三月一九日、日曜日の話
FF12に三時間

 コンシューマーゲームで遊ぶのもなかなか楽しい。

[◆]FF12

 主人公の幼馴染が悪役賞金稼ぎにさらわれたーぞー、助けに行かなきゃー。と、いうことで、FF12をプレイしています。なかなか面白いシステムになってます。

 ストーリーを簡単に説明すると、まず世界には帝国と王国の二大勢力があり、世界の覇権を争っていて、その二つの国の間に挟まっている小国が次々と滅ぼされている、と。主人公は二年前に滅ぼされた国の国民の一人で、17歳の孤児である。祖国を滅ぼした帝国を疎ましく思い、宝物庫から宝石を盗み出そうと画策。その宝石を盗み出したと同時に空賊の二人と会い、さらには反乱軍の襲撃にも巻き込まれ……なんかいろいろとあるのである。うん。

 移動などは全て3Dで行なわれるのは現代の基本となっているが、戦闘システムが少し面白くなった。従来は道を歩いていたら突然モンスターとエンカウント、画面が切り替わってバトルスタートが普通であったが、今回は古くはゼルダの伝説、今はオンラインゲームに見られるようなシステムになっている。つまり、通常状態時から歩いているモンスターが見えており、近づくと自動で武器を取り出してそのまま戦闘開始。敵に近づかないようにするのも攻撃を仕掛けるかどうかもプレイヤー次第となる。なお戦闘中に別のモンスターが近づいてくるとそのモンスターも戦闘に参加してしまうので、下手をすると戦いっぱなしになる事も。立ち回りにも気をつけなくてはならない。

 戦闘に関してはリアルタイムを意識したのか自動化が可能である。事前にキャラ一人一人に対して戦闘時にどう動くかプログラムすることができ(HPが50%以下になった味方に回復アイテムを使用、パーティリーダーが狙っている敵を攻撃、など)、プログラム次第では仲間が役立たずになることもある。全員を自動化していれば、あとはモンスターに近づくだけでプレイヤーが操作しなくても戦闘が始まり、終わる。回復なども全て自動でできる。逃走に関しては文字通り戦闘を放棄して逃げる事になるが、敵を振りきれるかどうかはプレイヤーの操作技術にもよる。壁にぶつかって止まれば戦わざるを得なくなる。また、逃げた先にもモンスターがいることがあるわけで、その場合は追いかけてくるモンスターが増える。ぎゃーす。

 モンスターを倒すと経験値のほかにライセンスポイントというものが獲得でき、それを利用する事で新しい種類の武器や魔法が使えるようになる。

 お金はモンスターが落としたアイテムを売る事で獲得。モンスターを倒せばお金がすぐに入手、というものではなくなった。いかにもオンラインゲームのシステムを受けついている。FF11のノウハウだろうか。

 今のところ、システムに不満はないですね。ただ、回復アイテムの消費がやたらと激しく、すぐに空になります。それなのにお金がすぐに底をつくのが……結構、稼ぐために時間をかけねばならないかも。あと、街の人が多すぎ! 街も広いが、人も多い。全ての人にしゃべりかけられるわけじゃないんですが(ただ座ってる人とか歩いている人とが多い)、それでも多いです。しゃべりかけられる人が周辺マップに表示されているんですが、なんかもう凄いなぁ。あと、喋る内容も少し小難しいかも。対象年齢が上がっているような気もします。まあ、雰囲気は分かるでしょうけれども。

 ムービーとかは綺麗ですねー。ずいぶんと科学力のある時代らしいので、飛行艇とか飛行戦艦とか飛び回っています。スターウォーズを思い出させる。
 そんなところでしょうか。大体、一日に三時間ぐらいの速度でやってます。プレステ2がいまだに動いてくれるのがありがたい。このプレステ、かなり初期のやつなんですよね。メモリーカードがないとDVDをみられないやつです。ソニータイマーは発動してません。わほーい。

 昔は「ゲームは一日一時間」という決まりがありましたが、やはりこの年になるとその決まりは向こうになったようで。三時関しててもとやかく言われません。むしろ、こっちで遊んでいるのが親としては珍しいようです。まあ、大学に入ってからと言うもの、ずっとパソコンで作業し続けてきましたしねぇ。親の見える範囲で遊ぶという事がなかなかなかったんですよ、ここ三年間。親としゃべりながら遊ぶのも、まあ面白い物で。

 やっぱパソコンに向かってるだけじゃいかんね、人間(綺麗なまとめ)。

[◆]ブラウザの調子悪し?

 んー、調子が悪いという表現もあれなんだけれども。多分、システムバグだろうし。原因がよく分からないので報告も難しい。

 ページ巡回をしていると、よくページが真っ白になるんですよ。で、何だと思ったら文字エンコードが間違ってて読めなくなっているんです。エンコードがSHIFT-JISのページなのにEUCで読み込んでいるとか。どうなっているんだろう。ブラウザ側の設定を何処かでいじったのだろうか。

 おかげで、ページを新しく表示するたびにエンコードを手動で設定しなくてはならない事が多くなりました。大抵、このように設定しなくてはならないのは、ページのエンコードキャラセットの宣言をページタイトルタグよりも後にしているページですね……。

<html>

<head>

<title>〇六年 三月一九日</title>

<meta http-equiv="content-type" content="text/html;charset=shift_JIS">

<link rel="stylesheet" type="text/css" href="../diary.css">

</head>

 こうなっているページ。本当は、エンコードキャラセットを先に宣言しないと駄目らしいんですよね。宣言する前に全角文字が来るとまずいらしいです。そして、上のようなヘッダー構成になっているページを見にいくと、僕のブラウザではエンコードキャラセットのミスリードが起きる、と。

 意外とエンコードキャラセットよりもページタイトルを先に宣言しているページは多いです。そして、そのほとんどはホームページビルダーのようなページ作成ソフトによって作られたものです。僕のようにHTMLソースを直接いじれる人は少数派であり、ウェブページ作成ソフトでこの順番を入れ替えることができるか不明であり、つまりは、ブラウザがしっかりと判定してくれるようになるまで手動でエンコードを設定しないといけないということです。

 めんどっちいのぅ。