十月 三日、金曜日の話
うーん、ウェブページ作成形式を変えるか……

 そろそろ、新しい形式に移行したほうがいいのかね。

[◆]HTML から XHTML へ

 今日、仕事場で ASP から ASP.NET へとウェブページプログラムを変更する作業をすることになった。ASPって言ったらアクティブサーバページってことで要するに単なるウェブページでなく、来訪者の入力や反応によってページの中身をサーバ側で書き換える仕組みを持ったページのことである。ネットショッピング、オークションページなどがこれだ。電子掲示板も概念としてはまったく同じ。ただ、利用されているプログラム言語が違うだけだ。なんか、マイクロソフトが提唱しているウェブアプリのことを ASP と呼んでいるらしーよ。Perl 言語、もしくは C 言語で書かれたものを CGI、PHP で書かれたものはそのまま PHP である。

 それはさておき、今回の仕事でページの基本的な書き方が ASP.NET に準じた書き方……というより、 XHTML に準じた書き方になったことが引っかかった。XHTML は二〇〇〇年に発表されたウェブページ規格の中で最も新しいものだ。ちなみに、今、僕が主に使用している規格は HTML 4.01 に似ている書き方をしており(4.01 が推奨していない書き方もずいぶんしていると思われる。準じなくてもブラウザが対応しているので何の問題もないからだ)、実は既に二〇年近く経っている規格である(最初の発表は一九八九年らしい)。

 で、XHTML が発表された時に HTML で使われている一部のタグが廃止されることになった。もちろん、ブラウザ側がそれにあわせるわけでもなく、現在でも普通に使うことが出来る(とは言え、ブラウザごとに挙動が違う場合もあるのが悩みどころ。インターネットエクスプローラーでは使えるがファイアーフォックスやオペラでは使えないなんて事は多々ある。逆も然り)。おそらくは互換性を保つために末永く使えることであろう。流石に二〇年も保つとは思えないけど。

 さて、仕事場で XHTML に準じた書き方(ちなみに、上司は XHTML 形式であるということを分かっていないっぽい。あくまで、Visual Studio 2008 でエラーと言われる、言われないで区切ってるっぽい。ただ作るだけならその認識でもいいんだろうけどねぇ)を見たので、僕のほうでも自身のサイトにそろそろ XHTML を取り込んでもいいかなぁと思ったり。もちろん、完全に XHTML 規格に沿ったページを作る気はない。単純にタグとデザインの書き方を XHTML のものに変えるだけ。対象は自由夢幻会場のみとする。塊素第一情報区画を対象にしたら、どれだけ変更しなきゃいけないことか……。気がついたら 7000 ファイル越えてるようなサイトですぞ。我ながら、よく作り続けているもんだ。まあ、この日記ページのように、雛形があって単純に文章を書き続けているようなところもあるから、一概にすごいとも言えなかったりするのだが。

 とりあえず、さきがけとして自由夢幻会場を XHTML 形式にしようか。XHTML 形式はウェブプログラムページ対応の形式だ。 PHP で作成されるページにはちょうどいい。

 ちょっとは単純になるかもしれないね。StyleSheet の指定を、ID を利用してまとめて指定してしまえば、構造体のほうの文章が少なくなった作りやすくなるかもしれないねー。もしくは、面倒が増えるかもしれんが……。