十月三一日、金曜日の話
インターネットのとある場所にチャットルーム貸し出しサイトがありまして。 [◆]情報駄々漏れチャット
涼宮ハルヒのアスキーアート保管庫や THE DAY OF SAGITTARIUS 公式情報管理局のアクセス解析を見るのがここのところ楽しみだったりする。しばらくは見ていなかったのだが、ある程度名前が売れていろんなところからアクセスがある。有名なアスキーアートサイトからのアクセスだったり個人運営のブログだったりドイツの集合型掲示板だったりといろいろ。いやー国外の人のセンスには目を見張るものがあるね。感覚が根本的に違うや。
で、そんなアクセス解析結果の中にチャットからのものがあり、何気なしに覗いてみた。まあ、今までチャットからのアクセスがなかったわけでもなく、チャット発言者たちはのどかに会話していたのであるが……。一つ、気になることがあった。
そのチャット、パスワードが設定されていて本来、パスワードを入力しないとチャットを閲覧できない設定になっているらしいのである。何気なしにチャット見ている僕はなんなの。ひょいひょいと見回って、僕が逆アクセスに使った URL にパスワードが乗っかっているから覗けていると言うことに気がつき、そのパスワードを使って真正面からチャットに入ることが出来てしまった。
パスワードを設定しているぐらいだから、部外者の侵入はここの子達にとってあまりいいことではないだろう。チャットの過去ログにゃ、人の名前や学年等が書いてあり、どこの誰と特定できる情報は今のところはなかったものの、危険性はあるということになる。何県に住んでいるかぐらいはわかったけどねぇ。
そのチャットは見ているだけでは入室者にはカウントされない。つまり、発言している人たちは見られていることに気がつかないのである。僕が見ている前でも発言が進んでいくことがあり、どうしたものかと。
まあ単純に、機密性がない事をチャットに報告すればいいんだろう。衝撃はあるだろうが対策は打つだろうし。すでにいろいろなサイトへのリンクを張っているようなので、他の人が見ていないと言う保証もない。
と、言うわけで発言。入室者が瞬間的にあわててしまう可能性があるので誰もいないことを見計らいつつ。
しばらくして入室者が来ては「こいつ誰」という発言を残して去り、しばらくして集団の中心に近い人二人が来て対策を考えることになった。ただし相談は学校で。賢明である。「面倒なことになった」と僕の目の前でぼやかれてしまったが、失敗すればこんなもんである。次は失敗しないよう、がんばって欲しい。 |
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