二月二六日、火曜日の話
眠い眠い眠い

 最近、なんだか布団が気持ちいいー。

[◆]春になったか

 春眠暁を覚えず。とはいうものの、春になったかといえば昨日雪降ってましたとしか言えず、まだ春にはなっていないような気がする。梅の花が咲いたとか聞いた気がするが、どうだったっけ。

 寝る時刻が遅くなっているのは最近のことながら、朝、やたらと睡眠不足を感じる。「今日は何時に寝られるだろう」と考える前に「眠い眠い眠い」と頭が強烈に訴えている。もっと早くに寝たいんだけれども、気がついたら午前一時というのはなんともならない。昨日なんか、一切ゲームしてないんだぜ? プログラム作成すらしてない。それなのに午前一時というのは流石にきつい。いやま、日記かいてただけなんだけれども。眠くて中断した。

 最近はイチノイカズイ殿からのメールも覇気がないし、揃って疲れが蓄積しているようだ。早く新しい環境を構築したいところだが既存社会をなるべく切り離したいだけに簡単にはいかないだろうなぁ。努力前進。

[◆]夢なき会社

 僕が現在所属している会社には、夢がない。夢を持っていない。スローガンやら経営理念やらはあるのだが、それらを実行して何をしたいのか、という部分がない。社長は「納期と品質」の高度化しか言わないし、そりゃたしかに顧客様には役に立ってるんだろうけれども消費物として役に立っているだけで物と変わらん。おそらく、代わりはいくらでも。

 もしも現代社会に存在する会社の大半が同じだというのならば、確かに現代社会は活力なく古びていると言えるだろう。夢を持っている会社ってどこだろうね。「自分たちの夢のためにがんばってます」という会社は聞いたことがないな、受けが悪いんだろうか。

 さて、そんなところで僕の夢といったら世界群歩行者達の実現なわけだけれども、どのように表現すべきか考え中である。あいまいな部分が多すぎて大変。僕自身もそのときにならないと判らないんじゃないかというものもたくさんある。ただ、大抵の分からない部分というのは外的要因であり、内部的なものではない。世界群歩行者達が存在することにより、外がどう反応するか。ニュースになるかもしれないし税務署員が礼状もって内部捜索しに来るかもしれないし、その程度のことなら予想はできるがそれ以上になると分からない。いきなり米軍が来たらどうすりゃいいんでしょうね? ないとは言えない。ないと思うけど。

 まあ、そのあたりのことは後で考えるとして、もっとも大切なのは多くの人と楽しく騒げる環境を構築することである。ただそれだけを実現するために、いったいどれだけの土壌が必要になることか。つまりはどれだけの努力が必要になることか。そこにいる人たちがもれなく楽しめる環境を作るには恐ろしく無理難題である。ちなみに、別の場所で暮らしていた人がぽいっとやってきて一緒に楽しむ、というのはまず無理。体力強化と勉強は叩き込まなきゃならない。毎日午後九時就寝、朝の五時から体力強化訓練だぜふぅはははー。僕自身が起きられるか分からない、なんと言う無茶な計画だよまったく。が、それぐらいしないと体力的にもちそうになさげなんだけれども。ちなみに自由時間は午後五時ごろから午後九時までであるが。午前九時から農作業、午後十二時から午後三時まで休憩、おやつを食べたら午後五時まで頭脳作業って実に変則的な時間割。頭を使う仕事なんて一日二時間だよ。あとで時間割まとめとこう。

 ちなみに、明示的な、日曜日みたいな休日はない。人間がいくら休日を叫んでも天気が休みを取るわけないし、野菜が成長を休めるわけでもない。体は休めたら多分、次の日がだるくなる。頭脳労働は別に休んでもいいが、世間的な土日のほうがむしろ忙しくなるかもしれないなぁ。やることといったら多分WEBアプリの作成、運用になるだろうし。このあたりは現場にいる人たちと相談だな。人が増えたら再議論で。たぶん、世間の土日には仕事してもしなくてもいいという状態になるだろう。僕はするね。作りたいものを作るね。ただ、もしも家族ができたら家族と遊びに行くかもしれないな。一ヶ月に五日間は家族で遊びに行く日があったもいいだろう。

 一体どうなるのだろう。イメージとしては、暖かい日差しの中、でっかい樹がそびえ立っているかのような感触がある。樹齢は千年か二千年か。その気の根元に背筋を伸ばして立っている自分がいる気がする。もうすぐ、一緒に立っている人が増えるだろう。そんな気がする。

[◆]お昼下がりの失敗

 午後二時ごろのことである。仕事をしているときに電話が掛かってきたので取った。僕の口から出てきたのは「お電話ありがとうございます」ではなく「ごちそっ!?」だった。完全にアウトであるが御馳走さまと言いかけた。どこをどういじくったらご馳走様なんて単語が脳から喉に伝わるのか、今も分からない。相手はよく電話をしてくる人だったので少し笑われただけで済んだけれども、これが時々しか電話かけてこないお客さんだったら危なかったかもしれない。

 苦いコーヒーを飲んで目を覚ます事にしたのだった。