六月一七日、土曜日の話
THE DAY OF SAGITTARIUS V

 涼宮ハルヒ、アニメなら十一話、小説なら「暴走」の『射手座の日』に登場したゲーム。それが、実現しようとしています。

[◆]ニュース速報VIP板にて

 ずいぶんと日記をほったらかしにしてました。さらに言えば、オンラインゲームに千五百円払ったのにほとんどログインしていません。大体の人は予想できていると思いますが、2ちゃんねるの掲示板に張り付いているせいです。掲示板で固定ハンドルを使って書き込みをしているうちに掲示板でのキャラクター性が染み付いてしまい、なかなか掲示場を離れなくなりました。まあ、ジャズを聴きながらただ雑談をしているというのは、オンラインゲームでモンスターを殴っているよりも性にあっていると言えます。自分が強くなるよりも、多くの人としゃべりたいと言いますか。しかも、掲示板のほうは常時百人以上の目に晒されており、開放的です。空気を読まないレスをすれば即座に袋叩きにあう……殺伐としていていいですねぇ。駆け引きが面白い部分があります。

 さて、ネットラジオにてジャズを聴いている傍ら、涼宮ハルヒ、アニメなら十一話、小説なら「暴走」の『射手座の日』に登場したゲーム、『THE DAY OF SAGITTARIUS V』を再現しようとするスレッドが立ち上がりました。そのスレッドを見て、半日かけて小説を読み直してゲームの仕様書をまとめたりしていました。一つの仕様につき確証となる記述がある部分のページ数と行数を全て抜き出しました。客観的に見て無駄にいい仕事をしたと思います。主観的には楽しくてやってるんだから全く問題なし。休日の使い方なんて、本人が一番分かってます。

 参考:『THE DAY OF SAGITTARIUS V』まとめサイト

 僕の仕様書はそのまま採用されて、まとめページの主要コンテンツの一つになっています。一時はサーバの貸し出しもやろうかと思ったのですが(こういうときのためのサーバだろう)、うーん、場所が悪い。相談をしているのが2ちゃんねるニュース速報VIPだというのが怖い。なんともすれば、実は僕の個人情報(本名、住所、電話番号など)はいつでも閲覧可能なように公開されています。しかも、隠すことが仕様により出来ない状態になっています。

 それを知った瞬間、自分のサーバが結構厳しい立場にあることを知りました。こだわりの代わりに払わなければならなかったカードはずいぶんと大きかったようです。まあ、指摘されたら両手を挙げて降伏するしかないでしょうかね。いざとなれば匿名性を捨てざるを得ないでしょう。まあ、今のところばれても何か問題があるとは思えないのですが。

 さて、『THE DAY OF SAGITTARIUS V』、大体夜遅くにプログラムが出来る方、絵が描ける方、情報を集める方が集い、作製されています。それ以外の時には話が進まないため、スレッドが落ちないようにひたすら保守が続けられています。それだけ、期待が高いということなんでしょう。VIPで話題に保守専門の人が出るのは極めてすごいことなんです(まあ、大抵は自動保守スクリプトだけれど。が、これが利用されるほど期待の高いスレッドはそうない)。

 というわけで、些細ながらも時間をとることをしつつ、まったりコーヒー飲んでます。しっかし、こういうコミュニケーションの場を複数持つとそれぞれに対して相対的に客観視出来ますね。オンラインゲームの今起こっている問題の大半が、非常に馬鹿馬鹿しい話で埋まっているということが分かります。あんなことで騒いでて疲れないんだろうか……。まあ、元から参加してない人間が口を挟むことじゃないんでしょうが(笑)。

 オンラインゲームで法規制? ありえねー。法がゲームを守るとでもいうのか。ありえねーー。そんなことをするぐらいなら、国内でのRMTができるオンラインゲーム事業を全て禁止にしたほうがよっっっっぽど手っ取り早い(法が関るほど問題になるのはお金が絡んでいるものだけだ)。

 オンラインゲーム内でデモ活動? パソコンの中で活動することに何の意味が? 遊ばれてるだけじゃないのか、と思うのだが。

 ( ´O)η ファ〜。就職活動しないとなぁ。

 それはそうと、スレッドを立てて「おつ!」と言われるとちょっと嬉しいですね〜。