五月一六日、金曜日の話
よく寝た、はずなのだが

 昨日はやる気でなくて十一時に寝たんだがねー。

[◆]昨日は本気でやばかった

 昨日の夜は気分はどん底、気力も出ないし眠気がひどいし頭は痛いしでなーんもやる気が起きず、日記を書いたらそのまま寝てしまった。一応、寝たい寝たいと思っていた午後十一時に寝る事はできたが、要するに飯食ったら何もせず寝ないと十一時には寝れないってことだ。

 さて、今日の朝であるが、一旦は午前五時に起きたものの、二度寝して六時半に起きた。それでもまだ寝たりないと感じた上に、まだ疲れが残ってた。あさっぱらからやる気が出ない。五月病で済めばいいが今後、六月になろうが七月になろうが九月になろうが引き続き疲れの取れない日が続くだろう。あそこに行く限りは。

 会社に行って、面白くない連中と興味のないプログラムを作っている限りは、現状を脱出することはできない。これが世代の溝なんだろうなぁ、よくこんなところで働いていられるよ。

 ここ最近、プログラム作成に関して僕への締め付けが強烈になっている。僕の親に言わせれば、「一年間は居つくかどうか分からない人間だったわけで、一年過ぎたら教育が厳しくなって当たり前」なんだそうな。むしろ一年過ぎてからのほうが余計に居つくかどうか分からなくなるんじゃないかと思うのだが、そのあたりはよく分からない。とりあえず、辞表でも書こうかなぁ。

 で、プログラム作製についての締め付けになった理由であるが……まだそんなに表には出されてはいないが、どうやら本気で会社が傾き始めているみたいなのだ。ここの所毎日、上の人たちが会議室で会議している。社長が「金を取る」「金を取れ」と、金の取りどころについての言及が多くなった。「赤字……」の科白も聞こえたような聞こえなかったような。

 プログラム作成の時間を縮めてたくさんプログラムを作れるようにし、たくさんプログラムを作って金を稼ごうとしているのではないか、という気がする。外注プログラムもここの所やけに受け付けている気がするし。つまり、上の人たちは僕を早急に育てる必要が出てきたのではないか、というところ。が、上の人たちは若い人にものを教えることが下手だ。毎回、仕様書の確認でクイズをさせられるのだがあれって意味あるのかねー。ちなみに、大抵クイズを出されても僕は答えられない。説明された仕様書についての内容の半分ぐらいしか覚えてないせいだ。プログラムそのものに対してあんまり興味がないもんだから覚えられないらしい。不良人材まっしぐら。