一月 七日、土曜日の話
靴ー靴ー

 靴を注文したらサイズを間違えた(´・ω・`)

[◆]「守る」と「護る」

 日本の言葉というのは時々にして面白いものが混じっていることがある。例えば、として挙げたくてもなかなか挙げられないのではあるが、今回は「守る」と「護る」について。……正確には「護」という字について。

 漢字というのはほとんどに部首があり、それぞれに特定の意味を持っている。草冠を部首に持つ漢字は大抵植物関係だ。さんずいを部首に持つ漢字は大抵が水に関係するものだ。……漢字の「漢」はさんずいなんだが、これはどうなんだろう……。

 それはまた今度にすることにして、「守る」と「護る」を見た場合、なんか変な感じがするのである。「法律を遵守する」、「依頼人を護衛する」のように、「守」の字は部首にウ冠を持ち、ウ冠は家屋のこと。「護」はごんべんで言葉や心情のことだ。それなのに、これらの漢字はお互いの立場が逆転している。ウ冠は物理的な事なのに「守」は精神的な事を“まもり”、ごんべんは言葉や心情の事なのに「護」は物理的な事を“まもって”いる。神様なんかになるとどっちもまもらなきゃならないからか、「守護神」なんて呼ばれたりする。

 詳しい事は判らないのだが、部分で見る漢字の意味と実際の漢字の意味合いが違うというのは割りと珍しいのではないかと思う。長く文字と付き合ってきたから、何回か目にしていたけれど……割りと面白いもんだな、と思う。

[◆]靴の注文をした

 今回注文に踏み切ったのは総額三万七百二十五円の靴です。足周りは重力に縛られている人間だからこそ一番のウィークポイントであり、気をつけねばならない事から靴はわりと重要な装備であると言えます。いざという時には本気で品質の問われる部分です。まあ、例えば地震が襲って来ても破片だらけの道を歩く事ができます。ちなみに、地震で即座に潰されて死ぬ事はどう転んでも仕方ないので考慮に入れてません。靴の品質は完全に関係ないので。

 まあ、装備を整える事は災害に対しての対抗策というのもあるのですが、おそらくは「危ない事には触らないで生きていこう」という態度が気に入らないからだと思います。別に体術や訓練を受けているわけじゃなく、完全に素人なんですが、それでも装備を整えて置けばある程度は底上げされます。靴だけでどうにかなるもんでもないと思いますけれど。そこはあれです、来たるべき完全装備を目指して……。

 注文した靴がアメリカの警察特殊部隊で使われている靴だとお父さんに言ったら、「大学生の間はどんなかっこうしてもいいけど」とものすごく冷めた事言われました。確かに今は平和ですけれどねぇ……僕は別段、自分は事故や事件で死なないなんて思ってないので、ある程度の自衛手段は必要だと考えているだけです。ところで、今の世の中では「自分は事件や事故で死ぬはずがない」と自分を特別視している人が多いらしいですが、あれって本当なんでしょうかね? まあ、事件が起こった直後にしか自衛手段を持たない人々を見ればそういう気もしますが……。

 ところで、最近はめっこう夜型というか、朝の十時以降にしか起きられないという体たらくなんですが、おかげで夜の活動時間が少し延びてます。大体午後二時ごろに就寝ですかね。しかし、そのころになると実は頭が中途半端にしか回ってくれなくてキーボードの打ちミスは多発し、何回も確認しないと注文の一つもできないような中で、注文してみたら靴のサイズを間違えて注文してたというまさかの凡ミスが注文確認メールで判明し、慌てて店への連絡メールで靴のサイズを間違えた事を知らせました。

 今回のミスは注文時にスカイプでしゃべっていた従兄弟の指摘で気が付きました。ありがとうございました。

 さて……あとはサイズ変更メールに対する返信をみて、お金を払いましょうかね……。