三月二〇日、木曜日、祝日の話
休みの日は日記を書かない

 そういえば、休みの日は日記書かないね。

[◆]休みの日は日記を書かない

 ふと日記の過去ログの修正を続けていて、休日は日記を書いていないことに気がついた。まあ気がついたというほどのことではないのだけれども、土日の日記は月曜日にまとめて書いてるね。

 ちなみに、過去ログの修正は八月まで終わった。あと二、三日で二〇〇七年分の日記の修正はすべて終わる。その次は二〇〇六年分の修正で、その次は二〇〇五年、その次はリンク集の修正と修正の目白押しである。リンク集なんか、ページを作成してから一回も修正してないもんで、五年前のまんまである。閉鎖されたサイト様もあるだろうし、追加しなくてはならないサイト様もある。チェックに時間が掛かりそうだ。

 休日に日記を書かないというのは日記を仕事の合間に書いているからだ。家に帰ったらサイト修正にゲームに飯に風呂に犬の散歩にと、とても日記を書いている暇を取れない。これは優先順位の問題で、家では優先順位的に日記はランク外ということになるのだ。職場では仕事よりも上だったりするのだけれども。まぁ、忙しさによる。

 そんなわけで、休日には日記を書かなかったりする。では、次に職場で日記を書いてしまうことについて考えよう。

[◆]職場で日記を書く

 絶対に褒められたものではないが、むしろ非難轟々だが、僕は職場にて仕事の合間に日記を書いている。下手をすれば日記を書いている時間のほうが仕事をしている時間よりも長い、ことは流石にないけれども、二時間ぐらいは書いているかもしれない。

 こうした状態になっているのは僕の仕事なれと仕事が落ち着いているという部分が大きいが、もうひとつ、心理的問題として僕の会社に対する、僕の目的がほぼ完了してしまったというのがある。つまり、プログラムの習得である。もちろん会社の人たちから言わせれば僕なんてまっだまだプログラム技術者としての力が足りない糞餓鬼なのだけれども、そもそも会社で取り扱っているのは僕の欲しいプログラムではない。ゆえに独自に勉強しなきゃならなかった。独自に勉強しても結果はあまり芳しくないが、会社勤めしていれば分かるかと言えば永久に分からないだろう。僕の欲しいプログラムに対して、うちの会社はやらない気満々である。Visual Basic しかやる気がない。Windows でしか動かないプログラムを延々やられても、僕にとってメリットが見えないのである。

 僕にとってメリットがなければやる気が起きない、というのは、会社の仕事をする目的がさっぱり伝わってこないというのが大きいだろう。会社が掲げる目標がないから、個人の目標が優先されるのである。いや、実際にはあるのだと思う。社会の役に立つとかなんとか。そんなの、目標がない人が建前的に使うものでしかない。取り柄がない人を「素直な人」と紹介するのとさして変わらない。

 ソフトウェア開発って言うのは道具作りである。物事の主体となることは基本的にない。鍬(くわ)があれば人は農業が楽になる。が、人がいなければ鍬は何も生み出さない。プログラムがあれば人は情報管理が楽になる。が、人がいなければプログラムは何も生み出さない。同じだね。

 プログラムが物事の主体となれるのはゲームだけである。そして、物事の主体となったところで人の精神に影響を与えるだけで現実的な生産性はない。このあたりは性的な自慰行為と同じである。やれば一時期満足はするが、結局のところは何も生み出さない。けれども、一時的な満足を得るためにまた繰り返すのである。

 単なる道具作りだけでは僕は満足できない。道具を作り、実際にそれを自分で使って、初めて満足できる。今の会社でやっていることは道具を作るものの、自分で使うことはないわけだ。自分達で使っているものを分けているわけではない。最初っから他人に売り払うことを目的につくられている。この辺りから分かるのは、自分達を高めて世を引っ張っていこうという態度ではなく、他人にがんばってもらって自分達をぶら下げてもらおうというまさしく下っ端精神である。こうした態度は僕の好みではない。

 物を作っているなら、職人としてまずは自分に合う最高の道具を作るべきだと思う。自分の作っているものに満足してから、それを他人に分けるのだ。

 そういう意味で、継続的なバージョンアップで金を取るとか、保守契約とかあほらしいと思うのであるがどうだろう。客に使いこなせないものを売りつけるのはどうなのだろう。最近、パソコンの調子がおかしいとかサーバの調子がおかしいとか、少し勉強したら分かりそうなことで電話が掛かってきたりする。その少し勉強したら分かりそうなことのために、人が出ずっぱりになるのである。細かい用事のために本業が進みませんって、そりゃ駄目じゃない?

 自分達のためだけにプログラムを作っても、すぐにはお金には結びつかないだろう。だから企業としてそういうのは敬遠される。企業は経営していくためにすぐにお金が必要になるからだ。職人としてではなく、下働きとして働くしかないのである。


 まとめ。

 もしも自分達の思い通りに物を作りたかったら、まずは自分達にとって最高の道具を作ることである。お金が欲しいならそれをなしてから活動をしたほうがいい。また、客に取り扱えないものは売りつけないこと。得られるお金以上に雑務を増やすだけだ。

 てなわけで、世界群歩行者達を組織として表に出す前に、集まった人間達で何かをなさねばならない。ひとまずは完全なるプログラムサイトの構築かなぁ。今のところ。本当は農業もして食べ物を収穫するところまで行きたいのだが……。まずは、複数の人間が一箇所に集まることが出来るだけのお金を得る必要がある。

 まずは、僕が単独でサイトを作る必要がある。それが出来なきゃ、人に集まってくれなんて言えないしね。少なくとも、単独で月に五万円は入手できるほどに僕自身を高めなければここに書いたこととか全部溝行きなわけで。

 がんばろう。

[◆]祖父母と会食

 本日は父方の祖父母と、その長男夫婦様と会食をしました。ちなみに僕の父親は三人兄弟の末っ子です。

 約一年ぶりに祖父母に会いましたが、おばあちゃんはさして変わってなかったのにおじいちゃんは老人度が急上昇しております。まさに老人。それでも肉類は食べられているようなので、肉体的にはまだまだいけそうです。

 で、会食ということでお酒とかも飲んだりしつつ、ステーキやハンバーグを食べつつおしゃべりをして会食終了。一緒にご飯食べただけですが、これが親族との慣わしであり、楽なものです。やはり、祖父母の負担が大きいみたいで。この会食は数少ない親族交流の場なのでおろそかには出来ません。また、その他の親族の情報を得られる場でもある。

 それはそうとして、家に帰ってからいろいろと作業していたのですが、しばらくしてなにやら急に眠気が……パソコンの Vista にサービスパック1を当てている間、ばったりと寝てしまった。サービスパックともなれば時間も掛かるもので。

 うとうとしながら思った。やっぱ、休日って言うのはこのようにお昼に寝る時間が取れて何ぼだよね。やることが多すぎるんだよ、まったく。

 あとで、眠くなったのはお酒飲んだからじゃないかなぁとお持ったり。ビール三杯程度だったんだけれどな。まあ、眠くなる程度ならいいか。