にて

■ 最後にいろいろと体験できたRO ■

 ダンジョンを歩いていたら、後ろから来た剣士に声をかけられました。この先の敵は彼のレベルでいけるかどうか。それを聞いてきたんですね。

 で、詳しく言えば彼が行こうとしていたのはイズルート洞窟2F、彼のベースレベルは29。ちょっと辛い。てなわけで、提案。「僕とパーティー組んで試してみる?」 そして、了承されました。

 基本的には僕が敵を一発殴り、おとりになってその間に彼が敵を倒す。その繰り返しです。会話から考えると落ち着きがなく、変換ミスをひどいぐらいにやるところ、また、「クルセイダー(聖剣士)とアサシンとモンクを創るのがぼくのゆめ」と言っている辺りから、小学生~中学生というところでしょう。あと、多少わがままで自己中。「すこしめーるをみるから、その間にタゲ取りして」ってあんた、人によっては怒るよ、その発言は。こちらは善意で手助けしているんだし、せめても手伝ってもらっている意識を持って欲しいっす。別に一時ゲームから離れるのはいいんです。ただ、自分の効率しか考えていないのはどうかと。コミュニケーションを含んだゲームの欠点だな。相手の年齢が一目では解らないので、注意すべきかしないほうがいいのかわからん。

 二時間ほどレベル上げを手伝って上げて、RO三日目記念ということでアイテム受け渡し時にお金もあげました。まあ、精進してくれい。でも、アイテムを受け取る側の時は自分から取引要請をするのはやめようね(笑)

 あとでそのことを友人に話したら、「金を施すな馬鹿者w」と言われてしまいました。やはり、お金は自分で稼がないと駄目かなー(笑)


九月四日、土曜日の話  今日は一日中RO

 車教習所での教習が今日は一つもなかったので、一日中ネットダイブ(笑)>挨拶

■ 本日で最後 ラグナロク・オンライン ■

 ……最初は興味本位で始めたゲームですが、三〇日過ぎた今振り返ると、なかなか面白いゲームでした。よくできているゲームだった、というのもありますが、プレイヤーたちが喋るいろいろな話がとくに面白かった。知らない人と会話になったこともあります。駄洒落を言われたこともありますし、今日はナンパもされました(女キャラから男キャラの僕に、というもの。プレイヤーは男だ:笑)。その人の友達ともいろいろ話し、ソロギルドをやっている僕がかっこいいと言われました(ありゃ、高校生だな)。牛乳を売っている人に労をねぎらったこともありました(頻繁に品書きを変えて暇そうだったので:笑)。

 朝にログインすると、昨日パーティを組んだ彼がゲームをしていたので、ちょいと彼の行動を見ていました(パーティーを組んでいると、仲間がいるマップが判る)。で、彼が敵の強い山岳地帯に入り、その後に瞬時に街に戻ったのを見て、やられたんだなと判断、「今は山に行かないほうがいいよ」とアドバイスを送りました。すると彼が僕のいるダンジョンの方に歩いてきました。僕がいるのは昨日、彼の手伝いをしたイズルート洞窟です。ここに来る気かな? と思ったのですが手前で返信がありまして。「渡航費がありません」……。

 ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン!!

 だって昨日、お金稼いだじゃん! 僕お金、10,000zあげたじゃん! 渡航費ってたったの150zじゃん! 一〇分あったら稼げるって! 「武器や装備の強いやつに使って……」「すいませ………………」等々連絡があり、なにやら五分落ちるからその間に迎えに来てくれ、と。おいおい、もうちょっと人に物を頼むなら、もうちょっと頼み方を知ったほうがいいよ!

 で、迎えに行ってあげました。いろいろ気にかかるところもありますしね、彼には。で、合流した後に渡航してダンジョン行くよりもまず、お金の稼ぎ方を教えることに。狩場へ行くと共にROを最小化して裏に回し、その間に別のことをやる方法を教えたりしました。そして、狩場へ。途中、彼の僕のメッセージの読み間違えなどのために多少言ったり来たりしましたが(詳しく言うと狩場は魔法都市ゲフェンの北東、人気のある僕もかなりお世話になった狩場。その狩場の南で「ここはゲフェンの東だよ」と言ったのを、彼はここの東が狩場だと認識し、しかも東と西を間違えてゲフェンを抜けて西に行き、「どこへ行くの?」と聞くと「え? ゲフェンの東だって言うから東門を抜けて……」。「ここは西だーーー!!」と叫びましたね:笑)、なんとか狩場に到着。

 そして狩場にて二時間ほど狩り続けました。その間にコマンド教えたり。「手伝えるのは多分、今日が最後」と伝えておきました。今日でチケットが切れるからです。「バイトをしていない大学生は貧乏なんだ~」というと「俺、中一」と答えが返ってきました。このとき、大学の社会心理で学んだ「自己開示」の法則を実感しましたね。自分が心を開けば相手も開く。僕が自分は大学生、と開示したために相手も自分は中学一年生、と開示してくれたわけです。ちょっと感動(笑)

 そして、彼の友達がもうすぐ家に来るので落ちる、と聞きました。どうやら、彼の友達は彼女を連れて来るらしいです。「いいな~。中一で彼女持ちか~」と言うと、「ま、俺もいるけれどね「∑( ̄□ ̄;)ナント!!」「ふふん」と笑われました(笑) いや~いいですね~。

 その後、彼はパソコンの前でふりかけご飯を食べながらゲームを続け、サイトを見に行くために一時ゲームから離れているときに僕の方で昼食になりました。僕は彼が戻ってくる前にアドバイスを打ち込み、それを彼に送りました。そして、落ち(ログアウト)ました。

 彼とまた会えるかどうかは判りませんが、きっと次に会うときには僕よりも強くなっていることでしょう。まあ、また会えますよ、きっと……。

 午前零時までは知り合いと街のいつもの場所で座って喋っていました。「零時に接続切られたら、僕の代わりにうわーーーとでも叫んどいてくださいw」と遺言(?)を頼んでいたのでいたのですが、零時を越えても生きていました(笑) 新しく来た知り合いの人によれば、自主的に落ちなければ火曜日メンテナンスの強制ログアウトまでは持つ、とのこと。そこまでやる気はありませんでしたが(笑) 確認すると、アトラクションチケットは見事に期限切れになってました(笑)

 その後、待ち続けていた断月君が零時四〇分ごろに登場。で、お礼を言いたかったのですが、会話の流れでタイミングを外した……。断月君、今までありがとう。また来た時はよろしく。

 なにやら断月君は寝不足のため、ふらふらとどっかに行ってそのまま吐き気を催して落ちてしまったようですが、大丈夫でしょうか。最近は寝不足の上にハードスケジュールのようですが……十月になったら大学で会おう!(笑)

 その後、知り合いの方もみなさん落ちてしまったので、僕は年貢の納め時とばかりに今までの中で一番面白かったダンジョン、オークゾンビダンジョンへと行きました。ごめん、オーク君。いままでオーガだと思ってたよ(笑)

 そしてそこで二時間ばかり狩りをしました。助けたことありますし、また決壊してしまったこともあります。おしゃべりをしたこともありました。[回復するまでAFK]シリーズも四八回を迎え、これで最後かと思うと感慨に耽ってしまいます。寝ぼけてるのかもしれませんが(笑) こんな時間でも遊び続ける人もいることだしな~。皆さん、どういう生活してるんですか……。

 最後には[次にROに来た時のための回復 最後に]という掲示を出し、そして[皆さんグッバイ。頑張って!]と掲示を出し、全快したら「(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャ」と笑って去りました。まあ、半年以内には戻ってくる気満々ですが、今はお休み。

 ありがとう、ラグナロク・オンライン!

 さてと、次はウェブセクトの工事をやりますか~(笑)

RO実験報告>

 チケットが切れても、マップ移動や死亡(ちょっと死亡とは言い難いが:笑)によるログアウトはありませんでした。ゲームを終了するまで有効の模様。大丈夫ですよ(* ^ー゚)