十月二八日、水曜日の話
ブラウザごとの違いの差に衝撃

　こんなに違うなんて……。

　今の世の中、インターネットをするに当たって絶対に使われるのがブラウザというソフトウェアである。パソコン初心者じゃブラウザを起動することを「インターネットする」と表現するぐらいだから、その地位は絶対的なもの。とかくインターネットから情報を得るためにはブラウザが必要なのである。

　ブラウザはそこそこ種類がある。有名なものを挙げれば Windows の初期装備であったInternet Explorer、Internet Explorer に対抗して作られた NetScape、第三勢力 Opera、歴史は浅いが新技術を貪欲に取り入れている FireFox、時々に名を聞く LunaScape、強烈にスパイウェアくさい Google Chrome 等、もしかしたらいろいろ他にあるのかもしれないが思いつく限りでは五種類。でもって、それぞれが独特のデザイン性や機能を持っており、ユーザー側はそれぞれの好みに合わせて利用している。

　問題は、それぞれがページの見せ方に対しても独特のものを持ち込んでいることで、ウェブページの作成に当たって全てのブラウザに同じデザインを見せることが意外と難しいことである。こっちのブラウザでは綺麗に表示されるのにあっちのブラウザでは汚かったりデザインが崩れていたりとか、あっちのブラウザでは表示できるデータファイルがこっちのブラウザではダウンロード禁止になっていたりとか、全てのブラウザに対して同様に動作させるウェブページを作るのには細心の注意を払う必要がある。

　と、いうことに今日気がついた。

　自分のサイトを FireFox と Opera で見て愕然とした。IE と見た目がぜんぜん違う。それぞれが独特で使える機能があったりなかったりする事は気がついていたが、あまりの違いにびっくりだ。デザインが致命的に崩れてないのが救い。

　うーん、どうしたもんかなぁ。共通化するための方法を模索する必要があるし、共通化方法の分かるものでも手間が掛かるものばかりだ。線一本引くためにあーだこーだしなきゃいけない。ぶつぶつ。具体的には高さの指定と線形の指定、太さ指定、上側の色と下側の色の指定だー。

　自由夢幻会場の製作過程で、ほんといろんなことが分かるねぇ。経験経験、また経験である。