九月 四日、木曜日の話
そこそこ眠くない

 昨日はそこそこ早く寝たおかげで、今日はそこそこ眠くない。

[◆]雑多諸所

 昨日はこれということもなくやや残業して家に帰り、家に帰ったら少しネットから情報を取得して後はずっとモンスターハンターG2をし続けていた。自由夢幻会場に一切触れなかった日は久しぶりだ。同時に、モンスターハンターで遊んだのもやや久しぶりだ。自由夢幻会場を作るかゲームで遊ぶか。もしくは他の何かをするのか。平日の夜に出来るのは大体二、三種類だけだ。

 そんなわけでゲームしていたのであるが、三時間プレイし続けてそこそこ疲れてので早めに寝ることにした。と言っても所詮零時である。目標は十一時なんだけれどなぁ。

 まあ、本日はあまり眠気を感じることなく過ごせている。出来れば毎日、眠気を感じることなく過ごしたいものだ。

[◆]らきすた読み終わったー

 なべなべから借りていた「らき☆すた」の四コマ漫画本五冊をようやく読み終わった。漫画本って量があるから読むのが疲れて敵わんね。

 「らき☆すた」はどこぞの女子高生達の面白日常生活を四コマ漫画で表現したものである。それぞれの個性を持って話を作っているもので、外因的な話があるわけではない。二冊目の途中から既に卒業の話が出始めているのに、三巻目辺りから話の時間軸が統一性を失い、春なのか夏なのか冬なのか夏休み真っ只中なのかよく分からなくなる。連載を続けるために無理やり引き伸ばしたのであろう。

 登場人物は基本的に個性いろいろな女子高生ばかりでその他も基本的に女性だけである。唯一、まともな扱いを受けている男性キャラは登場人物の中でも一番の主格である「泉こなた」の父親の「泉そうじろう」だけ。他のキャラにも父親母親などがいるはずだがぜんぜん出てこない。つまんねー。そういや、アニメ版のほうではそこそこ出ているらしい「白石」という男子生徒、漫画のほうじゃ一切出てこないんだねー。

 この漫画の何が面白いって、読者層の大半がオタクである事を理解している点だろう。オタクへの理解、がこの漫画の味噌である。ゆえに、どの登場人物もオタク受けが非常にいい性格ばかりである。オタクそのものである登場人物もいる。オタクが嫌いそうな性格の持ち主はいない。んでもって、話のネタは「オタクにありがちなこと」、「オタクの趣向」、「オタク考察」、「オタクの好きなもの」、「登場人物のかわいらしさ」などが大半を占める。あ〜、あるあると読者が思うようなネタを使っていることがこの漫画の醍醐味だろう。

 ……分析くさくなったなぁ。主だったストーリーがないせいだろうか。その場限りの笑いは取れても長期的な面白さはない。実に薄味。スピードが命か?

 確か、らきすたはすでに連載完了しているはずである。もう一冊あるってことだねー。まあ、また貸してもらうことにしよう。