三月二四日、土曜日の話
トラックで引越しの旅

 本日は引越しの手伝いをしました。

[◆]トラックの運転

 インフルエンザも何とか治ったようで、快調と言うわけではないですが安全運転できそうなので、電車に乗って待ち合わせ場所へ。これから車に乗ってまた京都へと引き換えしてこなければならないのかと思うと少々気だるいですが、仕方あるまい。

 約束の午後一時半にレンタカー営業所につき、友人が来るまで待機。しばらくして友人が着たので、レンタカー営業所に入り、トラックを借りました。最初は1トントラックの予定だったらしいのですが、車が手に入らず、2トントラックになったそうです。料金は1トントラックのままで。

 運転免許証を持っているのが僕だけなので、僕が登録をしてトラックを借りました。久しぶりのマニュアル車なので動かせるか心配でしたが、トラックのギアが普通の乗用車とは違うことを学んだあとは無問題に動きました。トラックは左上にバックギアがあるんだなー。乗用車は右下だったと思うけれど。とりあえず、クラッチ操作も問題なし。公道に出てからもエンストするようなことはありませんでした。ちょっとギアチェンジにまごつくことが多かったけれど。

 友人宅のある大阪の上新庄から京都の左京区の下賀茂まで、トラックの二人旅が始まりました。ただ、二人ともまともに地図が頭に入っていないのが不安なところです。ひとまず、国道を走っていけばいいはずですが。

 やがて雨が降ってきて、少し視界が悪くなって来た中を京都入りし、下賀茂へ。走行距離が思ったよりも相当に長く、二時間半ほど掛かりました。結構疲れました。で、下賀茂の僕の友人の知人宅からタンスと勉強机と椅子、小さい棚を受け取り、さらにコーヒーまでおごってもらって来た道を引き返すことに。だんだん暗くなり始めていました。

 で、暗い中を雨が降って視界が悪く、途中で道を間違えること二回。新居への鍵を借りることを忘れたと騒ぐこと一回。不動産に電話して鍵を開けておいてもらうことで何とかなりました。そして、車の返却の時間に間に合わず、電話口で怒られたり。後がつっかえているそうで。まあ、それはいいとして。

 返却の時間が遅れているので慌てていたわけですが、なんとか友人の新居前にたどり着いたものの外は土砂降りなわけで、雨の中を必死にトラックの荷台から家具を下ろしました。少々邪魔ですが、新居となるマンションの玄関口に家具を置かせてもらい、トラックに乗って返しに行きました。営業所では一応文句を言われ、料金をさらに一日分追加で取られ、現金的にも気分的にも赤字です。一時間半の遅れで一日分の料金って高いなぁ。

 営業所をあとにすれば、道にほったらかしにしている家具を新居に運び込むために急いで戻り、二人で新居に家具を運びました。エレベーターもない四階建ての小さなマンションで、新居はワンルームです。僕の部屋よりは広い。電気コンロにエアコン、ベランダにトイレ風呂一体の部屋。体を洗う時は浴槽の中でやらないとだめだなぁ。

 とにかく家具を運び、乾拭きをしました。ほぼ雨ざらしだったので、相当に濡れてしまっています。でもまぁ、乾拭きして乾燥させれば何とかなるでしょう。

 赤字になった段階で手伝い賃(六千円)は断ったのですが、くれると言うのでいただきました。とりあえず六千円を獲得! これでお菓子も買えるぜ! 風邪を引かなきゃいいんだけれど。

 トラックで六時間の運転でした。疲れました。まあ、マニュアルの運転ができてよかったですが。一度もエンストしませんでした。ふぅ。