四月一五日、火曜日の話
うーん、仕事ピンチ

 今作ってるプログラム、これで正しいのかなぁ?

[◆]正解不明のプログラム

 僕に割り当てられているプログラムがあり、それを目下作っているのだが、正直、正しく処理できているのかどうか分からない状態になっている。プログラムはプログラムとして正しく動作する。しかし、処理の結果出てきたものが正しいものなのかどうかが分からない。

 仕事で作るプログラムは基本的に仕様書を基に作成される。仕様書どおりに作って仕様書が指し示す結果どおりの動作をすればOKだ。これ気基本的に変わらない約束事である。では、仕様書が不完全だった場合はどうなるか。まともなものが出来るかどうか怪しいし、作成は当然遅くなる、というのが客観的なところだが、そういうのが自分のところに来るとたまったものではない。

 僕の作成しているプログラムは古い言語で作られたプログラムを新しい言語で作り直すことである。ただ置き換えるだけでなく、新しい環境に応じて作り直す必要がある。さて。

 仕様書はあるにはあるが、基本的には古いプログラムと同じように動作するプログラムを作らなくてはならない。今、仕様書には「なし」と明記されている機能が古いプログラムを見ればしっかりとあり、古いプログラムと同じ動作をする、となれば古いプログラムを見ながら作る必要があり、一五年前のプログラムは一五年前の環境が分からない僕にはひどく難解で、よく分からないロジックについて当時を知る人に聞けば「あの資料がないと解読できないわー」と資料探しが始まり、渡された資料も「分かりにくいけど」のお墨付きだったりする。結果、作成開始から三日が経過した。単なる帳票プログラム一つに掛ける時間としてはひどく時間が掛かっている。

 このような状態に陥ったのにはいくつか理由が考えられる。
 1.僕個人の個体としての能力が低い
 2.仕様書の不備が多い
 3.資料がほとんどない

 どれも頷ける理由であるが、おそらくは1の比重が大きいだろう。三日目が終わろうとしている今ですら、目の前のプログラムが正しいものを吐き出しているのか分からない。明日の朝一で点検を願い出る予定であるが、「ぜんぜん違うもの出してる、なに作ってんの?」と言われる可能性が六割方、ある。2と3の理由については「分からないなら聞けよ」と言われそうだしなぁ。いや、まったく聞いてないわけじゃないんだが、確認をとってない場所もある、という。やっぱ僕が悪い気がするな、こう書いてると。

 とりあえず、明日提出して怒られることにします。怒られないと前に進まないんだもの。やれやれ。

[◆]冷やかしについて

 検索エンジンに引っかかるようになり、既に検索エンジンを使って冷やかしに入場した人がいるようだ。ただし、冷やかしの中味には関係のない単語で来ていたので、そのまま立ち去られたのではないかと思う。あの単語でくるとはねぇ。

 昨日辺りにふと思ったのだが、冷やかしと言うサイト名は実は失敗だったのではないか。もとより冷やかしと言う単語は良い意味は持ち合わせていないし、冷やかし客というのは割と嫌われているようなのである。冷やかしと言う単語を検索すれば「冷やかしに来ないでください」みたいな検索結果がすらずら出てくる。冷やかしに来るな、と言うのはインターネットの基本概念から逸脱したことなのであるが、MIXI のような場所が人気を博しているようなこのご時世では通らないことなのかもしれない。

 念のために言っておくと、冷やかしと言うサイト名にしたのはインターネットをするのに使うブラウザの単語としての意味が「立ち読みする人」「拾い読みする人」であり、つまり「冷やかし客」であるところから来ている。ウェブブラウザ端末冷やかし。冷やかし客が集う場所、という意味合いがあるのである。みんなブラウザで見てるから。まあ、ここに書いた以上の悪い印象があるようなのであるが。

 基本的な部分は作り終えているので、少し休憩を取っていたのであるが、そろそろ次に進まねばならない。次は管理室の作成であり、その次はチャットルームの形式の追加作成である。チャットルームの形式についてはいくらでも追加できる分、キリが無い。