七月一六日、水曜日の話
うーん、開発進まず

 小説投稿サイトの開発進まず!

[◆]すべてはやる気の問題だ

 小説投稿サイトの開発が進まない。ファイルのあるフォルダを見はするのだが、今のところデザインをいじったりファイルを移動させたりとその程度。PHP が稼動するようなところまでは進んでいない。つまるところ、まだ全体的な構造がはっきりしていないのである。少し考えれば分かりそうなものだが、これがなかなか。思考能力なんか会社で使い果たしてるよ。

 んな事も言ってられないので、とにかく考えとかなければ。

自由夢幻会場
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 こんなところか。現在、スキンまではあるが、スキンの中身も全体的に使えるところまでは作られていない。この表の上から順に作っていけば完成できるはずであるが、指が動かないのが現状だ。うーむ。元はC言語プログラムを組み込むこと前提で作っていた部分があるから、何か構造が変なことに……。

 そんなに作るべきプログラムは多くないはずである。一つずつでも進めていかなければ。

[◆]オンラインゲームの黄昏時

 オンラインゲームには大抵はチャット機能がついているが、コミュニケーションの自由度が高くなってくるとしばしばゲームとは関係がない話題が展開される。ゲームと関係ない話題が始まるとゲーム自体の大半の意義が失われるわけで、まさしく黄昏時(盛り上がりに欠ける時)になるわけである。

 で。こういうとき、割と高い率で「ゲームで遊んでる場合じゃないんじゃないの?」という話題を振る人がいる。例えば「将来に希望が持てない」とか「夢がなくて困っている」とか。具体的には「進路が見出せない」という中学、高校生達の身の上相談が始まるのである。ゲームが土壌である以上、若い世代が集まりやすく身の上相談も若者らしい題目になるのであるが。見聞きするのが大抵は「成績」と「進路」に関するものである。その中で最も多いのが「成績が悪いから進路がない」というものだ。

 成績が悪いのは個々人の問題で個々人の環境の中でしか解決できないものであり、いくらオンラインゲーム上で相談を持ちかけたところでまともな回答が得られるはずがない。おそらくは話題として持ち出している本人もわかっていることだろう。身の上相談の形を取った愚痴である。本人と直接面識がある人でなければ真面目に相談に乗るのは難しい。ゲームを通している以上、まったくの赤の他人は所詮、プレイヤーに過ぎないのである。

 それはそうとして、「自分の成績が悪い」と嘆く人がそこそこ多いのはかわいそうではある。現在はゆとり教育が進んで優秀な子はとことん優秀になり、駄目な子はとことん駄目になるように教育される。なぜならばそれが個性だからだ。個性を伸ばす方向に教育すれば当然、そうなる。昔は優秀な子はそこそこ優秀に、駄目な子はそこそこ平凡になるように教育されていた。子供に一定以上の学力を与えるのが学校の役割だったのだからそうなる。今はなぜか子供の個性を伸ばすことが学校の役割になっている。本来、それは学校の役割じゃない。

 個性を伸ばすのは親の仕事で学校の仕事ではないはずなのだ。なのに時の政治家は学校にやらせた。事実としてはそうだ。

 個性を伸ばせば駄目な子が大量に出ることを理解しなかったわけではあるまい。それを承知の上で優秀な子をとことん優秀にするほうが得だと考えたのだろうか。それとも、どこぞがそのように指示でも出したんだろうかねぇ。駄目な子を量産する、つまり日本の国力が落ちることを望んだ奴でもいるのか。アメリカかなぁ。

 進路が見出せない子が出るのは時代の流れとしか言いようがないのだろう。誠に残念である。