五月 三日、水曜日、憲法記念日の話
ブログバトンなるものを受け取ってみる

 本当はここ、(世間一般でいう)ブログじゃないんですけれどねぇ。まぁいいか。

[◆]好きな漢字バトン

 確認したところ、日記サボってる間に二人の方から同じバトンが回ってきているようです。(Thx> 巷さんガヴさん
 二人して僕には「(漢字を当てはめるなら)塊以外に思いつかん」ということ。おぉぉぉーーけぇぇぃぃぃ!! 判ってらっしゃる(ぉ

 では、分けられるところは分けて分けられないところはまとめて考えてみましょう。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

―好きな漢字を3つ―
「塊」 これはもはや外せないね。全ての存在、事象、意味というものはさまざまな要素から成り立つ塊である。何かひとつでも要素がかけ落ちればまったく違う塊が生まれるだろう。自分たちが生きている世界は、そういうところであり、そのことを認識することは大変に重要なことだろう。
「転」 すべては移り変わり回っていくものである。悠久不変のものは存在せず、それは神に対しても逃れることのできないものである。
「変」 みんなと足並みを揃えることは社会的に有意義であるとは言え、個人の可能性を潰すことにつながる。もしも自分を生き長らえさせたければ、周りの人間を掻き分けてでも違うところに行かねばならないだろう。その覚悟がある人はそうそういないが。



―前の人が答えた(回した)漢字に対して、自分が持つイメージは?―
◆巷さんより――
「字」 一世一代で終わるはずの知識と経験を次世代に残すために生まれた、偉大な発明品。これがあるおかげで、人類はここまで来れたのだと思う。
「自」 命以上に大切なもの。命があっても、植物人間ではあまり、生きてる意味はないだろう?
「時」 有限の消耗品。しかし、大抵は無駄に消費する。

◆ガヴさんより――
「痕」 経験の跡。痕が多ければ多いほど経験が多いことがわかるが、場合によっては命知らずな存在なのかもしれない。動物であれ、植物であれ、大地であれ、それ以外であれ。
「血」 飲んでもおいしくないのに、匂いだけで興奮してくる。また、全身を駆け巡る血には力がある。心臓に耳をつければ、落ち着くだろう?
「空」 ソラはカラであり、カラはソラである。つまり、巨大なソラを好きな人は、巨大なカラになりたいのかもしれない。詰め込まれるのは疲れるんですよ。



―次の人に回す漢字を3つ―
 そんなの決まってる。「塊」「転」「変」。これだね。



―大事にしたい漢字を3つ―
「生」 全ての存在、事象、意味――「世界」とは、生きることに付随するものである。生きているからこそ、世界に振り回され、世界を振り回すことができるのである。
「死」 まあ、どんなことでも終わりは来る。だからこそ、為すのが楽しいとも言える。終わりが来ないゲームなんか、誰もしてないだろう?
「愛」 要するに、幸せが一番ってことです。別に誰かを愛するということだけに限らず、愛というのは幸せにつながってるんすよ。



―漢字の事をどう思う?―
 漢字というのは世界に類を見ないものすごく便利な言葉である。その表意性はアルファベットを軽く超越し、たとえば放物線なんていう単語は実際に見たことがなくても小学生に理解してもらえるだろう。また、たとえば字幕式の外国映画なんかを見ていると、漢字二文字で済むような表現に単語をいくつも並べ立てているところを耳にしたりする。日本語研究の第一人者である金田一晴彦氏は「日本語」の中で、漢字の効用を見て「新しい単語の作りやすい文字」であると説明した。かく言う僕も、漢字を使った造語を作ったことはいくつか例がある(塊素なんていう単語、辞書にないでしょ? しかし意味はわかるという)。
 まあ、まとめると、実に使いやすい文字だということである。生まれたときから付き合ってることも大きいだろうが……。



―最後にあなたが好きな四文字熟語を3つ教えてください―
「世塊転生」 オリジナルの四文字熟語って、好きな漢字全部はいっとるやね。「世界という塊は回り回りに移り変わって生きていくものである」。生きる指針系熟語。
「奇想天外」 非常識なところから始めましょう。
「率先躬行」 誰もやらないなら自分がやる。そのほうが早く終わって楽なことが多い。



―バトンを回す7人と、その人をイメージする漢字を―
「大」 僕の親友のイチノイカズイ君。彼は間違いなく大きい存在である。将来、何か面白いものを釣ってくるに違いない。
「浮」 僕の大学先輩である焔朱さん。地に足がついているようには見えない。代わりに、色々な物に手が伸びていそうだ。
「昂」 僕の小説友達の夕霧猫君。テンションが高めの人でおもしろい。
「跳」 僕のネット友達の神威君。落ち着きが出るのはもっと経験を積んでからの話だろう。今はまだ、跳ねているほうがいいだろう(笑)
「緩」 ネットゲーム友達のalfredさん。この人は急ぐことはなさそうだ。もげら。
「牽」 ネットゲーム友達の桜音さん。もー引っ張られまくりです。牽引牽引。
「柔」 ネットゲーム友達の白凪さん。あの人は柔らかいよ、うん。ぽやんぽやんしてる。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 こういう「ブログバトン」の発祥はなんだろうか、と考えると、やっぱ各人のブログに人を流して活性化させるのが狙いなんだろうなぁ〜。とか思いつつ、ブログのバトンを探してみたら元は外国から流れてきた音楽に関する「Musical Baton」が日本では初らしい。その前の起源についてはよく分かっていないようだ。参考:はてなダイアリー「バトン」

 まあ、こういうのも楽しいかもですねー。