二月一一日、水曜日、建国記念の日で祝日の話
休みだ休みだー

 やりたい事はたくさん。

[◆]冷やかしの仕様書

 ブラウザチャットシステム「冷やかし」は僕にとって見ると個人的にはそこそこ本格的なプログラムになる。中身はそんなに大したことのないものばかりなのであるが、僕の能力の粋を集めて作っている。作っている最中で新しい発見を見つけ出しているので、僕自身の能力も上昇中だ。さて、開発の中で僕が特に注目しているのは PHP の技術ではない。仕様書だ。

 仕様書は設計図のことである。何をしたいのかから始まって画面のデザインや必要な機能などが書かれている冊子であるが、書いているのが僕で読むのも僕だけであろうこの冊子、利用者が僕しかいないからと言って僕にしか理解できないものであっても困る。例えば、一ヶ月開発から離れてね次に開発を再開したときに細部を忘れていてどうすればいいか立ち往生になっては困るのである。一ヶ月前どころか、一週間前の自分すらほとんど他人なのだから。

 この休みの半分は仕様書を書くことに費やしていた。設計図を書く前に開発が進んでしまった部分も多々あり、その辺りを仕様書に書き込む必要があった。仕様書自体、中途半端な記述がいたるところに見られ、解りにくいところも少々。回りくどいところま少々。その辺りを片っ端から直した。実は途中で妹の襲撃などがあって全部は直しきれなかったのであるが、方向性はしっかりしているので次の土日に直すことしよう。

 仕様書は設計図であるが、設計図を先に書く事はとても難しいと思う。実際作ってみてやっぱやめた、なんて事はよくあることで、そこからさらにいいものを思いつくことも多々ある。仕様書とは単なる道しるべに過ぎない。自分で設計して自分で開発しているとそう感じるね。プログラム開発は所詮、実際に書いている人間のセンスが物を言う分野だと思うよ。つまり、仕様書を過信してはならない。過信するといい物が作れなくなってしまう。そうは言っても、際限なく飛び越えてしまうとそれはそれで面倒なのだけれども。

 とりあえず、設計が先か開発が先かでどっちかが置いていかれるなんてことはないようにしたいね。

[◆]妹が「命短したたかえ乙女」に興味を持った

 昼過ぎに妹が僕の部屋に置いて相談を持ちかけてきた。なんだと言えば、新しくパソコンのモニター、及びプリンタを買いたいとのことで、価格.コムで商品を見比べて一体どれにしたらいいかという内容だった。おおよそ欲しい商品は絞り込めているようなのだが、踏ん切りがつかないらしい。相談は二時間に及んだ。

 んで、相談が終わったあとにひょいっと「命短したたかえ乙女」を起動したのであるが、これが妹の興味を引いたらしい。登場キャラクターのうち、僕の好きなキャラクターを聞いてさっとイラストを描き上げてくれた。ああ、そういや僕がプレイしているゲームの紹介ページをどどっと作ろうかと考えていたんだった。一気に作ってしまうかなぁ。

 なんかそこそこ遊びたいらしいのでゲームのインストールを進めたのだが、遊びたいという割にはめんどくさがって結局インストールにならず。ま、遊びたくなったら遊ぶでしょう。