一月一八日、日曜日の話
夢を見る

 やや、気色悪い夢だった。

[◆]虫が体内に入る夢

 何がきっかけだったかは覚えていないのだが、妹との間で虫を品種改良しようと言う話になった。結果、作られたその虫は体長が1センチ程度の緑色の毛虫のような長細い虫だった。

 僕がそいつを指の上に乗せれば、そいつはすぐさま僕の指の皮膚を切り裂いて指先から僕の体内へと、手の肉をえぐりながら進み始めた。あわてながら手を振り回していたのであるが、その虫は手の平の中央辺りで赤黒くなって動きを止めた。しかし、今度はその虫よりもさらに小さい虫かたくさん、ぶわっと湧き出してきて手のひらから差に腕のほうへと不規則に動き回り始めた。

 どうやったら虫を排除できるのかわからない。恐ろしいほどの気持ち悪さと、最後には心臓をやられ、脳を潰されるだろうことを予測して走り回っていた。やがて親に報告すると「人間の体温で虫は死ぬよ」と言われ、しばらすると体内にいた虫は全て死滅していた。

 焦る夢だった。目が覚めたとき、今見た光景が夢であったことを知って安心した。手のひらには虫によって食い荒らされたあとも何もない。後で夢占いでも調べておくことにしよう。

[◆]一日の行動

 夢を見たのは午前十時の朝食にたたき起こされて、朝食後にまた寝たその後であった。午後三時に昼食に起こされて、その後から一日が始まった。まずは部屋の掃除をして風呂に入り、犬の散歩に行って散髪をした。この時点で午後六時である。家に帰ったらお菓子を食べながらゲームをして夕食を食べ、チャットシステムの改良を行なって気がつけば午前三時。言葉に直せば大した行動をしない日だった。

 もう少しゆっくりしたいものだ。はぁ。