六月二五日、日曜日の話
サーバ強化とメディック喫茶

 ネットラジオをしているときにSHOUTcastサーバが落ちるのが気になる……。

[◆]サーバ強化

 ここ最近はネットラジオを聞いており、リレー中継をしては自らネットラジオをしてしまったりしたわけですが、「セグメンテーション違反」によりサーバがストップしてしまう現象が何回か起きています。SHOUTcastは落ちやすいサーバとして知られているようですが、これのことかなぁ。

 さて、前々から思っていたんですが、ブラウザで見ることが出来るサーバ監視システム「MRTG」ではメモリーの使用量が常に満杯状態で一向に空くことがありません。これがウィンドウズならさっさとメモリークリーナーを使うのですが、リニックスにはメモリークリーナーなるものがないようです。検索しても一向に引っかからない。リニックスに関する知識不足ですねー。

 まあそれなら、ということで、メモリーチップを追加することにしました。DDR400の1GBメモリーチップを買うことにします。一枚で一万円はするでしょう。ことサーバのことに関するとお金を出し惜しみしないよなぁ、僕って。ノートパソコンとサーバパソコンの立場が入れ替わる日も近いかもしれん。スペック的には、我が家ではサーバが一番スペック高いです。これでゲームをした日には、ノートで味わった処理遅延ともおさらばできるでしょう。

 さて、メモリーチップを買うことを決定したら、次の懸案事項は一枚買うか、二枚買うか、ということになります。二枚買えばデュアルチャンネルで高速化が出来ます。サーバにそんな高速化が必要なのか知りませんが。たぶん必要ないな……。一時間ほど悩んだ末、二枚、つまり2GBの追加は完全なオーバースペックであると結論しました。合計3GBって、ゲームサーバを抱えなきゃ本当に必要ないでしょう。

 さて、時刻は午後三時を回りました。本当はもっと早くに動きたかったのですが、家族とともに外食していたので適わず。午後四時からのネットゲームでの催しはキャンセルです。最近はあまりネットゲームをしなくなりました。一ヶ月チケットを買ったけれど、そろそろ切れるんじゃないだろうか。まだ三回程度しか入ってないのだが。まあ何分、やらなければならないことがオンラインゲーム外にあるので入る必要がないのである。オンラインゲームを楽しむための準備をオンラインゲーム外でしているのである。何か矛盾している気もするが、そこは多人数で遊ぶオンラインゲームであるから何かと準備が必要です。

 とはいえ、最近はオンラインゲームの閉鎖性に辟易しているというのがあるんですがねー。掲示板のように書き逃げ出来ないじゃないですか。他人と会話するのに挨拶と自己紹介が必要で、何か微妙感が漂う。最近はゲーム管理会社への不満が変な形で噴出し、ゲーム監視集団が出現してしまった。が、どうにも理念もやってることも中学生の思いつきレベルにしか見えない。付き合い切れない。そんなに不満があるならさっさとゲームをやめろよ……。そのゲームが全てじゃないんだから。むしろ、ものすげーちっぽけなもんです。

 それはともかく、サーバです。京都、川原町の寺町通り。京都の電気街と言えばここですが、パソコン関係の店は正味、一〇件もありません。まあ店の間で値段を見比べるのに手間が掛からなくていいんですが。とりあえず、店を回ってDDR400/PC3200、1GBメモリーチップを見ます。大体、一万千五百円で特に差はない模様。そして財布の中には二万三千円で、二枚買ったらちょっと厳しい状況。どーせ、必要になったらもう一枚買うんだしなぁとおもいつつ、店内をぐるぐる回って大きなモニターを眺め、右に通信モニター、左にデータ発信モニター、真ん中に作業モニターなど三つのモニターに囲まれて作業している様子を想像しつつ、一枚だけにすることにしました。必要になったらまた買いに来るわい。

[◆]メディック喫茶

 メディック喫茶。それが通称なのかは知りませんが、「メディックが案内します」と書かれているのだからメディック喫茶でいいのだろう。ちなみに、メディックとは「戦場医療員」のことである。赤十字の腕章をつけて砲撃の中を走り回ったり野戦病院で兵士の手当をする兵士、それがメディックです。

 場所は京都の川原町の寺町通り。駅のほうから信長書店の前を通って三〇秒のところにあるエアーガンショップ。その二階にあまり目立つことなくひっそりとメディック喫茶はあります。たぶん、店前の本物の火炎放射器や本物のライフル銃を使っている姿を撮影してあるビデオに気が付く人はいても、その反対側にある小さな喫茶の看板は気が付かない人が多いでしょう。僕も探してやっと認識できたぐらいだし。

 その店は一回は完璧なエアーガンショップで、数多くのエアーガンにミリタリー服なども売っていて、エアーガンの試射もできる設備があります(とはいえ、小さくてしょぼいが)。サーチライトとかスコープとかは本物にも使えそうだなぁ。

 で、問題のメディック喫茶は二階にあります。階段を上がれば「お帰りなさいませ」とミリタリーファッション服にエプロンのメディックが迎えてくれます。ここまで言えば分かると思いますが、雰囲気がミリタリーなだけのメイド喫茶です。ぶっちゃけ。呼びつけられたら「サーイエッサー」、同じメディック店員(女性)にも「サーイエッサー」、注文を伝えるときには「〜〜からゴーストへ」とコードネームでの呼び合い。しかしネームプレートにはメイド喫茶と同じくかわいらしいニックネーム。伝票を持ってくるのを忘れるのはドジっ娘オプションということなんだろうか。

 とりあえずマイルドエスプレッソを注文して店内を観察。ミリタリー風といえどもミリタリーよりも萌えを優先している性でしまりはない。来ている客はそういう客層であり、もう少し背筋を伸ばしたほうがいいんじゃないかという人たちが集まっており、向こうでダーツゲームで遊んでいる人は良く見れば裸足で、「戦場において大切なのは移動能力」であると考えている僕には信じられない気だるさです。足を怪我して速度が鈍ったところを襲われたらどうする気だ。まあ、ここは戦場じゃないというのはあるけれど。

 いかん、軍に関する私的な考えが出てしまいました。ミリタリーよりも可愛さを重視した気の抜けた敬礼を見たせいでしょうか。親指を目の下に持ってくる敬礼なんて、かっこ悪いぞ……。まあそれはともかく、マイルドエスプレッソを飲みつつさらに店内観察。向こうで一生懸命書き物をしている人は、最初は何か勉強しているのだと思ったら実は漫画を紙に描き写しているだけでした。後ろからは「オレ、もう二六歳だけれど〜」という声が聞こえてきます。僕と三歳違いかよ。意外なのは腐女子(いわゆるオタク女性のこと)でもなさそうな女性が二人いたことで、普通に店員としゃべってる。

 客から目を離して店員に目を向けると、たまたま今日はそういう人が入っているだけなのか、身長が高い人が多かったかな。僕と同じぐらいだったから170cmか。ひとり、身長が低い人がいたけれど、頭一つ分の差があったね。やっぱメイド喫茶のごとく、客とよくしゃべっている店員は多い。やはりコミュニケーションが命なんだなーと思いつつ。僕の隣の男性は「Tシャツ、かわいらしいですね♪」と店員のメディックに話しかけられていました。ちなみに、僕は話しかけられていません。まあ、話しかけられても仕方ないんですけれども。

 で、サーバのメモリーも増やすことだし、どーしよっかなぁ。そういえば、2chのニュー速(VIP)でゲームサーバを募集してたっけ……。僕個人だけだと本当に宝の持ち腐れになる気がするからなぁ。

 さて、メディック喫茶にいることもあってサーバにWWのページでも新設したろーかいと思いつつ(完全に妄想になるが)、代金の四百円を支払い、メディックさんにいってらっしゃいませーと言われ、帰ろうとしたら「傘は大丈夫ですか?」と言われて慌てて取りに戻ったという。気が抜けているのは僕も同じだな……。はぁ。

[◆]メモリー追加

 家に着いたら早速メモリー追加。ついでに内部清掃もしておきます。

 BIOSに入ってメモリーが認識されていることを確認しました。ここで、DDR400メモリーなのにやっぱりDDR333と認識されているのを見て、オート設定からDDR400にしました。これでさらにメモリーが高速化され、いろいろと好都合になると思います。それにしても、なんかCGIがうまく動いていない箇所があるのですがどういうことだろう。パーミッションもあってるのに500インターネットサーバーエラー。うーむ……。