四月一八日、金曜日の話
なで肩の肩

 僕はなで方の肩をしているため、今まで鞄は襷掛けにしていたのだが。

[◆]鞄の襷掛けはかっこ悪いかな?

 男たるもの、常にかっこ良くあろうと努めねばならぬ。とはいえ、かっこよさの基準が人によってばっらばらなので、ひとまず最低限、かっこ悪い事はしないように努力しています。

 さて、今回は鞄の襷掛けについて。昨日の帰宅時に電車の窓に反射する自分の姿を見て、襷掛けはスーツ姿に合わないような気がしたので、襷がけをやめて鞄がある側の肩に鞄の紐をかけたわけです。つまり、襷掛けではない普通の掛け方。

 そうしたら、僕の肩がなで肩であるために常に肩掛け紐を持っていないとずり落ちていく。スーツも崩れてかっこ悪いことこの上ない。悔しいっす。なで肩の肩なぁ。肩肘張れないという点で基礎的なものが抜けている気がしてがっかりです。

 そういうわけで、今日は鞄から肩掛け紐を取り外し、普通の鞄として手に持って通勤したのですが、そうすると今度は会社に着く頃には腕が痛くなった。まあ、JavaScript の教本やら二〇年前のプログラム言語の教本やら、包帯とか胃腸薬とか鋏とかビニールテープとかいろんなものが入っているせいで通勤鞄としては相当重い部類に入るのではないかと思われるのであるが、しかし肩掛けで通勤していたときにはなんとも思わなかった鞄が腕にぶら下げるようになったとたんにこんだけ重く感じるとは。腕も鍛えないとなぁ。腕だけ鍛えたらいいわけじゃないけど。

[◆]平日はサイト作りは無理かも

 連日の睡眠不足。僕が悪いと言えば悪い。気力を回復させるために夜の九時頃にリポビタンDスーパーなんて飲むせいもあるだろう。それでもサイトを作るまで行かない。サイトを作ろうとしても、眠気のせいでまともなものが作れそうにない。

 サイト作りは休日に一気にやることにして、平日はサイト作りのための情報収集に徹したほうがいいかなぁ。過去に何回もそう考えたことがある気がするのだけれども。

 休めない休日か……それでもやらないとね。のんびりと生きて行きたいんだけれども、のんびりできるのはいつのことやら。

[◆]プログラムが覚えられない理由

 ここのところ、プログラム技術の記憶について文句を言われ始めている気がするのだが、何で覚えられないかと言うところにおいて会社で作るプログラムにあんまり興味がないからじゃないかと思っていたのだが、もっと単純な問題かもしれない。

 よーく考えると、僕は会社においてまともにプログラムを組んだことがない。なんともすれば、すべて出来合いの関数をコピペで組み合わせているだけだからだ。関数呼び出しすらもコピペコピペコピペ。真っ白の状態からコピペを使わずにプログラムを作ったことがないのである。要するに、会社において一貫してプログラムを書いたことがない。漢字を紙に書かないのと一緒だ。

 まともに白紙からプログラムを作ったと言えば、仕事をサボって書いたC言語とか PHP しかない。会社じゃ仕事の効率化のために、部品だけを組み合わせればそれで動くような形にしているが、仕事をするのに効率的でもプログラムの学習には不向きすぎるぞ。ついでに、組むことは内容が分からなくてもできてしまうものだから、プログラムを組んだという意識もなく、あっさりと忘れてしまう。短時間大量生産の弊害だな。そんなんだから、今の今までプログラムをまともに勉強したことがない人間にも動くものが作れたわけである。

 これは僕にとっては痛手だ。プログラムの勉強をしに会社に来たつもりが、会社ではプログラムそのものの習得が非常にしにくいのである。現在、僕は ASP の VBS と Delphi のプログラムを取り扱っているが、おそらく先に作ってある部品がすべてない状態ではまともなプログラムなんか作れなくなってしまう。ありあわせのものに頼り切ってるから。とても言語を習得しているとは言えない。調べればいいんだろうが、独自に作れなければまず覚えられないだろう。配列の仕組みとか変数のデータ型とか、ほとんどC言語で覚えたようなもんだ。

 いよいよ持ってして、会社にいる理由が単なる金稼ぎになってしまったな……くそ。

[◆]今日は一日、やる気が出なかった

 昨日もなかったが今日もない。雨のせいだろうと思う。低気圧の日はやる気が出ない。仕事自体にも面白みを感じなくなってきたところにこれだ。五月病の始まりだろうか。

 プログラムの内容を分かった上で作る事は大切らしい。どう大切なのかは聞いてないが、おそらくは誰かにプログラムの内容について聞かれたとき、答えられるようにするためだろう。つまり、お客さんのために覚えるわけである。しかし、僕はプログラム内容についてほとんど覚えてないし、いざお客さんと顔をあわせたときにはまるで役に立たないかもしれない。やる気がないのはやる気がない。

 こんな日は早く寝るに限る。今日は早く寝れるよう、努力しよう。