八月 四日、金曜日の話
夕日の見える丘へ

 なんかエロゲーみたいなタイトルだ。

[◆]夕日の見える丘へ

 「思い立ったら吉日」が僕の行動力を表している言葉かもしれない。とりあえず、それは掲示板で知り合った人が夕日の写真をネットに上げているのを見て、急遽夕日を見に行きたくなったので出かけることにした。時刻は午後六時。夕日の時間まであと三〇分しかない。デジカメもOK、自転車もOK……ぬぁ! タイヤの空気が抜けとる!

 空気入れに五分を費やして出発。目指すは夕日の見える丘……京都大学桂キャンパス。京都市西京区にある大枝という小高い丘にある工学研究科・情報学研究科キャンパスである。まだ新設の離れキャンパスであり、まだまだ工事が行われている。おおよその建物は完成しているが、その敷地の広さと建物の立派さは離れキャンパスなのに僕の大学よりもずいぶんといい。これが国立と私立の格の違いかっ!

 それはともかく、丘の上にあるから当然、そこにたどり着くまでには長い坂があるのである。自転車で全行程を走りきるのはつらい。

坂道の向こうの夕日

 自転車を降りて徒歩で京都大学へ。僕は京都大学学生ではありませんが、学生証を求められることもなく当然という感じで自転車を駐輪場に止めて夕日の見やすい位置へと急ぎました。あと一〇分ぐらい。

夕日と時計搭

 夕日と時計搭……京都大学にある時計搭。この時計搭は割りと好きで、このサイトの管理者紹介のところの絵はこの時計搭がモチーフになっています。

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 うーんいいねぇ。夕日に時計搭。それはいいのだけれど、僕の写真の腕が悪くて、あまり綺麗に撮れたとは思いません。やっぱり、生で見に行くのが一番いいですな、今のところは(笑)

街の風景

 しばらく時計搭の周りをうろつき、街の風景を撮ったり。縮小したらあまり良くないね。山の手のお墓とかから見に行くとなかなかいいんだけれどなー。そっちは向きの関係で夕日は見れませんが、夜に星を見に来るには重宝いたします。

 それにしても、暑いですな……しばらくは暑い日が続きそうです。

 その後は京都大学の近くにある公園を歩き回ったりして、夕日が沈みきったところで帰路に着きました。あ、帰りに電機店によってコードや変換プラグを買ってこなきゃ。USB−PCカードはやっぱ買ったほうがいいかねぇ……