五月二一日、日曜日の話
従弟の家に宿泊

 うぇーい、バイオ4徹夜プレイー!

[◆]バイオ4徹夜プレイ

 従弟の家に約束した午前十時ごろに行きました。従弟は夜遅くまで何かやっていたようで、僕が来てもずっと寝たままでした。気分は悪いですが、もはや従弟はいつもこの調子なので放っておくことに。

 従弟が起きるまで、七〇歳を越えた現在も仕事場の前線で働いている祖母としゃべっていました。今は亡き祖父にろうそくの火と線香をあげ、祖母と就職活動についての話などをしていました。いやー、経験を積んで今なお仕事で働いている年配の人に話を聞くのは有意義なもので、いろいろと経験が積まれたであろう意見を聞くことができました。

 たとえば資格。「資格とは、高級そうなすし屋の店先の値札である」。資格という値札を出していなければ、客にはその店の寿司が高いのか低いのか判断が付かず、素通りしてしまうか、中に入ってからその値段の高さにびっくりして結局入店をやめてしまうか、と言うことになりかねない。先に値札を出しておけば、その値札で寿司を食べようと言う客が来るわけで、資格を持っていることはその資格で採用しようという企業が現れることを意味する。

 親からも妹からも「資格を取れ、資格を取れ」と言われてきましたが、いままで説得力がなくてスルーしてきました。しかし、ここにきてようやく資格というものの価値が分かった気がします。やっぱ経験者の意見は中身があっていい。もう少し早くこの話を聞けていたらねー。四回になった今では、かなり苦境としか言いようがない。

 十二時ごろになってようやく従弟が起きだしてきて、ようやくバイオ4のプレイに。しかし、従弟の家に泊まりに来たのは従弟がバイオ4のストーリーを見たいと言ったからで、それならストーリーをしっかり見ておくのが普通だと思うのですが、従弟は普通にオンラインゲームのほうに行ったり。中途半端だ。まあ、僕は勝手にやらせてもらうからいいとして。

 要所要所で従弟に声をかけつつ、六時間ほどしてバイオ4の激ヤバ難易度に限界を感じました。敵が強すぎて、また主人公が弱くてとても泊りがけでプレイしてもクリアできそうにない、と思ったからです。そういうわけで、六時間のプレイを捨ててノーマル難易度で開始。ノーマル難易度はこの前クリアしたセーブデータが使えます。つまりは最高の装備状態でのプレイが可能。進行速度も四倍は期待できるでしょう。

 事実でした。「何この殺戮ゲーム」と思うぐらい、簡単に敵が死んでいきます。流石は最強レベルまで鍛えた武器類。マシンピストル最強説浮上です。敵を掃射することができます。さくさくとプレイしていき、ボスもロケットランチャーで瞬殺したりしましたが、肝心の従弟は本当に要所しか見てない。よっぽどオンラインゲームから離れられないようで。

 と、いうわけで夕食のラーメンをいただいた後はバイオ4を徹夜プレイし、クリアしたのは明け方。プレイ時間は12時間と、意外と掛かりました。バイオ4はやはり、今までのシリーズに比べるとかなりのボリュームになっているようですね。

 明日の日記に続く。