九月二九日、火曜日の話
やっぱり来た、退職勧告

 退職勧告が来ました。

[◆]眠い

 今日はどういうわけか、朝から眠い。昨日の晩は覚悟しなけならないほど遅くまで起きていたわけではないはずなのに、どうしてここまで眠いのだろう。うまく眠れない要因でもあったのだろうか。そういや、なんだか最近、また暑くなってきているなぁ……窓を開けたままとか扇風機まわしたままというのが逆に悪いのかもしれない。

 今日は何とか、早めに寝たいが……。

[◆]退職勧告

 何とか午後からは眠気も覚めて本日もつつがなく仕事をしていたところ、上司に呼ばれて喫茶店に行くことになりました。

 この時点で何の話かわかろうものです。話の中身はやっぱり、退職勧告でした。勧告というのは印象に強いか、平たく言えば「景気が悪くなったので仕事がなく、会社の底時からももたないので戦力にならない人間は辞めてほしい」ということ。追加要素として、「二年半も仕事したのにあんまり上達しなかったね、プログラム作成技術」とまで言われ、まあ仕方ないという心持です。

 いざ仕事をやめる、という立場に立つと、さんざん潰れてほしいと思っていた自分の会社もなんだか惜しいと感じるようになりました。多分、自分が切り離されて全てが他人事になったせいだと思います。他人事であるとき、人は他人に優しくなれる。そんな感触があります。対して自分のことであるとき、人は本気にならざるを得ないのだけれども。

 一週間、続けるか辞めるか考えてほしいとのことで、んなもん考えるまでもなく辞める方向で話を進めたのですけれども、辞めるで正解でしょう。うちの会社に体力が残っていないのは事実だろうし、このまま残っても居心地悪いまま共倒れになりかねません。政権交代の影響で小中企業が潰れるのは必至である今、収入がなくなるのには不安が付きまとうとはいえ、息を潜めているほうがいいかもしれません。何も出来ないけどね。月一でお菓子を買うことも出来なくなります。僕の楽しみのウェブページ作成はサーバの維持費などにお金がかかるとはいえ、基本的に無料で続けられるのでそこは良かった。これが常にお金を使い続けなければならないようなものしかなかったら瀕死になることは確実です。オンラインゲームなんかもってのほかだ。危ない危ない。

 さて、しばらくは仕事をやめるに当たって、いろいろ考えることになりそうです。


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