何を持って十分とするか。それを把握しておけば肩肘を張る必要もなくなる、かも知れない。

　昨日の日記の続きになる。

　どこを終点とするかって言うのは個々人の勝手だ。始める前から終点にいるからと言って何もしないのも良しだし、最初に設定した終点に着いてもまだ足りないとさらに進むのも良しだ。ただ、どこまでやれば十分なのか、というのを理解しておけば、自分の限界にぶつかったとしてもおそらくは気持ちは楽になるだろう。つまるところ、十分である地点を越えてからの行動は、本人の修行もしくは娯楽に過ぎないのだから。

　目的を忘れてはいけない、という言葉に置き換えてもいいかもしれない。目的は既に果たされているのに肩肘張り続けるのも疲れるものだろう。これでは何時まで経っても振り返ることなんでできやしない。振り返ることができなければ、休むこともできない。休むという行為は、後ろを振り返ることにも似たもので。

　すでに十分な地点を過ぎているのであれば、無理して行動する必要はない。のんびりやろう。

　冷やかしのほうで XHTML について学んだので、この日記もこっそり XHTML 基準にしてあったりする。しかし、XHTML 基準にすると前の HTML で利用していた CSS の設定が使えなくなってしまった。この七月分の日記と七月以前の日記では少々、構造が違う。見た目はほぼ一緒なんだけど。

　そういう変化があった中、一つ不満がもたげてきた。日記をインラインフレームを利用して表示していることである。日記の表紙と日記本体が別の HTML ファイルで構成されている以上はインラインフレームを使うしかないのだが…… PHP を使えば一つの HTML ファイルとして出力することが可能になる。

　日記の目次作成等も PHP で自動化できるし、僕の編集負担は相当に減るはずである。ただ、PHP 化してしまうといざ PHP が使えなくなったときに全滅してしまうという危険性があるため、PHP 化がいい、とは限らないのだが。

　とりあえず、どこかの時期にまた日記の形式を変えなきゃならないだろう。最新の技術を持って、できれば僕のウェブサイト全体を構築しなおしたいものだ。

　何か、お手軽に別のファイルにあるデータを HTML ファイルにインクルードできるような機能があればいいのだが……。全部、shtml にしますかねー。shtml なら Apache の機能でファイルインクルードできるし。shtml にするとサーバへの負担が掛かるとはよく言われているのだけれども、CGI や PHP と比べてどんなもんなんだろうか……。