七月 九日、水曜日の話
ね  む  い

 くぅ。

[◆]降りるべき駅で降りず

 朝、電車に乗って会社に向かうのであるが、僕の場合は乗る電車によって電車を乗り換える駅が違う。快速急行ならAの駅で各駅停車に乗り換え、通勤特急ならBの駅で準急に乗り換えだ。今日は通勤特急に乗ったのでBの駅で乗り換えねばならなかった。

 が、乗換駅に着いたことに気がつかず、そのまま乗っていってしまった。乗り換えないと目的地へ続く路線に進まず、大阪の終点方向にいっちゃうんだよなぁ。戻ってくればいいんだけど、確実に遅刻する。

 ちなみに、乗り換え忘れたときは「狂いのすすめ」という新書を読んでました。わりと文量の少ない本だけど味のある哲学書。「人生は生まれ、苦しみ、死ぬ。生き甲斐なんて人間を奴隷にするためのペテンですよ」と面白いことが書かれています。ちなみに、著者は仏教徒の人です。

 ……この本は面白かったけれど、当たり前だなぁと思ったことがたくさんありました。その当たり前って言うのは僕にとっての当たり前っていう意味で、世間的ではないだろう。つまり、僕はとっくに世間から外れた考え方を有しているってことになるんでしょうね。

 まあ、僕なんか完全に若造なんだろうけどね(笑)

[◆]三日目

 月曜日からやたらと午後一時半ごろから午後四時ごろまで眠気に苛まれる事態になっているが、今日もやたらと眠い。なぜこんなに眠いのか分からないほどに眠い。睡眠時間は割りと伸びていると思うのだが……やはり暑くなって眠りが浅くなっているのだろうか。しかし、朝は寝不足を感じない。

 日ごろの注意力が何がしか落ちているのは間違いないと思う。脳みその能力がかなり落ちている。それが季節的なものなのか判断できない。ストレス性のものかもしれないわけで、もしも仕事がきつくて仕事ができないというのであれば、現在の仕事はもう続けられないことになる。とはいえ、小説投稿サイトを作ると言いながらゲームし続けていたりするのでほかに稼ぎ口がなく、状況はじりじり悪化する一方だ。むー。

 ゲームのほうはもうすぐ折がつくので、折をつけたほうがおそらくはいいだろう。片付けられるものから片付ける。それは正しいのだが、問題は次にやることをしっかりと実行できるのか。やってみないとわからない。

 そろそろ一人暮らしもしたいし、何とかしたいところだ。