十月 八日、月曜日、体育の日で祝日の話
今日が休みであることを昨日知った

 友人の「この連休、いかがお過ごし?」というメールで、月曜日も休みであることを知った。

[◆]「狂気」が足りない

 ふと思ったのだが、僕は最近、自分が「狂気」を求めているように感じてならない。別に狂いたいと言うわけではない。つまらない世界など叩きつぶして楽しいと思える「狂気」がほしい。平たく言えば、やることなすこと全てが楽しいと思える「狂気」が欲しい。つまらないことなど煩わされずに叩きつぶせる「狂気」がほしい。

 そういうことを考えて周りを見ると、意外なほどに周りに「狂気」を演出するものが多いことに気が付く。ライトノベル、ゲーム、アニメ……いわゆる若者文化と呼ばれるそれらには、狂気を求めるものが多い。最近は過激になってきたせいで有名になってきているが、まあ名前を挙げておけば「ひぐらしのなく夜に」とか「スクールデイズ」とかがありそうだ。どっちも見たことないのだが。僕が気が付いた範囲では……名前が出てこないな。よくよく考えると、所詮、若者文化と呼ばれるそれらは、僕の求めている「狂気」ではないような気がする。肉体的な制約に引きづられているのだ。人間としての限界に縛られている。そんなちっぽけな狂気はただいたずらに傷を作るだけでしかない。もっと壮大な「狂気」。

 最近、とある笑顔が欲しくなっている。イラストに描こうと思っているのだが、どうにも筆に手が伸びない。そんなことよかゲームをやっちゃうんだなー。ストレスの発散に時間をとられるのは僕としてもあまりいい顔は出来ないのだが、どうしようもない。さて、笑顔についてであるが、強く閉じられた歯が見えるほどに自信にあふれて、今にも目の前にあるものを噛み千切りそうな、そんな狂気の笑顔。そんな笑顔が欲しくなるのは、目の前にあるものを噛み千切りたいからなのかもしれない。満月の夜であることに気づいて月を見上げたときに、もしかしたら僕はその笑顔を手に入れているのかもしれない。しかし、その笑顔は今のところ誰にも見られていないように思う。そもそも、自分でもその笑顔になっているのかわからないのだから。

 ちなみに、最近面白い歌を聞いた。聞きたい方はこちらにどうぞ。

 YouTube - 夜な夜な夜な

 なんとなく、僕の求めいてる「狂気」に近い匂いがする。「反省文、反省文、反省文」と繰り返すあたりで、人に岩を振りかぶって殴り続けている想像が頭に浮かんでくる。ララララララララ。

 さあ、連休も溜め込んでいたジャンプを読むのに費やしたし、早く寝ることにしよう。

 ぐっすりと、面白い夢が見れますように。



 夢って言うと、最近、カルト的な人気がある「ゆめにっき」なるRPGツクールの自作RPGをプレイしたのだが、なかなかのものだった。ああいう抽象的な作品は嫌いではない。ただ……エンディングは好きではないな。エンディング直前、部屋の外に出るドアの前でどれだけボタンを連打したことか。エンディングの後は、寂しさであふれそうだった。

 プレイしたい方はこちら。ゲーム本体以外に別途、RPGツクール用コアプログラムが必要です。

 ゆめにっき配布サイト
 RPGツクール2003ランタイム(コアプログラム)