三月 七日、金曜日の話
何とかC言語プログラム作成中

 やはり、解る人に聞くと早い。

[◆]C言語プログラム作成中

「そうだ、眠くならないのであればC言語プログラムを作ろう。やってると眠くなるし」と、なんともいい加減なことを考えて十一時ごろからC言語プログラムを作り続けているがやっぱり眠くならず、しかしやった分完成に近づいている感じだ。よしよし。

 結局、本を読んでも解らないことを TDoS 開発スレで投げかけてみたところ、204 氏や他にも教えてくれる人が現れたので問題点をすんなり解消し、開発を推し進めることができた。本来は有料サイト用なのでできる限りは独力で進めなければならないところなのだが、やはりにっちもさっちも行かないとなると聞くしかない。このお礼は必ず。

 現在の山場であった文字列の検索置換関数を完成させることができ、これに伴い文字列内に存在するHTML特殊文字(<、>、&、&qort; 等)に対応することができるようになった。これが対応できないとウェブページを出力したところで悲惨な結果になってしまう。模試が表示されないとかデザインが崩れるとか。最悪、プログラムを書き込まれてセキュリティ上の問題が発生してしまう場合がある。でっかい文字列を書き込める仕様上、これは避けて通れん。……<pre> を使えば? と言う指摘もあるだろうが、あまり好きじゃないんだよなぁ。無毒化できるならしたほうがよいだろう。

 あと少しがんばれば、プログラムとしては出来上がる。つきに必要なのは入力用のフォームかな。新規作成、変更、削除指示フォーム。僕は今まで HTML をテキストエディタで書くこと四年であるが、実はフォームを作成したことがない。理由は簡単で、フォームを使うような場面がなかったからである。フォームはCGIやPHPのようなウェブアプリの窓口であり、ウェブアプリを自作することのなかった僕には必要のない機能だった。掲示板等は他人が作ってくれているものを利用しており、自分でちょこちょこデザインをいじることはあったものの、まじめに取り組んだことはない。

 で、フォームを作る必要がある。たった今フォームに取り組んだことはないといったが、実のところ、私用で取り組んだことがないだけで仕事ではばかすか使っていたりするので問題はなかったりする。Javascript と組み合わせてフォームを操作することもある程度はできる。何とか応用できるかなぁ。ちなみに、仕事で使っているファイルからコピペすることはそれが1バイトであろうとも嫌だ。生理的に。面倒でもキーボードから打ち込みます。はい。仕事のほうはすでに作ってあるファイルのコピーのコピーのコピーでやってるもんだから、そんなに苦労はないんだけれども。ある意味出来合い。仕事の効率化においては重要だが、あんまり個人として能力向上につながらないようにも思う。

 ……フォームのデータ、どうやってC言語プログラムに渡すんだろう……。

[◆]あー、やってられん

 本日は特大に仕事に対してやる気が出なかった。何でと聞かれても解らない。睡眠不足かもしかしたら風邪を引き始めているのかもしれない。なんだかふらふらするような気がするし、計算ミスとかも多いし。

 それゆえに受け答えも実に適当なもので、やる気なさ五割増量で悪印象は好調に増加中。それに対して僕自身、特に危機感も覚えず危機的状況になったとしても特に問題なく物事を受け入れるであろう。免職を宣告されたらむしろ喜びそうな状態にすでになっているわけだし。

 本当はいけないんだろうなー、ようやく一年になろうかという程度の人間が先輩社員にやる気なさ五割増量で応対するのは。「前にも何回も言ったでしょう?」という先輩社員の声にも怒気がこもっている。勝手に怒っているがいい、僕の記憶が確かなら、同じことを言われたのは過去に二回である。一年間で二回しか、と考えるべきか二回も、と考えるべきか。残念ながら、それを判断できるほど僕には経験はない。覚えていない範囲で言われている場合はどうしようもないけれど。

 先日にネットニュースとして「先輩から見た新人の駄目な点」という記事があった。おそらくは毎年毎年出てくる恒例の話題であろう。毎年同じことが言われ続けているに違いない。一位に輝いていた「挨拶ができない」については僕は問題ない。社長にほめられるぐらいだ。むしろ、先輩社員のほうができてない。職場によって違うのかもしれんね。しかし、その他の部分ではどうだか。判断するのは僕ではなく、先輩社員である。おそらくはバツであろう。

 もしも今、「この仕事を続ける気があるのか」と問われたら「あと一年はあります」と答えるであろう。つまり、あと一年しか続ける気がないわけである。間違いなくクビになる。で、んなことはわかっているわけでその上でそう答えるのだから、要するにクビにしてくれと言うことなのであるが、ひとまず聞かれるまでは答えないことにしておく。質問されていないから答えない。沈黙は金なり。一応、技術力はまだ吸収できそうなもので。

 技術力がありゃーいいっていうもんでもないし、本当に厳しい戦いになりそうだ。技術力があれば飯には困らないだろう。しかし、僕の目指しているところは技術力を高めるようなものではなく、多くの人が集まり生きていく場所である。僕自身、どんなきれいごと言ってもやっぱり人徳は必要だし。まぁ、人徳といったところで何か着飾っているわけでもないし、僕という人間を見てもらうしかない。こういう人間である、と。それで人徳があると思ってもらえれば人徳があるってことでついてきてもらえるだろうし、無いと思われれば無いだけである。無いからといって努力しようも無い。着飾る気が無いのだから。

 がんばろう。