八月 九日、日曜日の話
何もする気にならない、夏の日

 夏だからか、なんにもやる気が起きない。

[◆]何もやる気なし

 夏になったせいか、ここのところ冷やかしの開発が芳しくない。パソコンに向かっているものの、やってる事はインターネットで2ちゃんねる見てるかニュース見てるかイラスト見てるか、音楽聴いてるかゲームしてるかぐらいで、テキストエディタを開いては冷やかしのプログラムファイルを開いているのだがほとんど開発らしい開発はなされていない。僕的に言い表せば、入力ばっかりで出力がない。典型的な何にもしてない状態である。

 気持ちの上ではこういう状態はいかんともしがたいのであるが、他にやることが思いつかない。行動的に行くなら、この時期は家の中に篭ってても仕方ないからどこぞに遊びに行くのがちょうどいいのだろう。だ、が、どこに遊びに行けばいいのかまったくわからない。自由気ままな一人旅になるわけだが、これと言ってぼんやりできる場所に心当たりがあるわけではない。

 金曜日の飲み会では、「もっと外に出て女の子をあさらないと!」と上司から言われたわけであるが、出会いを求めるにしても基本的には僕と気の会う人がいるような場所に出なくてはならない、が、それがどこか分からない。外をうろついていてもおそらくは僕好みの人はいない。屋内の僕好みの人がいそうな場所と言えばどこになるんだろう。将棋ができる場所とかかなぁ。

 そして、結局家から出ることなく一日を終えるわけだ。……とりあえず、昼飯のために家にいるの、やるようかなぁ。外で飯を食べるのでいいから、とにかく外にいたほうがいいのかもしれない。いや違うな。昼に家に戻ってくるのでいいから、早く起きて活動したほうがいいのだろう。午後に起きるとかではなく。

 そして、結局はどこに行くの? という問題に立ち返るわけだが……さて。

 音楽CD買いに行けばよかった……雨が降ってるけど。


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