一月　四日、金曜日の話
本日より出勤

　ある意味、本日から会社が始まる事は幸運だった。

　本日から会社が始まります。大抵の会社といえば七日かららしいのですが、僕の会社は取引先の会社が今日から始まるという事で、それに併せての開始です。要するに、他の会社に引っ張られたのね。下請けだなぁ。

　そして、僕は初日から見事に遅刻。言い訳を言えば定期券の有効期限が昨日で切れていた。ゆえに駅についたらまず定期券の更新をせねばならず、更新している間に電車は走って行ってしまった、と。この遅刻癖はどうにもならんな。夜更かししすぎなんだよなー。やりたい事が多く、また時間がかかるせいか。正月を使ってずいぶんとこなせた感じはあるが、それでもまだ足りない。アスキーアートの整理とかもしなきゃならないのに、まったく手がつけられなかったからなぁ。

　で、会社に遅刻して着いたら社長の新年の挨拶真っ只中で、多少居心地の悪い気はしましたが人まだ誰からも注意を受けることなく、もうちょっと早起きしたいなぁと思いつつ仕事開始。年末にがんばったプログラムはきれいに動いてくれるかと思ったら、あんだけがんばってもまだ穴だらけでやんの。しかもこれが虫食いみたいなバクで、他のプログラムの同じ場所では正しく書かれているのに、このプログラムだけなんか書き方が間違っているとか古いとか、そんなのが多かった。苦心したＳＱＬ構文も取ってくるデータが間違っているとか何とかかんとか。

　つまり、あれだけがんばって完成できなかったと言う事は、僕一人では完成できなかったという事である。本番開始は七日かららしいので、その前に一日、他の人に見てもらえる機会を得られた事は幸運以外の何者でもないだろう。ちなみに、我が社の会社開きを引っ張ってくれた取引先はコンピューターとネットワークの大トラブルが発生し、年始挨拶どころではなくなってしまったらしい。つまり、早めに会社開きした理由が消えてしまった。何のために早く開いたのか？　他の人はがっかりしているかもしれないが、とにかく僕には幸運だった。

　プログラムの市優勢二時間はかかったものの、土日は何とか休めそうである。明日は卸売り店の初商いの日だ！　チョコレートと飴玉を買い込むのだ！

　本日帰宅して郵便受けを探ると、取り出されたるは夕刊と年賀状と黄色い正方形の封筒。めずらしーと思ったら僕宛の物で、しかも僕がお世話になっているオンラインゲーム、「THE DAY OF SAGITTARIUS」の作者である 204 氏からのものでした。封筒には 204 氏の住所が書かれてあったので、早速年賀状を書くことにします。

　さて、封筒の中身を検めますと、なんと！　204 氏が開発にかかわっている同人シューティングゲームの体験版ＣＤロム！　ｷﾀ━━━━ヽ(ﾟ∀ﾟ )ﾉ━━━━!!!!

　夕食後に早速プレイ。ノーマルクリヤーハードクリアーエキストラミッションコンプリート！　感想は NEXT-SOFT + さんのウェブページの電子掲示板に書いておくとして、なかなか面白かった。まだ体験版という事で第一面しかプレイ出来ないのであるが、その後の話は気になるところではある。

　それにしても、名刺は配っておくものだなー。前に 204 氏に渡した名刺に住所が書いてあったから、おそらく 204 氏は僕にＣＤロムを送る事ができたのであろう。名刺を渡した人から年賀状も届いていることだし、やはり生身で出会った人には名刺を渡して起きたいものだと思いました。また新しく名刺を作ったんだぜ！　前のやつとさして変わらないけれど、少なくとも間違いはなくなったしシンプルになった感じ。デザイン的にシンプルになったからこそ、文字がかっこよくなったかも。

　そういや、忘年会で名刺渡し忘れてるな……。