二月一一日、土曜日の話 [◆]神の行動はすごかった
今朝、夢を見たんですよ。自分が神になるというナイスな内容の。 ----------------------------------- そこは海に面した街で、表面上は何もない穏やかな街だった。内面に関しても、一部の事を除けば概ねは静かなものだったに違いない。神がいた事を除けば。神はWW軍服を着込み、帽子を正した後に崖から飛び降りて海へとダイブし、そのまま海のそこへと着地、そこから飛び跳ねて高速で移動を始めた。水の抵抗は全くない。海の底であるにもかかわらず、海水は存在しないかのごとく、神は陸地を移動するように太陽の光を受けている海の底を移動していった。 そして、ある地点に来た時に海から飛びだし、眼下にあるコンテナ群の上へと飛び降りた。コンテナの上から見下ろす先には、一人の男が複数の男に私刑にあっていた。男達はこちらの存在に気がつき、懐から銃を取りだし、首をねじ切られて絶命した。倒れ行く男の体の後ろ、神が男の頭を片手に持って他の男達を見ていた。男達はまだ振り向けなかった。圧倒的な存在感を感じているにもかかわらず。 一人は神に顔面を捕まれそのまま砕かれた。一人は胸を突き破られて背骨ごと内臓を引きずり出された。一人は、一人は、一人は。最後に残ったのは私刑の被害者だけだったが、彼は呆然と見ていただけだった。死んだ男達の体はすでに砂になり、風に流されていた。 何か会話があったわけでもない。その男は立ち上がり、神が差し出した機関銃を手にした。いつの間にか、男の体にあった怪我は消え、服は黒くなっていた。その男はその夜、自分を私刑に処したやつらの住処へと赴き、中にいたら奴らを皆殺しにし、金を奪い去った。その後の行方はわからず。 神は今日も海の底を飛び跳ねる。ただ、この世界を見て回るために。 ----------------------------------- 起承転結まできっちり見れたのは久しぶりだなぁ。そういや、今日は布団がずれてベッドから落ちてなかったな。(^▽^) ハッハッハ ちなみに、文中の「WW軍服」というのは絵画展覧室の「BEの絵置き場」の「戦いに向けて」に資料があります。ここも整理していかないとなぁ。 つーか……絵がへたくそ。( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ |
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