プログラムを作りに行ってるんだけど、なんだかなぁ。
ここのところ、なにやら気が入らない。ただ時間が過ぎるのを待っているだけのような気がするし、プログラムを作っているものの、何か心ここにあらず、と言う感じだ。仕事サボりすぎなのかもしれないが、なんなんだろうな、この感覚。
昨日に睡眠不足で死に掛けたせいかもしれない。ちゃんと睡眠を摂ったつもりでいるものの、障害を回復し切れてないのかもしれない。下手すると数日は続くかも。睡眠不足による思考障害が数日も続くとは……。
日曜日の夜から見続けていたアニメ、創聖のアクエリオンをついに見終わった。いままで取りためたものを持っていたものの見る気が起きずにほったらかしにしてあったのを消化しきった。世間的には旬を逃しきっているものの、なかなか面白いアニメだった。ただ、ラストは微妙だったなぁ。
※※※ 以降、ネタバレ ※※※※※※※
アクエリオンは三機のベクター(戦闘機)が合体するものである。ゆえに操縦者は三人必要なのであるが、一万二千年前の主要アクエリオン搭乗者として有名なのはアポロニウスとセリアンだけである。あとの一人は誰よ? というのは最初の方から気になっていたのであるが、最後の最後でとりあえずこいつだ、というのが指し示されたなぁ。つまり、あの人、純正堕天翅なわけね。もしかしたらアポロとシルビィアとおなじ転生者なのかもしれないけど、雰囲気的にそうではないっぽい。で、一万二千年前からの記録から存在を削除された理由はなんなのだー。
堕天翅達は役回りが実に中途半端だった。活躍しない人がわりといたなぁ。なんか、一番のまとめ役の堕天翅さん(夜翅(ヨハネス))、なんにも活躍しなかった上に最後は本気で無意味に死んだじゃん。もうすこし脚光を浴びていただきたかった。紫の角の人(両翅(モロハ))もある程度がんばったんだし。にぎやかし水準だったけど。てか、回想シーンとかを見ている限りじゃ、この人たち一万二千年前からまるで成長してない。もう少し何とかならなかったんですかっ(※注 一話から見直したら、どうも一万二千年間眠りについていたらしい。地球の環境に強烈な変化が起きて、それを契機に目覚めたのだとか)。
人類はその英知と傲慢さで強攻型アクエリオンを生み出すに至った訳だが、自信満々の割りに意外と弱いぞ、強攻型。あれは操縦者のせいなのかも知れんけどねぇ。本物のアクエリオンと合体できたりしていたから作りは完璧だったっぽいし、本物のアクエリオンの操縦者が乗ったら意外と戦えてたし。完璧なアクエリオンを作ることができたのに関しては、まあ本物のアクエリオンも散々壊れて散々修理されてきたわけで、修理できるんなら作れもするだろう。一回、骸骨化するぐらいまで分解されて、その状態から綺麗に復活したこともあったりして普通の機体じゃないとは思うんだけど、こちらの常識から外れた常識が向こうにはあるみたいなのでスルーしたほうがいいか。
最後はアクエリオンが新しい生命の樹の根になった、と言う解釈でいいのかね。根が地球に張り巡らされ、地脈のずれが修復され、滅びは回避されたと。堕天翅代表のトーマさんとしてはあれでよかったのかね……。もろに人類の一人勝ちじゃん。堕天翅の悲願が達成されたようには思えませんが。
次の出会いは一万二千年後って、またずいぶん遠い話になるなぁ。生命の樹の根になったことで即死っすかね。忍びないぜ……。
なんでアクエリオン三機のそれぞれの名前、「ソーラー」、「ルナ」で「マーズ」なんだ? 太陽光、月光、火星? マーズじゃなくてアースの聞き間違いかなぁ。太陽、月、地球ならまだわかる(※注 聞き間違いでなく、マーズで正しい)。同じ感じで強攻型もアルファ、オメガ、何でエンジェル? なんか意味があるんだろうけど、何の意味があるんだろう……(※注 正確にはアルファ、オメガ、デルタらしい。エンジェルは本物と合体したときの合体名、らしい)。
総合するとストーリーを魅せるというよりは人道教育的側面の強いアニメだった。ストーリーとして核心に触った話は二六話中、八話ぐらいじゃないかなー。それ以外はなんというか人道教育だった。そういう意味ではわりと良作。ただし、合体の時の恍惚感がなきゃね……。