九月二四日、木曜日の話
連休中にやり忘れたと思われること

 連休が終わってからこそ、やるべきだったことが見える。

[◆]やり忘れ

 連休中にしとけば良かったと思う事は、連休が終わったあとになってからしか見えない。このような「終わってしまったあとで気がつく」というのはそりゃーもう事例には事欠かないもので、休みの間にやっておけば、というのはダメージとしてはまだ軽いほうであるがこれが恋愛関係だったりすると人間不信になったりするらしいから怖いものである。先に全てが予見できており全て実行できるならば、あらゆる悲劇は回避できるだろうに。逆に悲劇を起こすことも可能である、ということを一応付け加えておこう。

 嘆いていても仕方ない。やり忘れたことを挙げておこう。

 やり忘れたことのほとんどがウェブページ作成に関するものだというのが、なんともはや。技術力はそこそこついてきているのに、自分のウェブサイトを改修する事ができず、それはなぜだと言えば時間がないからで、では時間が巡ってきた連休の間に少しは触ったかというと、まったく触っていない。なんだこりゃ?

 何をしているんだといえば、過去に既にクリアしてしまっているゲームを再プレイしていたり、アニメを見たりと基本的に入力的な行動ばかりで出力的な行動がない。入力で疲れてしまえばあとは寝るだけである。主に出力的な行動和するのは平日の仕事が終わった後だったりするわけで、僕と言う人間は自分以外の場所からの力によってひねり出されなければ出力的な行動は取らないのかもしれない。くそー。

 ちゃきちゃきやっていかないとな……。

[◆]冷やかしについて

 そういうものなのかもしれないが、日を追うごとに追加したいことが増えている。このままではぶくぶく膨れ上がるばかりで何時まで経っても完成できない気がする。既に当初、目標としていた形は達成されているので完成していると言えるはずなのだが……。

 貪欲なものだ、と思う。僕の場合は普通、誰かが作ったものに対してあれこれと口出しすることはない。なぜならば、自分がよく知りもしないものに対してああすればいい効すればいいといったところで反発されるだけだからだ。運良く、反発されない意見だけが通るのだが、なかなかうまくいかない。

 これが、もしも良く分かっているもの相手だったりしたら、あれこれと頭に浮かんでは実行したくなる。一から十まで作ったならば、さらに二十までも進めたくなるのである。そして三十、四十、五十か。もしかしたら、この後一生、冷やかしの開発を続けることになるかもしれない。どれだけバージョンが上がることやら。

 やりたいのは冷やかしだけではない。自由夢幻会場もあるが、アスキーアート保管庫もそうだ。そのうち、この日記もプログラム化されるだろう。プログラム化されることで色々な制限が吹っ飛んだりするのである。

 ウェブページ作成か……意外にも、これに人生かけることになりそうだ。


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