動くべき時には大して動かない、そんな休日。
パソコンに向かっているだけの時間が多い。音楽を聴いているだけの時間が多い。目の前のモニターにはブラウザチャット冷やかしの HTML ソースコードやら PHP ソースコードの文字列があるのに、それに対して何をすりゃーいいんだが思い付かない、思い出せない。気晴らしにゲームで遊んだりして遊び終わったらまたソースコードに向かうのだけれども、少し修正しては少々複雑な問題に当たり、どうしようかと思い悩んで指が止まる。
平日、ソースを書いている時には休日であればどれだけ書けるだろうかと期待しているというのに、いざ休日になればただ時間を食いつぶすだけに過ぎない。開発の遅れは蓄積していき、何時まで経っても物は完成せず、僕はパソコンに縛り付けられる。
休日には何の心配もすることなく、ぼけーと紅茶でも飲んでいたいものなのだが、目下心配事があるために紅茶を飲んで過ごす休日は未だに得られていない。
心配事とは何かって言えば、「完成させる」と言ったくせに何も完成できていないという僕自身の覚悟の問題だ。今までにいくつもの物に対して「完成させる」「終わらせる」と言っては挫折してきたことか。僕は何も完成させることができないのだろうか。
頭のどこかではこの心配は何時までも解消されないと思っている。なぜならば、僕が「完成させる」と言ったものの大半は、僕自身にもどこまでやれば完成するのかがわかっていないからだ。終わりが見つからないのであれば、何時までも完成はしない。
それと同時に、なんとなく思っていることがある。実は完成させたかったものはとっくに完成していて、目的は果たされているにもかかわらず終点を通り越して見失っているのではないか……。終点を見落としたせいでその後は迷走に陥るのではないか。
その辺りを自覚したのは冷やかしの開発においてだ。必要な機能は全て揃った。のに、今再び開発を始めている。まだできることがある。まだできることがある。まだできることがある。まだソースが綺麗じゃない。最新の技術が盛り込まれてない。構造がおかしい。人が来てくれる様にするにはどうしたらいいか。
最初は木のコップがあればよかった。だから木のコップを作った。でも陶製のコップが作れることに気がついたから、陶製のコップを作った。でもさらにガラス製のコップを作れることに気がついたからガラス製の、さらにさらに鉄製のコップを作れることに気がついたから、さらにさらにさらに銀のコップを作れることに、さらにさらにさらにさらに金のコップ。その次は白金にでも挑戦しますか?
……終点を見失ったというよりは、終点についたら終点を抱えたままさらに走ってしまうようだなぁ。走ってるというよりは歩いているのかもしれないけど。そして、疲れ果てた場所でばったり倒れこむ。いつも中途半端な場所で止まるから、完成していないのに、とぼやく。
日記書いている間に気分がまとまってきた。
結局のところ、僕の場合、完成形は完成形としてあるんだけど、あとは自分の限界が来るまで進み続けるだけに過ぎないのかもしれない。限界が来るまで進み続けるのも一つではあるだろう。
実に、面倒だなぁ。
今日はゲームするとしたら未開封ゲームにしようと考えていたので、ゲームしたくなったら未開封ゲームを一つとってパソコンにインストールしました。
インストールしたのは「リフレクス」というシューティングゲームである。概要は敵の攻撃を跳ね返して反撃できるシールドを装備した機体を使い、並み居る敵を撃破していくというものである。
このゲームが発売されたのはすでに数年前である。そして、さらにその数年前に僕はこのゲームの原型を遊んだことがあった。ビジターのフリーソフト集積サイトにおいて、フリーゲームとして公開されていたゲームの中にあった、「リフレクション」というゲームが原型である。遊んでみたら最初の演出がグラフィックスなどは相当進化したとは言え、まったく同じだった。ストーリーはマニュアルに書いてあるものは少々分かりにくかったが、ほぼ同じようだ。シールド機能を備えた新型戦闘機を月面基地まで運ぶ。そして輸送中に輸送機が撃墜され、新型戦闘機が単身、月へと向かうことになった。
道中、割と懐かしいボスとかが出てきて嬉しかったんですが、フリーゲームから有料ゲームになっただけにフリーの時よりもステージが増えた。フリーの時は3ステージしかなかったのになぁ。ちなみに、ノーコンティニューで最後まで行かないとラスボスと相対できなかったりした。倒せませんでしたっ。Vista じゃプレイできませんでしたっ。
さしてシューティングが得意ではないのに、こうもシューティングばかり遊んでいるのは何でなんだろー。ガンシューティングは好きだけどね。シューティングといってもちょいとジャンルが違います。
この調子で未開封ゲームをどんどん開けていかないとね。