十一月一二日、水曜日の話
寒くなってきたせいか、寝るのが早くなってきた。 [◆]チャットシステム「冷やかし端末」
現在、小説投稿サイトはちょっと脇に置いといてブラウザで使えるチャットシステムを作っている。小説投稿サイトの技術を流用したもので簡単に仕上がると思っていたのだが、意外と難航している。フレームを通してデータを送信するための仕組みが今ひとつぱっとしないからだ。
「冷やかし端末」は玄関にて名前とパスワードを指定しないとチャットルームにおいてチャットが出来ない仕様にしている。これは玄関を通らずにチャットルームに侵入されたとき、閲覧者をはじくようにしているからだ。入力がなければ玄関へと叩き戻す。考え方としては至極単純である。
問題は、入力したデータをどのように送信していくかである。基本的にフォームの送信先は1ページとされているが、相手がフレームである場合、POST メソッドでデータを渡せるのかどうか。
玄関
※補足
もうちょっと調べてみるけれども、フレームから始めて発言入力部を開く時には GET メソッドを使用しないといけないかもだ。セキュリティ的に好ましいことではないが……。
寒くなってきたせいか眠くなるのが早くなり、結果としてあまり作業がはかどっていない。物理的に頭が痛いことこの上ない。うーん。
一週間で終わると思っていたのにもう二週間目か……。今週には完成させたいところだ。
ちなみに。
チャットシステムの名称の冷やかし端末。何で冷やかしなのかと言ったらブラウザで見るからである。 [◆]チャットシステム「冷やかし端末」追記
利便性を考慮すると玄関でチャットルームIDとパスワードと名前を入力するのは微妙かもしれない。チャットルームに入るのに ID だけ教えればいいじゃないと考え方もあるのだが、大抵はチャットルームまで直リンするだろうしなぁ。名前とパスワード入力はチャットルームに入ってからでいいだろう。そうしよう。これでフレーム間のデータ送信問題は解決だな。利便性も向上して一石二鳥だ。後は、実際に作るだけだなー……。 [◆]殺人に快楽を感じるか?
秋葉原の件もそうだが、父親に叱られたので誰でもいいから殺したかったと歩いている人を車でひき殺す輩が出てくるような時代になった。そのほか、割と突発的な殺人事件というものは増えてきているような気がする。
で、なんでそういう突発的な殺人を犯してしまうのか。単純に人を殺すことに快楽を感じるからだと思うのだがどうだろう。快楽とまでは行かなくてもすかっとするとか安心するとか、そういうものを感じるからだろう。イライラしたりむしゃくしゃしている時にわざわざ不愉快なことをするとは思えない。ある程度、理解できる。
で、そのことを夕食後に母親と妹に話したら「ゲーム脳だ」と指差されまして。まあ常識的に、殺人に快楽を感じる事は気違いである、ということになっている。いささか反論したかったのであるが、いつもどおりこっちの話を聞いてくれないのでほうっておくことにする。
突発的な殺人と言うのは、思うに子供が我侭で駄々をこねている延長線上のような気がするのである。その際、人を殺せる道具を使えるか使えないかで人が死ぬか死なないか決まる。行動に移るまでには様々な要因が絡んでいる事は間違いないだろうが、行動開始から行動終了までの思考の流れはそんなところだろう。つまりは、我侭による要求の不解消による怒りを殺人に向けてしまう。得られるものは怒りの解消であり、殺人はその過程の副産物にしか過ぎない。物を壊すのと同水準である。
ここで、ならば自分の部屋でも荒らせばいいじゃないかと発言する人が出ることと思うが、普通はそんな事はしない。自分の所有物を壊すことは自分の損になるからである。どのような場面でも自分の物を壊す人はあんまり見かけない。では、自分の家族のものを、となるが、おそらくはそれでは物足りないだろう。ここで出てくるのがメディアと言うものである。
早い話が、外で人を殺すと大々的に報道されるのである。新書「犯罪心理学」によれば犯罪とは非日常的なものであり、メディアによって運ばれてきた犯罪のニュースに人々は代替的快楽を感じると言う。つまり、犯罪行為というのは快楽の元なのである。それ自体が。テレビでも犯罪をエンターテイメントのように扱っている部分があり、つまりは犯罪とはそういうものなのである。大抵の人は、特に男は注目を集めたいと考える生き物である。エンターテイナーとなればその注目は単なる日常ではありえないほどとなり、とても満足できる可能性が高い。
あと、憶測だが、動機が突発的なだけに満足した後の話までは頭が回らないんじゃないかなと思うのであるが。冷静でないと言えば冷静ではないのであろうけれどね。
さて。ここから本題である。殺人は快楽を得る手段となりうるかである。
僕個人の感覚としては、なりうると考えられる。ただし、男限定。男の特徴だと言っていいと思われる。だから、女性には捉えにくいかもしれない。捉えられない事はないと思うのだが……。
男はその進化の過程の役割としては生き物を殺すことを生業としてきた。さらには他の男と競争し、優劣を決することにより女を得て子孫を残してきた。本能として他者を蹴落とすことが刷り込まれていると言える。時代は流れて単純な殴り合いから頭の良さへと競争手段が変わり、社会が複雑化してくると男は他の男達を従えるようになる。さらに時代が進んで兵隊達は資本へと換わり、一人の人間の影響力は一人の人間が行動できる範囲から山を超え海を越え、地球の裏側まで届けることができるようになった。経済という名の力である。
しかし。経済の力は頭は使っても身体を使うことが極端に少ない。人間は頭だけで生きているにあらず、五体を動かしたいと言う欲求がある。暴れたい人は暴れたいだろう。だからこそ、漫画やアニメやゲームが流行するのである。社会的な制約のために動くことが出来ないから、仮想的な世界で実現して何とか欲求をなだめているのである。ゲーム脳? そもそも、なぜ人はゲームが面白いと感じるのか。人をばかすか撃つゲームがなんで人気なのか。ゲームをする以前から人を殺したい欲求を持ち合わせているからだ。まあ、外に見えやすくなるので周りにいる人の中には危険性を感じる人が出てくるのは至極当然だと思われるが、所詮、元からあるものが露出しているだけと思われる。ゲームをしている人のほうがまだ分かり易い分、あと欲求をなだめている分安全だと思うがね。男として、女が付いていない状態でエロ本、エロデータを一つも持っていない人は信頼できない。それに似ているだろう(これが理解できない人は、今回の話は根本的に理解できないと思われる)。
余談だが、人を殺したいと思っている人間でなければ人の上に立つことは出来ないと考えている。所詮、人の上に立つと言うのは自分の思い通りに世の中を動かしたいという欲求があるからだ。それがない人が上に立とうと思うはずがない。そして、人の上に立つというのは他の人を精神的に殺すということだ。相手の意見を封じるからこそ、上に立てるのである。文句が出るようならまだ相手より上に立ってはいないということなのだろう。人の上に立つのは非常に難しい。
さて、何百人を殺すつもりで生きていけば世の中楽しくなるのかね。僕の場合の目標は二千人ぐらいであるが、今のままじゃ五人も殺せまい。一人殺して力尽きそうだ。つーか、一人目で返り討ちにあいそうなのだけど。力がたりんなぁ。 |
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