二月一〇日、火曜日の話
仕事から外される

 ここ数ヶ月携わっていた仕事から外されました。

[◆]今日で終わり

 本日の昼前、僕が三ヶ月前から携わり、出向もした仕事から外される旨を告知されました。つっても、上の人たちがいろいろと会議したあとに「Rの仕事は終わり。次はこっちの仕事やってもらうから」と簡単に言われただけなんだけれども。仕事から外された理由は大体わかる。能率が低い、ミスが多い、そして何より勝手な行動を連打するってところか。チームとしてなかなか足並みを乱す人材であるらしい、僕は。とはいえ、これに関しては今に始まったことでもないので実のところはショックは受けていない。むしろ、人数が減って大丈夫なんだろうかと心配なところだ。まあ、大丈夫なんだろう。猫の手も借りたい状況は過ぎたと言うことだろうか。

 今に始まったことではない、と言うのは、基本的に僕が他人の組織のために得になるような行動をした試しはあまりないためで、どっちかというと僕を取り込んだ組織はそこそこ損失を受けている様な気がする。今のところ、その損失する理由は「期待はずれ」に集約されるのではないだろうか。予定していた地点までたどり着けないどころか、下手するとマイナスになる場合があり、その辺りは僕も理解しているのでつくづく僕は企業には向かない人間だなーと思う。仕事があればある程度はこなすが、他人の組織の繁栄には興味はないので能率は悪いしミスはするし自分の楽しみのために命令違反もよくやるわけである。

 これが自分の組織のためならがんがんやったりするのだろう。構想はしているものの、自分の組織をまだ持ったことがないので確証はないのだけれど。ただ、こんなのは誰でも一緒だろうと思う。自分が繁栄を願うことならば、ほとんどの人は自己犠牲をおしまず作業をするだろう。僕の場合はサイト構築だったり宣伝だったりするのであるが、今のところあれを面倒だと思ったことはない。大変だと思ったことはあるし、効率化を図りたいと思った事は何回もあるが、やりたくないと思った事はないな。今は作業が止まっているが、諦めているわけじゃない。……ゲームしている場合じゃないな……。

 とりあえず、こんな感じで僕の仕事はひとまず終わった。僕が作ったプログラムが存在する以上はこれで手放してくれるとは思えないが、しばらくは気楽に過ごせそうだ。もしかしすると、今回のものは僕にとって非常に幸運かもしれない。少なくとも、明日は休めそうだしな。

 せいぜい、苦しむがよかろ?