四月　一日、水曜日の話
今日から新期

　新しい期になりました。解雇通知は？

　今日から新期になり、組織の体制も多少変わったり（部が減った）新しい人が来たり（出向してた人が仕事無くて戻ってきた、社長の身内が入社した）といろいろ雰囲気が変わった。新しい部の構成を覚えないといろいろ言い間違えそうだ。呼び名が変わった人もいる。

　……つーかね、解雇になると思ってたんだけどね。今日がエイプリルフールであるとか関係ない、解雇通知が出されたら本気で受ける気満々なんだけどね。有無を言わさず解雇してもらうわい。そして、そんなことを考えているのに自分から言い出さない自分の情けなさといったらありゃしない。まあ、他に基盤がない以上、下手なことをすると親の脛（すね）をかじらなければならなくなってしまう。仕事を続けるのと親の脛をかじるのと、どっちが嫌かといえばまだ脛かじりの方が嫌だ。今の状態ですら、半分脛をかじっているようなものなのに。食費と住宅光熱費と携帯電話維持費、インターネット回線費や朝食と夕食の準備など、全部親の手によるものである。僕も毎月五万円ずつ家に入れてはいるが、だから何？　という水準だ。

　冷やかしの開発は進んでいるが、収入を得るという面ではまだ不安はある。管理面でもまだ体制が整っておらずどの程度まで効率化できるか不明だ。作成にはそんなに難しいものではないのだが……。

　ちなみにうちの会社は前期も赤字。二年、つまり四期連続赤字だ。今期こそは多少黒字になるかも……とのことらしいが、まあ無理だろう。どう転ぶかはまだ分からない部分が多いが、仕事の雲行きがよろしくないものも抱え込んでおり、強烈な負担になっている事は明白だ。解消できない問題が積んであるのにさらに追加が来るという状態。頭抱え込んじゃってるよ。

　どうなっても構わないぐらいに心は落ち着いてるが、ことの展開には少し興味がある。どうなるんだろうねー。

　冷やかしの開発についてふと思うのだが、新しい機能が欲しくなった時、気がつけばそのために必要なデータ類が既に揃っていたりする。まあ、根拠はないが必要だろうと思って入れておいたデータが本当に必要になったりするのだから、そこそこ鍛えられているということにはなるのだろう。システム開発という分野において。

　冷やかしは PHP と JavaScript を用いたウェブプログラムサイトである。インタープリタ言語と呼ばれる PHP プログラムはぶっちゃけ、会社で使っている VBScript ベースの ASP と仕組みは同じ。変数の扱い方とかが違うだけで出力方法はほぼ同じ、ただし PHP のほうがやや使い勝手が良いというだけなので、慣れていたというのはあるかもしれない。まあ、会社側ではファイルシステムなんか使ったことないけどね。もっぱら SQL データベースに対して読み書きしているものだから。

　そして、会社で SQL データベースに触っているからデータの持ち方に対して、一つのデータにこれは必要これは必要でないというのがわかっている。洗練されていると言えよう。結果として、あとから仕様変更になったとしてもそんなに苦労することなく移行できたりするのである。

　ASP でも PHP でも、その目的の肝は HTML を出力してウェブブラウザに画面を表示することである。HTML が正しく出力されなければいい出来であるとは言えない。そして、会社の ASP は HTML の出力をおざなりにしている部分がある。見た目は狙い通りになっているが、無駄が多すぎるのである。ページが重く、その分表示に時間がかかる。中には HTML が不完全でブラウザの補正に助けられているページもあったりして落胆するものもある。

　その辺で一人心の中で勝ち誇ったりしていたりする。僕の作るサイトのほうが言いできだぜふぅはははー。

　だんだん、何書いてるのか分からなくなってきた。なんかまとまりがないし。はーやれやれ。