八月三一日、日曜日の話
魚釣りに行く

 本日は前にも話し合いを持ったことのある友人の催しへと出向きました。魚釣りです。

[◆]大阪南港にて魚釣り

 本日は友人が企画した催しに参加いたしました。前に割りとすったもんだしたこの企画、二週間前ぐらいに魚釣りをすることになってひそかに楽しみにしておりました。天気予報は金曜日あたりまでは日曜日は雨と報じていたらしいのですが、土曜日には曇りで降水確率20%、そしていよいよ当日には太陽ががんがん照りつける晴れで、俺大歓喜です。ちなみに、主催者やほかの人は本日は雨になるだろうと予想していたみたいで「カラオケに行こう」という話が流れていたのですが、そうはなりませんでした。フゥハハハー!!

 昨日の晩から用意しておいた手持ちの釣具をカバンに詰めて、地元の駅で本企画参加者の一人であるなべなべと合流して大阪へ。集合時間には約四〇分ほど遅れそうだとメールを打ち、電車で歓談していたら主催者である友人Kよりさらに五〇分ほど遅れるというメールが入り。大阪梅田にて、釣具を持った人間が同人ショップ虎の穴を歩き回っているという稀な状態となりました。

 友人Kと合流して三人で昼食を食べ、最後の参加者である友人F君とは現地合流となり、三人一路、大阪南港魚釣り園へと向かいました。途中のバス待合所で友人Fとも合流し、四人でバスに揺られて目的地へ。

 南港魚釣り園は魚釣りのメッカらしい。人が多い。釣り場も広いが負けないぐらいに人が多い。右見ても左見ても人ばかり、家族連れが大多数。中には釣りに興味なさそうな茶髪カップルとかいました。

 僕以外は釣り道具を一切持ってこなかったので、ひとまず三人は釣り道具を売店でレンタル申請。僕は独自に餌と針を買いました。準備が出来たらお店の人に進められたポイントまで移動して釣りを開始……。とおもったら、買った餌は撒き餌型(小さい海老などを小さなかごに入れ、魚をおびき寄せて疑似餌で釣り上げる型。針の先に餌をつけない)だったのに、肝心の籠を持っていなかった。あわてて売店にとって返して買いました。その時、南港の釣りインストラクチャーの人がいたので、この場所での魚の釣り方やここいらにいる魚の話を聞いたり。

今日はいい天気
今日はいい天気です。

 さて。竿の準備。リールから糸を出して先端のとめ具に針をつけ、さらに籠をつけ、餌を籠に詰めて海へとゆっくりおろします。あとは竿を上下させて籠の中の餌をばら撒きつつ、疑似餌に魚が食いつくのを待ちます。かごの中の餌がなくなったらまた詰めなおし。これを繰り返す。

三人の男
戦いに挑む三人の男たち+α(写真を撮っている僕)

潮風
お断り:ネット上に出すため、若干修正を入れています。

 本日はいい天気でした。太陽の日差しもそこそこ強かったですが、適度に雲があるので日陰にもなる。また潮風がずっと吹き続けているので暑くもない。しゃべりながら釣りをし続けて写真を撮ったりして、のんびりと静かな一日を過ごしました。自然界の音だとうるさいと感じないのは何でだろうね。

やっほーぅ!
釣りに挑む友人Kとカメラ姿勢のなべなべ。

きまってるねぇ
友人F君の釣り姿。今回の撮影の中ではお気に入りです。

魚
釣れた魚のうちの一匹。
時間が経つごとに釣れる魚が変わっていきました。

僕の背中姿
僕自身も撮影していただきました。
シャツの襟が何かかっこいい、ということにしておこう。

老けてるねぇ
こうやって見ると、僕って老けてるねぇ。一人称を変えようかな。

友人Kとなべなべ
う〜み〜は〜ひろいーなおっきーなー。
いや、所詮大阪湾ですが。

僕と友人F
あと、「世界一大きい水溜りを海と定義しているのであって」なんて無粋な指摘もいりません。

僕と友人F
僕と友人F。

撒き餌はえび
撒き餌はえびです。
釣り糸の先端に取り付けた青いかごに入れて、海へと下ろします。

釣れた魚
釣った魚はキャッチ&リリースの精神にて、
海へと帰っていただきました。

 午後二時ごろから釣りを開始して三時間。撒き餌もほぼなくなってきました。この段階でスコアはなべなべが三匹、僕が二匹、友人F君が一匹で友人Kが二回ヒット、しかし引き上げ途中で魚がばれてしまい、釣り上げまでは及びませんでした。そして五時一五分の案内所からの「竿をレンタルしている方は返却してください」のアナウンスがあった頃に僕がまた一匹吊り上げて写真に収め、撤収しました。

 帰りのバスにもつつがなく乗れて、無人電車に乗り込み地下鉄に乗り換え、それぞれの自宅方向へと散っていきました。

 いやー、久しぶりに釣り道具を使いましたが楽しかった! やっぱ人間、これぐらいゆっくりして過ごしたいものだ。これぐらいのゆっくりさで過ごしていると文明の利器には預かれないけれどもね。また行きたいね。

[◆]釣りを通しての考察

 無事に終わった終わった、で終わらさないのが僕という人間である。今回の釣りでいくつか思ったことがあるので述べておこう。

 釣りというのは昔っから行われてきた行為であるが、今でこそ遊びと化している部分はあるものの、立派な虐待行為である。針を魚から取り外したとき、自分の手を見れはすぐにわかるだろう。大抵の場合、血まみれになっている。自然界の法則に乗っ取れば、魚はここで殺して食べるのが一般的だろう。そもそも、殺生は自分が生きるために、つまり食べるために行うものである。ところが、人間はこうした法則を忘れて自分たちの娯楽のためにキャッチ&リリースなんてやるんだから恐ろしいものである。キャッチ&リリースの精神とは魚のためでもなんでもない、人間が魚を痛めつけて、魚が血まみれになっているのを見て喜んでいるだけに過ぎない。そして、釣りをしている人間はそのことを理解しているべきなのだ。魚の虐待を嫌う人間が、そもそも魚に針を飲み込ませるなんて真似をするはずがない。

 さて、魚虐待を楽しんでいる、ということを釣りをしている人間の何割が理解しているだろうか。五割は理解していない気がする。自分の血が血まみれになってもただ「汚い」としか感じ取れない人間が多い気がする。そう、それはスーパーに買い物に行って豚肉やら牛肉やら買って、フライパンで焼いて食事で食べて「私は動物を殺したことがありません」などと真顔で言う人間と同じだ。自分がやっていることを理解していない。

 魚釣りは、そういう部分に気がつくのに適したものだと思う。なんといっても、直接自分の手に血がつくのだ。自分がしていることを知るには自分で触り、感じ、考えること。最も身近なものだと思う。

 僕は魚釣りが残酷な行為であることを理解した上で言う。人はもっと釣りをするべきだ。血に触り、血の匂いをかぎ、そこに命があることに気がつくべきだ。そして、もっと要求するならば、命なんてものは所詮、その程度のものでしかないということを理解して欲しい。釣られて、血を流して、酸欠に陥りながらも針が外されるのが遅れると簡単に死ぬ。その時の苦しみは誰にも伝わらないし、理解されない。それは魚だけじゃない。犬も馬も鯨も人間も、全部同じなのだ。死ぬ、というのはそういうことなのである。

 死んでもいい命がそこにある、ということを知っておくことは、人間が命を考える上で重要な材料になるだろう。死んでもいい命の上に僕たちは成り立っているのだから。命が消えたところで世界にさしたる影響なんか出ないのである。殺していいとか殺してはいけないとか、所詮、それは人間のエゴに過ぎない。なるようになっていくのだ、世の中は。

 さて、そういうわけで血まみれになった手を見ながら考えていて、なべなべに血まみれになった手を見せれば「その手で握手してくれ」と言われた。この段階で、なべなべが手を血で染めることの意味を理解していたのかどうかは定かではない。また今度、暇なときに聞いてみたいものではあるが、おそらくは釣りをすることの意味について、彼は彼なりに感じるものがあったのだろうと思う。少なくとも、魚の命を弄んでいる事に対して、何かしら理解していると思う。

 今回の釣りでの一番の収穫は、それだったかもしれない。血まみれの手で交わした握手は何を意味するのか。それを理解するには、まだまだ時間がかかりそうだ。

 僕らは日々、生き物を殺して生きている。そのことを理解している人がもう少し増えれば、世の中丸くなると思うんだけれどねぇ。やれやれ。

[◆]自由夢幻会場 PHP エラーについて

 昨日、いろいろと作業していたらいきなりページへのアクセス権限がないとか言われて作業が進まなくなった。釣りから帰ってきたらこの問題の対処することにした。

 原因は良く分からない。パーミッションの問題らしいが、PHP だけがエラーを起こしている。また、別の場所の PHP も何かエラーを起こしており、調べてみると PHP に組み込まれているセキュリティプログラムが怪しい、と言うことになったのだが、そのセキュリティプログラムについての説明が英語な上に、どうやったらブロックを解除できるのかよく分からない。

 で、単なる HTML は表示できるのかと一回、サイトの中身を削除してファイルを入れ替え、表示できることを確認したのちにもう一度サイトを復旧させると自由夢幻会場を表示することが出来た。

 うーん、ファイルの入れ替えでなぜ直ったのか、仕組みがよく分からない。もしかしたら、セキュリティプログラム云々じゃなくて、サーバのユーザープロパティでグループ設定をいじったからなぁ。そちが問題起こしたんじゃないかと言う気がちょっとするんだよね。PHP だけが影響受けるものなのかどうか知らないが。

 問題起こしたせいであんまり進まなかったけれども、とりあえず小説の更新はできるようになった。ただ、まだ少し問題があるようだ。記録ファイルにおいて必要のない改行が入る。なぞい。このあたりを対応しておかねばエラーだらけになってしまうので、対応しておかねば。