十一月二四日、火曜日の話
風邪を引く

 風邪を引きました。

[◆]風邪を引く

 昨日の晩からなにやら背中が痛かった。何か寝違えたんだろうか、と思いつつ起用の朝になり、まだ背中が痛いのでどうしたものかと思っていたのだが、朝食を食べたあたりから急に体がだるくなりはじめ、パソコンで何かする気力も失ったため布団にもぐりこんだのである。

 次に目を覚ましたのは午後十二時ごろで、体温を測ってみると 38.9 度の熱が出ていた。何か風邪を引くようなことをした記憶はないのだが、風邪を引いたらしい。本当に何もやる気が出なくなっていた。ゲームをする気力も出ず、物を考える気力も出ない。

 昼飯のときに風邪を引いたことを家族に伝えたのであるが、その際に僕の保険証はすでに会社に返してしまっていて失効していることに気が付いた。保険のことについてはまだちゃんと考えていなかったのであるが、今後、いつ病気になるとも限らないので保険のことについて調べておかないと。これがインフルエンザだったらどうしよう。

 とにかく、本格的に風邪を引いたみたいなのでずーと寝ていたのであるが、今回はうまく眠れた時間が多かったので一日はあっという間に終わってしまった。食事については食欲は十分にあったので出された食事はすべて食べることが出来た。これについては良かったと言えるだろう。食べられないよりは十分にましである。しかし、これが年を取ってきたら食べられなくなってきたりするのだろうか。

 昔は風邪を引いたらラッキーというものだったが、今は風邪を引こうが引くまいが休む必要があるもの自体が存在しないので、ただただ一日が無駄に消費されていくだけにしか感じられない。働いていない今だからこそ、健康であらねばならないのかもしれない。


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