三月 八日、木曜日の話
プログラムに向けて

 ここしばらくの間に、ソフト開発の道を進まねばならないと考えたわけで、本を買ってきた。

[◆]ソフトウェア開発について

 ここ最近は日記を書くのをサボっていたので(日記に核時間も何もかもをゲームにつぎ込み、疲れ果てていた)今後の僕の将来像について語っていなかったわけであるが、日記だと流れてしまうのでそのうち、資料室にでも構成を置いておこう。人材が必要になるため、共感できる人を集めておきたいところである。

 それはそうと、今日は京都の中心街である河原町に行き、ゲームセンターでタイムクライシス3を攻略して来ました。これでタイムクライシスシリーズは全て一応、全部くりあーしたことになります。七百円も掛かったがな! しかも、コンティニュー一回分(百円)を間違って第2プレイヤーのほうに入れてしまって、ゲームクリアーしたらコンティニューが無効化されて1コイン分をただ飲みされてしまった。がっかりである。

 その後、別のゲーセンに行って剣を振り回すゲームで楽しみました。なかなか面白い。ずいぶん疲れたけれど。

 まあそれはともかく、本屋でソフトウェア開発に向けて、勉強用の本を買うことにします。C++、それとオンラインゲーム用プログラミング教本。もしも、今請けている企業に入社することになったら、ネットワーク系かソフトウェア開発系か、どっちかに進まないとなりません。僕としてはどっちの知識も欲しい。自分の夢のために欲しい。しかしながら、片方しか学べないというのなら、どっちを学ぶか。考えた末、先に防御を固めようと思いました。つまりはサーバのセキュリティー関係を先に学ぶということであり、入社したならばネットワークに進もうと考えています。しかしながら、プログラムも捨てがたいため、プログラムは個人の範囲で勝手に進めることにします。

 まともなものが出来上がるのは何年後のことでしょうか。ま、気長に飽きることがないことを祈りつつ、やっていくことにします。所詮、僕は技術屋なもので。

 本を買った後、家に帰って昼食を食べたら、ゲーセンでの疲れがずいぶんと合ったようで、すぐに寝てしまった……。あとは日記を書きまくっています。アスキーアートの整理をほっぽりだしているなぁ。でも、明日は企業面接なので、しっかりと休むために早めに寝ようと思います。

[◆]酸化銅を銅に

 ヘッドフォンの調子が悪い。というのも、このヘッドフォンは内部断線してしまった部分を取り除いてむき出しの導線をそのまま寄り合わせて接続しているものである。接続不良は考えられる範囲なのだが……。

 どうも、導線の先端部分は電気が通らないようなのである。しかし、根元の部分は微妙に通電する……寄り合わせていたから気がつかなかったのであるが、導線の一部分でしか通電されていないようなのである。その理由としては、酸化銅は電気が通らないのではないか、ということだ。

 調べてみたら、やはり酸化銅は電気を通さないらしい。では、通電するためには酸化銅を銅に戻す必要がある。ここで補足であるが、何故銅線が酸化銅になっているのかというと、銅線のコーティングをライターの火であぶって取り除いたからである。熱せられた銅は酸素と結びついて酸化銅になる。

 黒ずんだ十円玉をきれいな十円に戻すためには、酸性の溶液につけて酸化銅から酸素を奪う必要がある。一般的なところではレモン汁がいいらしい。ビタミンCである。で、台所を調べるとレモン汁の代わりにカボス汁があった。クエン酸も含まれているのでちょうどいい。それを小皿に取り、銅線をしばらくつけておく。分かりやすくするために黒ずんだ十円玉も一緒につけておいた。

 一時間後、十円玉がきれいになったのを見て、銅線を取り出して水でぬらしたティッシュで吹き、寄り合わせてビニールテープで各銅線を分けて絶縁。音はばっちりと聞こえた。接触面積が広くなったために動かして揺らしても音が途切れることがなくなった。

 また一つ、電気工作の経験が手に入った。