二月一〇日、日曜日の話
休みといっても、なかなかうまく休めないもので

 昨日は午前二時まで起きていたせいで、今日は午前十一時半おきだぜひゃっほーい。

[◆]ちゃんと寝ないと疲れは取れない

 ちゃんと寝ないと疲れは取れない。満足はしない。それはわかってるんだが夜更かしはやめられない。休日のうちにやっておきたいことが割りと多いのだが、遊びまくってるせいでなかなか進まない。まあ、休日って言うのはそういうもののような気がするが、満足できる状態になることはなかなかないもので。今やっていることとかをすべてスパッと捨ててしまえば楽にはなるだろうけれども。いったい、どれだけのものを捨てれば楽になるだろうか? もしくは、どれだけの空間を確保すれば楽になるだろうか? なかなか、大変だと思うなー。まあ、どんどん捨てていかねばならない時期には来ているのだが。漫画とかゲームの攻略本とかはすぐに捨てられそうだ。

 線香にはまっていたときに買った線香とか、日にはまっていたころに買ったろうそくとかもどんどん消費しなくてはいけない。線香は一日一五本、ろうそくは一日三本ぐらい燃やすか。それならすぐになくなりそうだ。火の用心だけはしないといけないが。

 必要ないコード類も捨てるか……金属を含むごみはどのように捨てたらいいのかわからん。同様に、携帯とか壊れたMDウォークマンとか、どのように処分するんだろうなぁ。携帯は携帯ショップにもって行けば回収してくれそうではある。MDウォークマンはどうだろう……今度、電化製品店に行ったときに聞いてみるか。ゴミ箱にそのまま捨てるのもなんだかなー。

[◆]昼飯を作ってみる

 おきるのが遅かったせいでお昼ご飯も二時ごろになったわけだが、さて何を食べよう。確認したところ、簡易食品(インスタントラーメン等)はないようだ。冷蔵庫の中にもあまりいいものはないが……とりあえず、にんじん一本。食材を買いにいってもどう料理すればいいかわからないに違いないが、しかしにんじんならばまだ相手にできそうである。

 まずはにんじんを洗う。こうして先のとんがったにんじんを手に持ち、洗っているとなんとなく性的イメージが沸いてきてなるほどなるほどと思った次第である。よく似てるもんね? 大きさもちょうどよさそうだし。次ににんじんの皮むき。皮をむくべきだったかどうかよく覚えていないのであるが、向くことにする。包丁を使って立てに向いていく。最初はよく深くごっそり剥いてしまってもったいないと思ったが、やり始めてみれば要は鉛筆削りと同じだ。カッターナイフで鉛筆を削っていた経験を生かし、同じ要領でしゃっしゃと削っていった。なかなかいいできばえ。

 にんじんは輪切りにしておき、次にフライパンに油を強いて加熱。煙が出てきたところでにんじんをいためる。輪切りになったにんじんが柔らかくなってきたところで白だしと本みりんをかけ、さらに炒める。匂いはそこそこいい。小さい破片が焦げ付き始めたところで皿に移し、後は茶碗にご飯を持ってふりかけをかけ、昼飯の準備ができた。つまり、今日の昼飯は炒めたにんじん一本とご飯だけである。しかも、本日の釜の中のご飯は夕食用もかねているため、大して食べることができない。まあ、とにかく一口。

 あんまりおいしくないだろう、と思っていたが、予想に反してまずくなかった。おいしいとは言えない。しかし、食べることに苦痛を覚えるほどのものではない。むしろばくばくと食べた。むー、久しぶりに料理器具を使って料理したにしては、及第点というところである。すばらしい。にんじん一本もおなかに入れば十分だろうと思っていたのであるが、いざ食べてみるとさして量がなかった。今度はもっとたくさん炒めてみよう。これぐらいなら、僕にも料理ができる。そのうち、独力で料理しなくてはならなくなるのだから、がんばろう。

[◆]靴紐は石目平120cm

 ペットの散歩に行った後、ちょっと遠くの靴屋へと出かけました。僕のはいている靴の紐をペットに噛み千切られてしまい、かなり危ない状態になっているので買いに出かけたわけです。ちなみに靴紐を噛み千切られたのは三回目。一回目と二回目は近くのデパートで買っていたのですが、ちょうどよい長さの紐を売ってない、丈夫そうな靴紐ではないという理由から遠出をしたわけです。靴屋について、しばらく靴を眺めました。靴紐を買いに来たわけですが、実は靴自体も買い換えたい。が、僕の要望にこたえてくれる実用的な靴というのは、やはり普通の靴屋には置いていないようで。軍用のテクニカルブーツなんて普通の店には置いてないよね。買いたがる層がちょっと少ない。

 前にも通販で買おうとしたことがあったけれども、あの時はちょうどほしい靴が売り切れてた。ちなみに三万円。売り切れの靴に対して前払いしておくのもどうかなーと思ったわけでそのときは見送った。お金の収入もない時期だったし。今ならば何の問題もないかもしれない。やれやれ、お金がよくもまあこれだけお金が使えるようになったもんだ。あんまりいいことではない。ま、一応ちゃんと働いているわけだけれども。

 靴屋で石平目120cmの靴紐を購入し、家に帰って付けてみたが、ちょうどいい長さだった。次からはこの長さのものを買うことにしよう。靴を買い換えたら無駄になるかもしれないけれども。