五月　四日、日曜日の話
愛宕山に登る

　毎年恒例。

　ゴールデンウィーク二日目。家族で愛宕山に登りに行くことに。妹は大学の課題で忙しいとのことで今年も不参加でした。ええ去年も不参加でした。愛宕山は山は山ですがそんなに本格的な登山準備が必要なわけではない、おおよそ二時間で山頂付近の愛宕神社に到着します（神社は山頂にあるわけではない）。

　「参道」登山口から上れば、基本的に横に四人は並べるぐらいの広くところどころに階段があるようななだらかな道を歩くことになります。高いところに上がって行けば風が涼しくなり始め、噴出した汗を冷たく乾かしてくれます。汗はでるよやっぱり。我が家の犬も口の横から舌をたらしてしかし引っ張る力は強く。我が家の犬は二回目の愛宕山です。

　おおよそ二時間。去年よりはなんか神社が近いかなという感じで到着。神社前広場でコンビニで買ったお昼ご飯を食べ、景色と花見をし、愛宕神社で火事に遭わないお札を買いました。この御札、通常の大きさで一枚五百円ですが僕の母親が若い頃は一枚二百円だったそうです。世知辛い。

　あとは首なし地蔵側に降り、なんか知らないけれども整地された林道を下って行き、川沿いの道を歩いてスタート地点に戻ってきたならすぐに駐車場に戻って車に乗り込み、その場を去りました。

　家にたどり着いたのは午後三時ごろで、家に帰ってからは疲れが出たのか頭がきりきりと痛かったです。昼寝して休憩。そのあとは適度にネットで遊んだり音楽を聴いたりで一日を終えました。

　外に出ていると時間がゆっくりに感じられ、家にいると時間が早く感じる。長く人生を楽しみたかったら家にいてはいけないってことかなー。