四月一一日、金曜日の話
自分が馬鹿になった気がしてならない

　間違いなく、一年前よりは馬鹿になってる。

　最近、これといって難しい事について考えなくなったような気がする。考えている暇も機会もない。毎日毎日、ただ技術的に決まったことを繰り返して時間を失い、家に帰ってもストレスの処理と個人的にやらなければならないこと（七割がた、自分のサイトの最新化）をしていて、まったりとした時間が取れない。いや、取ろうと思えば取れるんだけれど、その分何かがどんどん遅れていく。爺になるまで解消できないんじゃないか。いや、爺になるころには残りかすしか残ってないだろうから、結局、何もできない。

　原因なんて分かりきっている。仕事のせいだ。もっと言えば資本主義のせいだ。金がないと何もできないのが悪い。そして、それは回りまわって自分で食料も作れず家も建てられず土地も開拓できない僕自身のせいである。お金は人を専門特化させすぎるんだよなぁ。万能性を失う。広く浅くでは儲けられないしね。みんなができることではお金儲けはできないってことさね。

　つまるところ、自分の時間を確保するためには衣食住、さらには税金面においてすべて自分の責任で行わなくてはならない。ひとまず、日本で税金の掛からないところはないだろうしねー。場所によってはかなり差が出るだろうから、できる限り税金の掛かりにくいところに済む必要がある。寂れた寒村とか。都心部は絶対に駄目。

　僕の計画ではインターネット環境は絶対に必要なので寒村は無理かもしれないが、できる限り都心からは離れたいところだ。回線速度も確保しないといけないしなー。

　話が脱線したが、難しいことを考えなくなった。毎日のほとんどルーチンワークでは何か考えなきゃならない難しいことなんか早々転がっているものではない。コンピューターの技術なんて知っているか知っていないかの物でしかなく、考えて新しく生み座なくてはならないものではない。記憶力が良けりゃー発想力なんてほとんどいらん。今のところ。新しいものを作るときだけに必要。うちの会社は新しいものを作る事はまずない。作ろうとしているものが決まっており、あとはバージョンアップにバージョンアップ。必要に応じて取り付けたいものを取り付けていくだけ。時間は掛かるけれども、知ってさえいればいずれはできてしまうものだ。こんな風に簡単にきりすてられはしないと思うけれども。時間を度外視すれば、どんなものでも作れるようになるよ。

　大学生時代から PHP とかに取り組んでいたらなぁ。今頃、仕事辞めていたかも知れんな。

　最近、人とまじめに話してない気がするな……。

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　毎日が日曜日で毎日の気力が最高潮でも、三ヶ月は掛かる。仕事で平日が使えず、土日の気力も沸かないような現在、予想では一年は掛かる。……って、去年からまったく改善していない気がするのだが……。

　土日の気力を如何に高め、一気にやれるかに掛かってくるだろうな。ゲームばかりしていては駄目だ……。本来はこれどころじゃない気がするんだけれどなぁ。